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【JCB CARD W】JCBカードWのメリットデメリットとポイント還元率| 限度額、締め日をFPが解説

JCB CARD W(JCBカードW)のポイント還元率、年会費、締め日をFPが解説

本記事では通常のポイント還元率が1%、加盟店でのポイント還元率が最大5.5%のクレジットカード「JCB CARD W(JCBカードW)」について、メリットデメリット、ポイント還元率、年会費、締め日などをファイナンシャルプランナー(FP)資格の最高位であるCFPを持つ筆者がわかりやすく解説します。

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【JCB CARD W】JCBカードWのメリットデメリットとポイント還元率| 限度額、締め日をFPが解説

まずは20秒でわかるようにJCBカードWの概要とメリットデメリットをまとめました。

<JCBカードWの概要とメリットデメリット>

・ポイント還元率は1.0%~5.5%

・貯まったポイントはnanacoポイントや楽天スーパーポイントに交換できる

・海外旅行保険は利用付帯タイプ、国内旅行保険は付いていない

・カードの締め日は毎月15日、支払日は翌月10日

・クレジットカード発行手数料、年会費は無料

・39歳以下の人しか申し込めない

 

<JCB CARD W公式>

JCB CARD W公式

それでは、ここからJCBカードWの詳細について解説していきたいと思います。

 

JCB CARD W(JCBカードW)のポイント還元率は 1.0%~5.5%

ポイント還元率とは、「クレジットカードをいくら使うといくら分のポイントが貯まるか」の割合のことを言います。例えば、クレジットカードで10,000円分のお買い物をして50円相当のポイントが貯まった場合には、50円÷10,000円でポイント還元率0.5%ということになります。一般的なクレジットカードのポイント還元率は0.5%程度に設定されている場合が多いです。

JCBカードWを利用すると1ポイント5円相当として利用することができる「Oki Dokiポイント」が貯まります。JCBカードWのポイント還元率は、カードの利用シーンごとに異なり、整理すると以下のようになります。

 

<ポイント還元率1.0%>

・通常のお買い物

JCBカードWでは、通常のお買い物で1%のポイント還元率となります。一般的なクレジットカードのポイント還元率が0.5%程度であることを考えると、これだけでもかなりお得なカードですね。

 

<ポイント還元率1.5%>

・昭和シェル石油でのガソリン代の支払い

 

<ポイント還元率2.0%>

・amazon(アマゾン)でのお買い物

・セブンイレブンでのお買い物

 

<ポイント還元率5.5%>

・スターバックスでのお買い物

 

amazonやスターバックスなどJCBカードWの提携店舗でのお買い物に利用するとポイント還元率は最大で5.5%まで跳ね上がります。上記の提携店舗で日常的にお買い物をされる場合は、こちらのカードを利用することをおすすめします。

 

ポイントの付与計算と加算時期

JCBカードWにおけるポイントの付与は、月間の利用額1000円につき2ポイント(1ポイント5円相当)となっており、1,000円未満の利用金額は切り捨てになります。

なお、ポイントは毎月15日までの利用分に対して、翌月10日にポイントが付与される仕組みになっています。

 

Oki Dokiポイントの使い道、交換先

JCBカードWの利用で貯めたOki Dokiポイントは、各種電子マネーとして使えるポイントに移行できます。移行するポイントの種類ごとに還元率が異なりますので、最も還元率の高いnanacoポイントへの移行がおすすめです。

 

<nanacoポイント>

Oki Dokiポイント1ポイント→nanacoポイント5ポイント

※交換単位は、200ポイント以上1ポイント単位

 

<楽天スーパーポイント>

Oki Dokiポイント1ポイント→楽天スーパーポイント4ポイント

※交換単位は、200ポイント以上1ポイント単位

<Tポイント>

Oki Dokiポイント1ポイント→Tポイント4ポイント

※交換単位は、500ポイント以上100ポイント単位

 

Oki Dokiポイントの有効期限と失効ルール

JCBカードWの利用で貯めたOki Dokiポイントの有効期限は「ポイント獲得月から2年間」となっています。ポイントを貯めたり使ったりするには十分な期間が設定されていますので、使い忘れて失効してしまった、ということがないように早めに使ってしまうのがよいでしょう。

 

JCB CARD W(JCBカードW)の海外旅行保険は「利用付帯」タイプ

JCBカードWの海外旅行保険は、「利用付帯」と呼ばれるタイプで、リクルートカードで国際航空券、国際船舶のチケットやパッケージツアーの料金を支払った場合にのみ海外旅行保険が適用になります。

 

<海外旅行保険の補償内容>

傷害死亡・後遺障害最高2000万円
傷害治療費用1回の事故につき100万円限度
疾病治療費用1回の事故につき100万円限度
賠償責任1回の事故につき2000万円限度
携行品損害年間20万円限度
救援者費用年間100万円限度
付帯条件利用付帯

 

