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ANAの株価推移と株主優待・配当利回りまとめ |今後の予想見通しと買い時

ANAの株価推移と株主優待・配当利回りまとめ |今後の予想見通しと買い時

本記事では株式投資の銘柄選びをされる個人投資家向けに、ANAの株価推移、株主優待、配当利回り、今後の予想見通しなどの分析情報を、フィナンシャルプランナー(FP)の最上位資格であるCFPを持つ筆者がまとめています。

当ブログでは株式の長期保有により短期的な価格変動のリスクを回避しつつ、株主優待や配当金で長期安定的なリターンを得る投資戦略を推奨しています。長期投資でリターンを得るためにはその企業の事業内容や将来性を良く調べて、購入後も株主優待や配当の継続が期待できる銘柄を狙いましょう。

ANAの株価推移(配当込)と株主優待・配当利回りまとめ |今後の予想見通しと買い時

まずはANAの株価の推移と、株を購入した場合の利益の目安となる株主総利回りを見てみましょう。

株価については、単純な年度末の終値と、長期投資の際に参考になる配当込の終値をグラフ化しています。

また、株主総利回りは当初の株価を基準として、各年度に【配当+株価上昇】でどれだけの収益が得られるかを率にしたものです。

 

<ANAの株価推移(配当込)と株主総利回り>

ANAの株価推移(配当込)と株主総利回り

 

ANAの直近の株価と買付情報は以下の通りです。購入は100株単位になりますので、ANAの株式の購入には現時点で約28万円が必要です。

 

<ANAの直近の株価と買付情報>

上場市場東証第一部
証券コード9202
業種空運業
株価2,800
単元株数100
最低買付価格280,000

2020年3月11日時点

 

ANAのPERとPBRの推移【株価の割安・割高のめやす】

ANAの株価が割安か割高かの判定に役立つ、PERとPBRの推移をグラフにまとめました。

 

<ANAのPER・PBRの推移>

ANAのPER・PBRの推移

 

PERとは株価収益率(Price Earnings Ratio)のことをいい、株価が一株当たり利益の何倍になっているかを表しています。例えば、一株当たり利益が100円の会社の株価が1000円であればPERは1000円÷100円=10倍となります。

また、PBRとは株価純資産倍率(Price Book-value  Ratio)のことをいい、株価が一株当たり純資産額の何倍になっているかを表しています。例えば、一株当たり純資産額が1000円の会社の株価が1000円であればPBRは1000円÷1000円=1倍となります。

このPERやPBRをいろいろな銘柄と比較することで、その銘柄の株価が割安か割高か判断することができます。

 

<ANAの株価の割安・割高の目安(直近)>

株価2,800
一株当たり利益331※19年3月期
一株当たり純資産3,285※19年3月期
PER8.5
PBR0.9

2020年3月11日時点

 

<ANAのPER、PBRの比較>

PERPBR
大型株平均(加重平均)13.31.120年2月末時点
空運業 業界平均7.40.820年2月末時点
ANA8.50.9

 

 

今後の株価の見通しを判断したり、割安な銘柄を見つけるためには、日々の経済動向に関心を持つことや個別銘柄についての情報収集が大切です。

株の勉強や情報収集に使うツールは有料のものが多いですが、無料で利用できるものもあります。特にファイナンシャルアカデミーの株式投資セミナーは無料の割に情報が充実していて、WEB受講は1000円ですが、会場受講は無料なので、一度足を運んでみると勉強になると思います。

【無料で学べる株式投資セミナー】業界大手ファイナンシャルアカデミー

 

【無料でメールで届く注目銘柄情報】勝ち株ナビ

 

【無料で使える株式情報サイト】ゴールドリサーチ

 

配当利回りの推移と権利確定日【配当金はいつ、いくら貰える?】

ANAの配当金利回りは以下のようになっています。

 

<ANAの一株当たりの配当金>

2015/3期2016/3期2017/3期2018/3期2019/3期
中間配当0.000.000.000.000.00
期末配当40.0050.0060.0060.0075.00
合計40.0050.0060.0060.0075.00
配当利回り1.4%1.8%2.1%2.1%2.7%
一株利益(単体)59.3463.63185.88259.00239.09
配当性向(単体)67.4%78.6%32.3%23.2%31.4%
一株利益(連結)112.36223.56282.35417.82331.04
配当性向(連結)35.6%28.5%65.8%62.0%72.2%

ANA 有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成 ※2020年3月11日時点

 

<配当金の権利確定日>

期末配当 ・・・ 3月末日

 

ANAは大手企業の中では珍しく中間配当を実施しない銘柄です。配当は年1回になりますので、権利確定日である3月末日時点の株主が配当金を受け取ることができます。

 

ANAの株主優待は何が貰える?

