ファナックの株主優待、配当利回り、株価は? | 株式投資のおすすめ銘柄

本記事では株式投資の銘柄選びをされる個人投資家向けに、ファナックの株主優待、配当金、株価、業績などの情報を、フィナンシャルプランナー(FP)の最上位資格であるCFPを持つ筆者がまとめています。

 

ファナックの株主優待、配当利回り、株価は? | 株式投資のおすすめ銘柄

ファナックの株主優待、配当利回り、株価は? | 株式投資のおすすめ銘柄

 

ファナックの株価と買付情報

<ファナックの株式買付情報>

上場市場東証第一部 
証券コード8591 
業種電気機器 
株価20,320
単元株数100
最低買付価格2,032,000

 2020年1月31日時点

ファナックの株式の購入情報は上記の通りです。購入は100株単位になりますので、ファナックの株式の購入には現時点で約203万円が必要です。

 

 

<ファナックの株価の割安・割高の目安>

株価20,320 
一株当たり利益795※19年3月期
一株当たり純資産7,418※19年3月期
PER25.5
PBR2.7

2020年1月31日時点

 

株価が割安か割高を見るときには、その銘柄のPER、PBRを見るのが参考になります。

 

PERとは株価収益率(Price Earnings Ratio)のことをいい、株価が一株当たり利益の何倍になっているかを表しています。例えば、一株当たり利益が100円の会社の株価が1000円であればPERは1000円÷100円=10倍となります。

 

また、PBRとは株価純資産倍率(Price Book-value  Ratio)のことをいい、株価が一株当たり純資産額の何倍になっているかを表しています。例えば、一株当たり純資産額が1000円の会社の株価が1000円であればPBRは1000円÷1000円=1倍となります。

 

このPERやPBRをいろいろな銘柄と比較することで、その銘柄の株価が割安か割高か判断することができます。

 

<ファナックのPER、PBRの比較>

 PERPBR 
大型株平均(加重平均)14.81.319年12月末時点
電気機器 業界平均12.61.019年12月末時点
ファナック25.52.7 

  

 

今後の株価の見通しや割安な銘柄を見つけるためには、日々の情報収集が不可欠です。情報収集ツールは有料のものも多いですが、無料で関東財務局認定の有益な情報が得られるツールもあり、私自身も銘柄選びの参考に利用していますので興味のあるかたは無料登録してみてください。

 

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配当金利回りの推移と権利確定日

ファナックの配当金利回りは以下のようになっています。

 

<ファナックの一株当たりの配当金>

 2015/3期2016/3期2017/3期2018/3期2019/3期
中間配当144.69281.86186.20265.45598.19
期末配当491.93208.21208.98297.75404.92
合計636.62490.07395.18563.201,003.11
配当利回り3.1%2.4%1.9%2.8%4.9%
一株利益(単体)926.74716.46579.70761.75703.31
配当性向(単体)68.7%68.4%68.2%73.9%142.6%
一株利益(連結)1,061.02816.78658.63938.66795.34
配当性向(連結)60.0%60.0%60.0%60.0%126.1%

ファナック 有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成 ※2020年1月31日時点

 

<配当金の権利確定日> 

中間配当 ・・・ 9月末日

期末配当 ・・・ 3月末日

 

ファナックの配当金を受け取るためには、9月末、3月末時点でそれぞれ株主である必要がありますので、その2営業日前までに株式の購入を済ませましょう。

 

 

ファナックの株主優待は何が貰える?

ファナックでは2019年時点で株主優待は行っていません。今後の情報に期待しましょう。

 

 

ファナックの業績、決算情報、財務内容

株式投資では今後の株価の見通しの検討材料として決算情報を見ることが重要になります。安定した利益を出している企業はやはり市場から評価をされやすく、自己資本比率が高い企業は不況でも体力があり倒産リスクが低いと言えるので、そのあたりを中心に企業の業績を見るようにすると良いでしょう。

 

直近3事業年度の業績

ファナックの直近3事業年度の業績は以下の通りです。

決算期17年3月期18年3月期19年3月期
会計基準日本方式日本方式日本方式
売上高(百万円)536,942726,596635,568
営業利益(百万円)153,217229,604163,297
営業利益率28.5%31.6%25.7%
経常利益(百万円)168,829249,525183,459
経常利益率31.4%34.3%28.9%
当期利益(百万円)127,697181,957154,163
利益率23.8%25.0%24.3%
総資産1,564,7691,729,0801,625,340
自己資本1,363,1551,461,5901,437,775
自己資本比率87.1%84.5%88.5%

ファナック 有価証券報告書(2019年3月期決算)を元に筆者作成  

 kabu/fujifilm

 

会社の業績の見方についてはこちらの記事で解説しています。決算情報の閲覧に不慣れな方がいらっしゃいましたらご参考にしてください。

 

 

地域別売上の状況(海外売上比率)

投資先となる銘柄の将来性を判断する場合には、海外売上比率を見ることが一つの手段となります。日本は今後も少子高齢化が進むことは確実ですので、海外市場を開拓している企業は確実に有利になります。

 

