投資

JR東日本旅客鉄道の配当金、株価推移まとめ |配当利回りと今後の予想見通し

JR東日本旅客鉄道の配当金、株価推移まとめ |配当利回りと今後の予想見通し

本記事では株式投資の銘柄選びをされる個人投資家向けに、富士通の株主優待、配当金、株価の推移、業績などの情報を、フィナンシャルプランナー(FP)の最上位資格であるCFPを持つ筆者がまとめています。

当ブログでは株式の長期保有により短期的な価格変動のリスクを回避しつつ、株主優待や配当で長期安定的なリターンを得る投資戦略を推奨しています。長期投資でリターンを得るためにはその企業の事業内容や将来性を良く調べて、購入後も株主優待や配当の継続が期待できる銘柄を狙いましょう。

 

JR東日本旅客鉄道の配当金と株価推移【配当利回りと今後の予想見通し】

まずはJR東日本(東日本旅客鉄道)の株価の推移と、株を購入した場合の利益の目安となる株価収益率を見てみましょう。

株価については、単純な年度末の終値と、長期投資の際に参考になる配当込の終値をグラフ化しています。

また、株価収益率は当初の株価を基準として、各年度に【配当+株価上昇】でどれだけの収益が得られるかを率にしたものです。

JR東日本(東日本旅客鉄道)の株価の推移と株価収益率

 

<JR東日本(東日本旅客鉄道)の直近の株価と買付情報>

上場市場東証第一部
証券コード9020
業種陸運業
株価9,733
単元株数100
最低買付価格973,300

2020年2月5日時点

 

JR東日本(東日本旅客鉄道)の直近の株価と買付情報は上記の通りです。購入は100株単位になりますので、JR東日本(東日本旅客鉄道)の株式の購入には現時点で約97万円が必要です。

 

JR東日本旅客鉄道のPERとPBRの推移【株価の割安・割高のめやす】

JR東日本(東日本旅客鉄道)の株価が割安か割高かの判定に役立つ、PERとPBRの推移をグラフにまとめました。

JR東日本(東日本旅客鉄道)のPERとPBRの推移

PERとは株価収益率(Price Earnings Ratio)のことをいい、株価が一株当たり利益の何倍になっているかを表しています。例えば、一株当たり利益が100円の会社の株価が1000円であればPERは1000円÷100円=10倍となります。

また、PBRとは株価純資産倍率(Price Book-value  Ratio)のことをいい、株価が一株当たり純資産額の何倍になっているかを表しています。例えば、一株当たり純資産額が1000円の会社の株価が1000円であればPBRは1000円÷1000円=1倍となります。

このPERやPBRをいろいろな銘柄と比較することで、その銘柄の株価が割安か割高か判断することができます。

 

<JR東日本(東日本旅客鉄道)の株価の割安・割高の目安(直近)>

株価9,733
一株当たり利益773※19年3月期
一株当たり純資産8,047※19年3月期
PER12.6
PBR1.2

2020年2月5日時点

 

<JR東日本(東日本旅客鉄道)のPER、PBRの比較>

PERPBR
大型株平均(加重平均)14.81.319年12月末時点
陸運業 業界平均0.619年12月末時点
JR東日本12.61.2

 

 

今後の株価の見通しを判断したり、割安な銘柄を見つけるためには、日々の経済動向に関心を持つことや個別銘柄についての情報収集が大切です。

株の勉強や情報収集に使うツールは有料のものが多いですが、無料で利用できるものもあります。特にファイナンシャルアカデミーの株式投資セミナーは無料の割に情報が充実していて、WEB受講は1000円ですが、会場受講は無料なので、一度足を運んでみると勉強になると思います。

【無料で学べる株式投資セミナー】業界大手ファイナンシャルアカデミー

 

【無料でメールで届く注目銘柄情報】勝ち株ナビ

 

【無料で使える株式情報サイト】ゴールドリサーチ

 

配当利回りの推移と、配当金の権利確定日【いつ、いくら貰える?】

JR東日本(東日本旅客鉄道)の配当金利回りは以下のようになっています。

 