ANAの株主優待は3月末と9月末にそれぞれ100株以上保有している株主に、国内航空券の株主優待割引券や、ANAグループサービスを株主優待価格で利用できるクーポンの付いた冊子が配られます。

 

ANA国内線の片道1区間が株主優待割引価格で利用可

<対象者>

3月末、9月末時点で100株以上保有の株主

 

<内容>

ANA国内線の片道1区間が株主優待割引価格で利用できる案内書が貰えます。

割引価格は航路や搭乗日、座席にもよりますが、19年上期の東京-札幌間では、通常運賃(ANA FLEXD)36,200円のところ、優待優待割引運賃18,100円で登場することができます。

 

<株主優待割引案内書の発行枚数>

発行枚数は、保有株数によって異なります。

保有株数株主優待割引運賃案内書の発行枚数
100株以上1枚(100株超過分は、100株ごとに1枚増)
400株以上4枚(400株超過分は、200株ごとに1枚増)
1,000株以上7枚(1,000株超過分は、400株ごとに1枚増)
100,000株以上254枚(100,000株超過分は、800株ごとに1枚増)

 

ANAグループ各社サービスの株主優待割引

ANAグループ各社のホテルや旅行ツアーなどが株主優待割引価格で利用できるクーポン券の入った冊子が貰えます。

 

<対象者>

3月末、9月末時点で100株以上保有の株主

 

<クーポンの内容>

・ANAグループ各社の提携ホテルが10%以上割引になる優待券

・国内ツアー(ANAスカイホリデー)、海外ツアー(ANAワンダーアース、ANAハローツアー)が割引

・空港内売店・免税店でのお買い物が10%割引

・ゴルフプレー料金の割引券

 

 

株主優待の詳細はANA公式サイトもご確認ください。

株主優待のご案内 | 株式情報 | 株主・投資家情報 | ANAグループ企業情報
【ANA公式サイト】ANAグループの経営計画や財務情報など、株主様・投資家向けの情報をご覧になれます。

 

ANAの会社概要【長期保有を考えるなら会社を分析】

ANAへの投資を検討する場合には、会社の事業内容や業績等を理解しておくと今後の見通しを考える上で役に立ちます。

ANA(全日本空輸)は1952年に設立され、国内線、国際線ともに国内首位の航空業界のリーディングカンパニー。また、イギリスで実施された航空会社の格付けでは日本の航空会社で初の5つ星を獲得している世界でもトップクラスの航空会社です。また、傘下にはLCCのピーチアビエーションを保有しています。

 

<ANAの会社概要>

会社名:ANAホールディングス

英語表記:ANA HOLDINGS INC.

設立:1952年

本社住所:東京都港区東新橋1−5−2 汐留シティセンター

業種:空運業

グループ売上高: 2,058,312百万円(2019年3月期)

グループ従業員数: 43,466人(2019年3月期)

連結子会社数:62社

株式上場:東証第一部(1961年上場)

企業理念、経営理念:「安心と信頼を基礎に、世界をつなぐ心の翼で
夢にあふれる未来に貢献します」

会社HP:

ANAグループ企業情報
【ANA公式サイト】ANAグループの企業情報、グループ企業一覧、株式・投資家情報、CSR、プレスリリース、採用情報などをご紹介します。

 

ANA

の決算情報【株価と配当金は業績次第】

株式投資では今後の株価や、配当金額の見通しの検討材料として決算情報を見ることが重要になります。安定した利益を出している企業は株価が上がりやすく、配当金を出す余力も多く持っています。

また、自己資本比率が高い企業は不況になっても倒産リスクが低いのでせっかく購入した株が、倒産により紙切れになってしまうリスクも低いです。

 

直近3事業年度の業績

ANAの直近3事業年度の業績は以下の通りです。

決算期2017年3月期2018年3月期2019年3月期
会計基準日本基準日本基準日本基準
売上高(百万円)1,765,2591,971,7992,058,312
営業利益(百万円)145,539164,516165,019
営業利益率8.2%8.3%8.0%
経常利益(百万円)140,375160,636110,777
経常利益率8.0%8.1%5.4%
当期利益(百万円)98,827143,887110,777
利益率5.6%7.3%5.4%
自己資本比率39.7%38.6%40.9%

単位:百万円

 

会社の業績の見方についてはこちらの記事で解説しています。決算情報の閲覧に不慣れな方がいらっしゃいましたらご参考にしてください。

利益の種類まとめ |営業利益、経常利益、税引前利益の違い【図解】
会社に関わる5種類の利益のまとめ。5種類の利益(売上総利益、営業利益、経常利益、税引前利益、当期純利益)の違いを簡単に、かつ、わかりやすく解説。営業利益と経常利益の違いが分かると、経済ニュースに対する理解が深まり、ビジネス力もアップ!