<ファナックの海外売上比率>

決算期18年3月期19年3月期
日本137,079149,669
米国115,548103,644
その他北米29,40624,928
欧州110,378122,179
中国215,917120,904
アジア113,606109,941
その他海外4,6624,303
726,596635,568
国内売上比率18.9%23.5%
海外売上比率81.1%76.5%

単位:百万円

ファナック 有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成 

 

 

セグメント情報(事業ごとの概況)

セグメントとは企業が行っている事業の区分のことを言います。投資をする会社の事業を理解するためには、セグメントごとにどのような事業を行っているかを見ることが参考になります。

 

ファナックは一つのセグメントとして事業を行っているというスタンスのため、セグメントごとの業績は開示されていません。しかし、売上高についてはFA、ロボット、ロボマシン、サービスの4部門ごとの状況が開示されています。

 

<ファナックの売上高構成比>

ファナックのセグメント別売上高構成比

 

ファナックでは開示情報が限定的ではありますが、各部門ごとの事業内容、業績について見ていきましょう。

 

 

FA事業の事業内容と業績

<主要製品・サービス>

CNCシステム(CNCおよびサーボモーター)、レーザ

※CNC:Computerized Numerical Control(コンピュータ数値制御)

 

<主要会社>

ファナック、ファナックパートロニクス、ファナックサーボ、FANUC America Corporation、FANUC Europe Corporation、KOREA FANUC CORPORAIOTN、TAIWAN FANUC CORPORATION、FANUC INDIA PRIVATE LIITED、BEIJIN FANUC Mechatronics CO., LTD.

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高222,254211,088
セグメント利益N/AN/A
セグメント利益率N/AN/A
従業員数(人)N/AN/A
売上高構成比30.6%33.2%
従業員数構成比N/AN/A
一人当たり売上高N/AN/A
一人当たり営業利益N/AN/A

単位:百万円

  

 

ロボット事業の事業内容と業績

<主要製品・サービス>

ロボット(ロボットシステムを含む)

 

 <主要会社>

ファナック、FANUC America Corporation、FANUC Europe Corporation、KOREA FANUC CORPORAIOTN、TAIWAN FANUC CORPORATION、FANUC INDIA PRIVATE LIITED、SHANGHAI FANUC Robotics Co., LTD.

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高227,827217,526
セグメント利益N/AN/A
セグメント利益率N/AN/A
従業員数(人)N/AN/A
売上高構成比31.4%34.2%
従業員数構成比N/AN/A
一人当たり売上高N/AN/A
一人当たり営業利益N/AN/A

単位:百万円

 

 

ロボマシン事業の事業内容と業績

<主要製品・サービス>

 

ロボドリル(小型切削加工機)、ロボショット(電動射出成型機)、ロボカット(ワイヤカット放電加工機)、ロボナノ(超精密加工機)

 

<主要会社>

ファナック、FANUC America Corporation、FANUC Europe Corporation、KOREA FANUC CORPORAIOTN、FANUC INDIA PRIVATE LIITED、SHANGHAI FANUC Robotics Co., LTD.

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高190,182115,056
セグメント利益N/AN/A
セグメント利益率N/AN/A
従業員数(人)N/AN/A
売上高構成比26.2%18.1%
従業員数構成比N/AN/A
一人当たり売上高N/AN/A
一人当たり営業利益N/AN/A

単位:百万円

 

 

サービス事業の事業内容と業績

<主要製品・サービス>

保守サービス

 

<主要会社>

N/A

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高86,33391,898
セグメント利益N/AN/A
セグメント利益率N/AN/A
従業員数(人)N/AN/A
売上高構成比11.9%14.5%
従業員数構成比N/AN/A
一人当たり売上高N/AN/A
一人当たり営業利益N/AN/A

単位:百万円

 

 

ファナックの競合会社

ファナックの競合会社としては、世界の産業用ロボットメーカー4強と呼ばれる企業が競合となっています。この4強の中にはもちろんファナックも入っていますので競合としては3社を挙げておきます。

 

<産業用ロボットメーカー4強>

ABB

スイス系の多国籍企業で産業用ロボット、変d年初、クレーンシステムなどを取り扱っています。産業用ロボットの分野では世界2位。

 

安川電機

福岡県に本社を置く日本企業で、ACサーボ、インバータ、物流サービスなどを取り扱っています。

 

KUKA

ドイツ系のグローバル企業で、産業用ロボット、ファクトリーオートメーションなどの分野に強みがあります。

 

 

 

ファナックの歴史と沿革、ニュース

年月内容
1972年5月富士通㈱よりNC部門が分離して設立
1974年7月DCサーボモーターの製造販売開始
1975年6月ドイツ、シーメンス社と営業・技術に係る相互援助契約を締結
1983年9月東証第一部に上場
1984年11月電動射出成型機を開発
1982年7月富士通ファナック㈱をファナック㈱に社名変更
2000年4月ファナック厚生年金基金を設立
2012年4月ファナック健康保険組合を設立

 

 

まとめ(ファナックの株主優待、配当利回り、株価)

ここまでファナックの株主優待、配当利回り、株価について書いてきました。株式投資で長期保有の銘柄を選ぶ際には、企業研究をしっかり行い割安かつ成長の見込める銘柄を選定しましょう。

 

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