<JR東日本(東日本旅客鉄道)の一株当たりの配当金>

2015/3期2016/3期2017/3期2018/3期2019/3期
中間配当60.0065.0065.0070.0075.00
期末配当60.0065.0065.0070.0075.00
配当金 合計120.00130.00130.00140.00150.00
配当利回り0.6%0.6%0.6%0.7%0.7%

JR東日本(東日本旅客鉄道) 有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成 ※2020年2月5日時点

 

<配当金の権利確定日>

中間配当 ・・・ 9月末日

期末配当 ・・・ 3月末日

 

JR東日本(東日本旅客鉄道)の配当金を受け取るためには、9月末、3月末時点でそれぞれ株主である必要がありますので、その2営業日前までに株式の購入を済ませましょう。

 

JR東日本旅客鉄道の配当性向の推移【利益を配当金にまわす割合】

JR東日本旅客鉄道の配当性向の推移は以下の通りです。

 

<JR東日本旅客鉄道の配当性向>

2015/3期2016/3期2017/3期2018/3期2019/3期
一株配当金120.00130.00130.00140.00150.00
一株利益(単体)399.42532.82624.60640.08658.31
配当性向(単体)30.0%24.4%20.8%21.9%22.8%
一株利益(連結)458.95625.82713.96749.20773.26
配当性向(連結)26.1%20.8%18.2%18.7%19.4%

JR東日本旅客鉄道 有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成

 

配当性向とは、企業がその年に稼いだ利益(当期純利益)のうち、どれだけの割合を配当金として株主に支払ったかをパーセンテージで表した指標です。配当性向は以下の計算式で算出できます。

 

【配当性向の計算式】

配当性向 = 1株当たり配当金 / 一株当たり当期純利益 × 100

 

例えば、ある年の一株当たり当期純利益が100円だった企業が、一株当たり20円の配当金を株主に支払った場合には、配当性向は20%になります。

 

配当性向は高い企業ほどたくさん配当金が貰えるので一見すると優良な企業に思えるかもしれませんが必ずしもそうではありません。配当金として株主にお金を払うと、 ”企業の財産が減る”→”株価が下がる” という流れが起きるので、実際には配当性向が高いか低いかは企業の良し悪しとあまり関係ありません。しかし、配当を多く支払う企業の株は、個人投資家を中心に人気があるため、買われやすいという一面もあります。

 

JR東日本旅客鉄道の株主優待は何が貰える?

JR東日本(東日本旅客鉄道)では以下の株主優待を行っています。

 

<株主優待の対象者>

毎年3月31日最終時点の株主

 

<株主優待の内容>

①株主優待割引券

JR東日本の運賃・料金が2割引きになる割引券を、保有株数に応じた枚数貰うことができます。一度の購入で2枚まで利用することができ、4割引が限度となります。

なお、2020年度発行分から1枚の利用で4割引に割引率が引き上げられます。

 

②株主サービス券

JR東日本の関連施設を優待価格で利用できる割引券や、お持ちのJREカードにポイントを付与する引換券等が貰えます。

 

③JR東京総合病院 人間ドック料金割引券(1000株以上の株主)

JR東京総合病院で、人間ドックを10%割引の価格で受診することができる割引券がもらえます。

 

株主優待についての詳細は公式HPもご参照ください。

公式HP:https://www.jreast.co.jp/investor/treat/

 

JR東日本旅客鉄道の決算情報【株価と配当金は業績次第】

株式投資では今後の株価や、配当金額の見通しの検討材料として決算情報を見ることが重要になります。安定した利益を出している企業は株価が上がりやすく、配当金を出す余力も多く持っています。

また、自己資本比率が高い企業は不況になっても倒産リスクが低いのでせっかく購入した株が、倒産により紙切れになってしまうリスクも低いです。

 