JCB CARD W(JCBカードW)に国内旅行保険は付帯していない

JCBカードWには国内旅行保険は付帯していません。

 

JCB CARD W(JCBカードW)にはショッピング保険が付帯

ショッピング保険(ショッピングガード保険)とはクレジットカードを利用して購入した商品に破損があったり、盗難してしまった場合に適用される保険のことです。JCB CARD Wの場合には、海外でのお買い物に対しショッピング保険が適用になります。(国内でのお買い物には適用なし)

 

<補償金額>

年間100万円まで

<適用条件>

・JCB CARD Wを利用して購入した商品に係る損害であること

・海外でのお買い物に係る被害であること

・購入日から90日以内に申請をすること

 

JCB CARD W(JCBカードW)の締め日と支払日

JCBカードWでは、利用金額の締め日と支払日は以下のように設定されています。

 

<締め日>

請求金額の締め日は毎月15日

 

<支払日>

支払日は締め日の翌月10日(銀行休日の場合は翌営業日)

(例)

わかりやすく例をあげると、2月16日~3月15日の間のカード利用代金を4月10日に支払うイメージになります。

JCB CARD W(JCBカードW)の締め日と支払日のイメージ図

 

JCB CARD W(JCBカードW)で選べる支払方法

JCBカードWでは支払方法を下記の中から選択することができます。リボ払いや分割払いで金利手数料を支払うと、あっという間にポイント還元率以上の損失が出てしまいますので、できるかぎり金利手数料の発生しない支払い方法を選択してください。

 

<金利手数料なし>

・1回払い

・2回払い

・ボーナス1回払い

 

<金利手数料あり>

・分割払い(3回払い以上の分割払い)

・リボ払い

 

JCB CARD W(JCBカードW)の利用限度額と上限金額

JCBカードWの利用限度額は審査により10万円~100万円の間で設定されます。

利用限度額とはそのクレジットカードを使用してどれだけの金額の買い物ができるかとの上限です。この利用限度額は毎月の支払金額のことではなく、クレジットカードで買い物をした金額のうちまだクレジットカード会社に支払っていない金額のことになります。例えば、7月~11月の間に12月のボーナス一括払いで支払いをしている場合、7月~11月の間のお買い物の合計額がクレジットカードの利用限度額の範囲内である必要がありますのでご注意ください

 

<利用限度額とは?>

✖  毎月の利用限度額

〇 クレジットカード会社にまだ支払っていない金額の合計

 

利用可能額の初期設定は、審査を受けた時点での個人の収入や職業によって異なり、正社員など定期的な収入のある方の場合には高めに設定されていたり、一方、フリーターや専業主婦のように定期的な収入がない方の場合には10万円など低めに設定されたりします。

利用可能限度額の初期設定が低く設定されてしまった場合であっても、クレジットカードを定期的に利用して支払いをきちんと行っていれば後日利用可能限度額を上げてもらうことも可能になります。

 

入会費、年会費、解約手数料などの費用は?

<JCBカードWを保有すると掛かる費用>

入会金無料
カード発行手数料無料
年会費無料
解約手数料無料

入会金、カード発行手数料、年会費、解約手数料はすべて無料となっています。

 

JCB CARD W(JCBカードW)で選べる国際ブランド

jcb

JCB CARD W(JCBカードW)で選べる国際ブランドはJCBのみとなります。クレジットカード会社のJCBが発行しているカードなので当たり前と言えば当たり前ですね。国内では幅広く使えるJCBですが、海外旅行に行く場合には地域によって使いづらい場合もありますので、VISAやMastercardのクレジットカードも併用するようにすると良いでしょう。

 

JCB CARD W(JCBカードW)の申し込み資格は39歳以下

JCB CARD W(JCBカードW)の申し込みには以下の条件を満たしていることが必要です。

 

<申し込み資格>

・18歳以上、39歳以下であること

・カード契約者本人または配偶者に安定継続収入があること

※39歳までに申し込みをすれば、40歳以降になっても使用できます。

 

ETCカードは無料で作成可能

JCB CARD W(JCBカードW)ではETCカードを無料で発行することができます。

 

JCB CARD W(JCBカードW)のポイント還元率、年会費、締め日のまとめ

JCB CARD W(JCBカードW)は、通常のお買い物でのポイント還元率が1%と高く、利用シーンによっては最大5.5%の高還元率が実現できるカードです。申し込みが39歳以下に制限されていますので、気になる方はお早目の申し込みをおすすめします。

 

<JCB CARD W公式>

JCB CARD W公式

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この記事を書いている人

モチタケ

・資産5000万円ほどを運用する個人投資家
・平日は東証一部上場企業本社のファイナンス担当(転職4社目)
・投資、副業、転職などのノウハウを配信
・東京都在住、ネコが好き

【保有資格】
・日商簿記1級
・税理士試験(財務諸表論、法人税法)
・CFP(ファイナンシャルプランナー)
・TOEIC900 など

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