 

地域別売上の状況(海外売上比率)

投資先となる銘柄の将来性を判断する場合には、海外売上比率を見ることが一つの手段となります。日本は今後も少子高齢化が進むことは確実ですので、海外市場を開拓している企業は確実に有利になります。

 

<ANAの地域別売上高構成比>

ANAの地域別売上高構成比

 

<ANAの海外売上比率と地域別売上高>

決算期19年3月期
日本1,676,226
海外382,086
2,058,312
国内売上比率81.4%
海外売上比率18.6%

単位:百万円

ANA 有価証券報告書(20193月期決算)を元に筆者作成

 

セグメント情報【事業内容と業績の分析】

セグメントとは企業が行っている事業の区分のことを言います。投資をする会社の事業を理解するためには、セグメントごとにどのような事業を行っているかを見ることが参考になります。

 

ANAでは以下の4つのセグメントで事業を展開しています。

・航空事業

・航空関連事業

・旅行事業

・商社事業

 

セグメントごとの売上高と営業利益は以下のようになっています。

 

<ANAのセグメント別売上高と営業利益>

ANAのセグメント別売上高と営業利益

 

それではここからは、各セグメントごとの事業内容、業績について見ていきましょう。

 

航空事業の売上、業績と事業内容

<主要サービス>

航空運送サービス

 

<主要会社>

全日本空輸(ANA)、エアージャパン、ANAウイングス、バニラ・エア、Peach・Aviation

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
収益(百万円)1,731,1731,814,417
営業利益(百万円)156,873160,556
営業利益率9.1%8.8%
従業員数(人)17,43518,001
一人当たり売上高(百万円)99.3100.8
一人当たり営業利益(百万円)9.08.9

単位:百万円

 

航空関連事業の売上、業績と事業内容

<主要サービス>

空港での顧客に対する各種サービス提供、電話による予約案内、航空機への整備作業

 

<主要会社>

ANA大阪空港、ANA成田エアポートサービス、ANAケータリングサービス、ANAエアポートサービス、ANAベースメンテナンステクニクス、ANAテレマート、ANAシステムズ

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
収益(百万円)284,331291,051
営業利益(百万円)10,63513,178
営業利益率3.7%4.5%
従業員数(人)18,90519,780
一人当たり売上高(百万円)16.316.2
一人当たり営業利益(百万円)0.60.7

単位:百万円

 

旅行事業の売上、業績と事業内容

<主要サービス>

「ANAハローツアー」「ANAスカイホリデー」ブランドのパッケージ旅行商品等の企画・販売、ANA虚空県と宿泊棟を素材とした商品開発・販売

 

<主要会社>

ANAセールス

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
収益(百万円)159,289150,746
営業利益(百万円)3,745606
営業利益率2.4%0.4%
従業員数(人)1,5061,388
一人当たり売上高(百万円)9.18.4
一人当たり営業利益(百万円)0.20.0

単位:百万円

 

商社事業の売上、業績と事業内容

<主要サービス>

顧客への各種物品

 

<主要会社>

全日本空輸、ANAフーズ、ANA FESTA

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
収益(百万円)143,039150,679
営業利益(百万円)4,5063,706
営業利益率3.2%2.5%
従業員数(人)1,4141,507
一人当たり売上高(百万円)8.28.4
一人当たり営業利益(百万円)0.30.2

単位:百万円

 

ANAの歴史と沿革、ニュース

1952年日本ヘリコプター輸送を設立
1957年全日本空輸に商号変更
1972年東証一部に上場
2011年エアアジア・ジャパン(現 バニラ・エア)設立
2020年1月オーストラリアの航空会社ヴァージン・オーストラリアと包括提携を締結。豪州国内でコードシェア便の運航を開始する。

 

まとめ ANAの株価推移と株主優待・配当利回り【今後の予想見通しと買い時】

ここまでANAの株価推移、株主優待、配当利回り、今後の予想見通しについて書いてきました。株式投資で長期保有の銘柄を選ぶ際には、企業研究をしっかり行い割安かつ成長の見込める銘柄を選定しましょう。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。他の記事でも有益情報を発信していますので、ぜひ覗いてみてください。

 

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