直近3事業年度の業績

JR東日本(東日本旅客鉄道)の直近3事業年度の業績は以下の通りです。

決算期17年3月期18年3月期19年3月期
会計基準日本方式日本方式日本方式
売上高(百万円)2,880,8022,950,1563,002,043
営業利益(百万円)466,309481,295484,860
営業利益率16.2%16.3%16.2%
経常利益(百万円)412,311439,969443,267
経常利益率14.3%14.9%14.8%
当期利益(百万円)277,925288,957295,216
利益率9.6%9.8%9.8%
総資産7,911,1148,147,6768,359,676
自己資本2,653,4202,859,3303,067,174
自己資本比率33.5%35.1%36.7%

東日本旅客鉄道 有価証券報告書(2019年3月期決算)を元に筆者作成

 

会社の業績の見方についてはこちらの記事で解説しています。決算情報の閲覧に不慣れな方がいらっしゃいましたらご参考にしてください。

利益の種類まとめ |営業利益、経常利益、税引前利益の違い【図解】
会社に関わる5種類の利益のまとめ。5種類の利益(売上総利益、営業利益、経常利益、税引前利益、当期純利益)の違いを簡単に、かつ、わかりやすく解説。営業利益と経常利益の違いが分かると、経済ニュースに対する理解が深まり、ビジネス力もアップ!

 

地域別売上の状況(海外売上比率)

投資先となる銘柄の将来性を判断する場合には、海外売上比率を見ることが一つの手段となります。日本は今後も少子高齢化が進むことは確実ですので、海外市場を開拓している企業は確実に有利になります。

 

<JR東日本(東日本旅客鉄道)の海外売上比率>

JR東日本(東日本旅客鉄道)は国内での売上比率が90%を超えているため、海外売上比率情報は公開していません。

 

セグメント情報(事業ごとの概況)

セグメントとは企業が行っている事業の区分のことを言います。投資をする会社の事業を理解するためには、セグメントごとにどのような事業を行っているかを見ることが参考になります。

 

JR東日本(東日本旅客鉄道)では以下の4つのセグメントで事業を展開しています。

1.運輸事業

2.流通・サービス事業

3.不動産・ホテル事業

4.その他

 

セグメントごとの売上高構成比は以下のようになっています。

 

<JR東日本(東日本旅客鉄道)のセグメント別売上高構成比>

東日本旅客鉄道のセグメント別売上高構成比

 

それではここからは、各セグメントごとの事業内容、業績について見ていきましょう。

 

運輸事業の事業内容と業績

<主要製品・サービスと主な関係会社>

鉄道旅客運送事業:東日本旅客鉄道

自動車・鉄道旅客運輸サービス:ジェイアールバス関東、東京モノレール

旅行業:びゅうトラベルサービス、JTB

清掃整備業:東日本環境アクセス

駅業務運営業:JR東日本ステーションサービス

設備保守業:JR東日本ビルテック、日本電設工業、日本リーテック

鉄道車両製造事業:総合車両製作所

鉄道車両メンテナンス事業:JR東日本テクノロジー

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高2,017,8762,038,195
セグメント利益340,412341,945
売上総利益率16.9%16.8%
従業員数(人)58,84657,672
売上高構成比68.4%67.9%
従業員数構成比80.4%79.7%
一人当たり売上高34.335.3
一人当たり営業利益5.85.9

単位:百万円

 

流通・サービス事業の事業内容と業績

<主要製品・サービスと主な関係会社>

駅スペースの創出等:東日本旅客鉄道

小売り・飲食業:JR東日本リテールネット、日本レストランエンタプライズ

卸売業:ジェイアール東日本商事

貨物自動車運送事業:ジェイアール東日本物流

広告代理業:ジェイアール東日本企画

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高514,962521,877
セグメント利益38,99839,230
売上総利益率7.6%7.5%
従業員数(人)6,4086,500
売上高構成比17.5%17.4%
従業員数構成比8.8%9.0%
一人当たり売上高80.480.3
一人当たり営業利益6.16.0

単位:百万円

 

不動産・ホテル事業の事業内容と業績

<主要製品・サービスと主な関係会社>

ショッピングセンター・オフィスビル等の開発、ホテル業:東日本旅客鉄道

ショッピングセンター運営事業:ルミネ、アトレ、ジェイアール東日本都市開発

オフィスビル等貸付業:ジェイアール東日本ビルディング

ホテル業:日本ホテル、仙台ターミナルビル

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高340,144349,013
セグメント利益80,98681,420
売上総利益率23.8%23.3%
従業員数(人)4,0314,124
売上高構成比11.5%11.6%
従業員数構成比5.5%5.7%
一人当たり売上高84.484.6
一人当たり営業利益20.119.7

単位:百万円

 

その他事業の事業内容と業績

<主要製品・サービスと主な関係会社>

IT・Suica事業、その他:東日本旅客鉄道

IT・Suica事業:ビューカード、JR東日本メカトロニクス

情報処理業:JR東日本システム

その他:UQコミュニケーションズ、セントラル警備保障

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高77,17292,956
セグメント利益22,58823,808
売上総利益率29.3%25.6%
従業員数(人)3,9084,106
売上高構成比2.6%3.1%
従業員数構成比5.3%5.7%
一人当たり売上高19.722.6
一人当たり営業利益5.85.8

単位:百万円

 

JR東日本旅客鉄道の格付けの状況【株価と配当金見通しのヒント】

格付けとは格付け会社と呼ばれる会社その会社の信用力を評価してランク付けをしたもののことを言います。信用力とはその会社が債券を発行してお金を借りた場合に、そのお金をきちんと返せるかどうかのことを言います。つまり、格付けが高い会社は財務内容が良好で経営状態が安定していると見ることができます。

国内の代表的な格付け機関である格付投資情報センター(R&I)の発行体格付けでJR東日本(東日本旅客鉄道)の格付けを見てみましょう。

 

<企業ごとの発行体格付け>

AAA
AA東日本旅客鉄道、日立製作所、旭化成、味の素、信越化学工業、アステラス製薬
Aパナソニック、イオン、野村證券、いすゞ自動車
BBBアコム、商船三井、古川電気工業、沖電気工業
BBシャープ、アイフル、日本板硝子
B
CCC
CC
D

※2019年12月時点

 

<参考:格付け定義>

AAA信用力は最も高く、多くの優れた要素がある。
AA信用力は極めて高く、優れた要素がある。
A信用力は高く、部分的に優れた要素がある。
BBB信用力は十分であるが、将来環境が大きく変化する場合、注意すべき要素がある。
BB信用力は当面問題ないが、将来環境が変化する場合、十分注意すべき要素がある。
B信用力に問題があり、絶えず注意すべき要素がある。
CCC信用力に重大な問題があり、金融債務が不履行に陥る懸念が強い。
CC発行体のすべての金融債務が不履行に陥る懸念が強い。
D発行体のすべての金融債務が不履行に陥っているとR&Iが判断する格付。

 

JR東日本旅客鉄道の歴史と沿革、ニュース

1987年4月東日本旅客鉄道が設立。国鉄の事業等を引継ぎ、旅客鉄道事業、旅客自動車運送事業等を開始
1987年7月東日本キヨスクの株式取得、子会社化
1991年6月東北および上越新幹線の営業を開始
1993年10月東京、大阪、名古屋、新潟の各証券取引所に株式上場
2002年2月東京モノレールの株式取得、子会社化
2015年3月北陸新幹線の営業を開始

 

まとめ JR東日本旅客鉄道の株価推移と配当金【配当利回りと今後の予想見通し】

ここまでJR東日本(東日本旅客鉄道)の株主優待、配当利回り、株価について書いてきました。株式投資で長期保有の銘柄を選ぶ際には、企業研究をしっかり行い割安かつ成長の見込める銘柄を選定しましょう。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。他の記事でも有益情報を発信していますので、ぜひ覗いてみてください。

 

関連コンテンツ

Mochitake Blog モチタケブログ
タイトルとURLをコピーしました