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三菱電機の株価推移と株主優待・配当利回りまとめ |今後の予想見通しと買い時

三菱電機の株価推移と株主優待・配当利回りまとめ |今後の予想見通しと買い時

本記事では株式投資の銘柄選びをされる個人投資家向けに、三菱電機の株価推移、株主優待、配当利回り、今後の予想見通しなどの分析情報を、フィナンシャルプランナー(FP)の最上位資格であるCFPを持つ筆者がまとめています。

当ブログでは株式の長期保有により短期的な価格変動のリスクを回避しつつ、株主優待や配当金で長期安定的なリターンを得る投資戦略を推奨しています。長期投資でリターンを得るためにはその企業の事業内容や将来性を良く調べて、購入後も株主優待や配当の継続が期待できる銘柄を狙いましょう。

 

三菱電機の株価推移(配当込)と株主優待・配当利回りまとめ |今後の予想見通しと買い時

まずは三菱電機の株価の推移と、株を購入した場合の利益の目安となる株価収益率を見てみましょう。

株価については、単純な年度末の終値と、長期投資の際に参考になる配当込の終値をグラフ化しています。

また、株主総利回りは当初の株価を基準として、各年度に【配当+株価上昇】でどれだけの収益が得られるかを率にしたものです。

 

<三菱電機の株価推移(配当込)と株主総利回り>

三菱電機の株価推移(配当込)と株主総利回り

 

三菱電機の直近の株価と買付情報は以下の通りです。購入は100株単位になりますので、三菱電機の株式の購入には現時点で約13万円が必要です。

 

<三菱電機の直近の株価と買付情報>

上場市場東証第一部
証券コード6503
業種電機機器
株価1,258
単元株数100
最低買付価格125,800

2020年3月10日時点

 

三菱電機のPERとPBRの推移【株価の割安・割高のめやす】

三菱電機の株価が割安か割高かの判定に役立つ、PERとPBRの推移をグラフにまとめました。

 

<三菱電機のPER・PBRの推移>

三菱電機のPER・PBRの推移

 

PERとは株価収益率(Price Earnings Ratio)のことをいい、株価が一株当たり利益の何倍になっているかを表しています。例えば、一株当たり利益が100円の会社の株価が1000円であればPERは1000円÷100円=10倍となります。

また、PBRとは株価純資産倍率(Price Book-value  Ratio)のことをいい、株価が一株当たり純資産額の何倍になっているかを表しています。例えば、一株当たり純資産額が1000円の会社の株価が1000円であればPBRは1000円÷1000円=1倍となります。

このPERやPBRをいろいろな銘柄と比較することで、その銘柄の株価が割安か割高か判断することができます。

 

<三菱電機の株価の割安・割高の目安(直近)>

株価1,258
一株当たり利益106※19年3月期
一株当たり純資産1,119※19年3月期
PER11.9
PBR1.1

2020年3月10日時点

 

<三菱電機のPER、PBRの比較>

PERPBR
大型株平均(加重平均)13.31.120年2月末時点
電気機器 業界平均16.91.720年2月末時点
三菱電機11.91.1

 

 

今後の株価の見通しを判断したり、割安な銘柄を見つけるためには、日々の経済動向に関心を持つことや個別銘柄についての情報収集が大切です。

株の勉強や情報収集に使うツールは有料のものが多いですが、無料で利用できるものもあります。特にファイナンシャルアカデミーの株式投資セミナーは無料の割に情報が充実していて、WEB受講は1000円ですが、会場受講は無料なので、一度足を運んでみると勉強になると思います。

【無料で学べる株式投資セミナー】業界大手ファイナンシャルアカデミー

 

【無料でメールで届く注目銘柄情報】勝ち株ナビ

 

【無料で使える株式情報サイト】ゴールドリサーチ

 

配当利回りの推移と権利確定日【配当金はいつ、いくら貰える?】

三菱電機の配当金利回りは以下のようになっています。

 

<三菱電機の一株当たりの配当金>

2015/3期2016/3期2017/3期2018/3期2019/3期
中間配当9.009.009.0014.0014.00
期末配当18.0018.0018.0026.0026.00
合計27.0027.0027.0040.0040.00
配当利回り2.1%2.1%2.1%3.2%3.2%
一株利益(単体)63.0076.3162.1594.6176.70
配当性向(単体)42.9%35.4%43.4%42.3%52.2%
一株利益(連結)109.32106.4398.07119.19105.65
配当性向(連結)24.7%25.4%27.5%33.6%37.9%

三菱電機 有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成 ※2020年3月10日時点

 

<配当金の権利確定日>

中間配当 ・・・ 9月末日

期末配当 ・・・ 3月末日

 

三菱電機の配当金を受け取るためには、9月末、3月末時点でそれぞれ株主である必要がありますので、その2営業日前までに株式の購入を済ませましょう。

 

三菱電機の株主優待は何が貰える?

三菱電機では2019年時点で株主優待は行っていません。今後の情報に期待しましょう。

 

三菱電機の会社概要【長期保有を考えるなら会社を分析】

三菱電機への投資を検討する場合には、会社の事業内容や業績等を理解しておくと今後の見通しを考える上で役に立ちます。

三菱電機は三菱造船から分離独立する形で1921年に設立された総合電機メーカーで、エレベーター、家電、半導体、防衛機器など多種多様な事業を行っています。パワハラ等を理由にした社員の自殺が相次ぎ、2018年、2019年にブラック企業大賞を2年連続で受賞した企業でもあり、その企業体質には世間の批判が向けられています。

 

<三菱電機の会社概要>

会社名:三菱電機株式会社

英語表記:Mitsubishi Electric Corporation

設立:1921年

本社所在地:東京都千代田区

業種:電気機器

事業内容:エレベーター、家電、半導体、防衛機器等の製造販売

グループ売上高: 4,519,921百万円(2019年3月期)

グループ従業員数:  145,817人(2019年3月期)

株式上場:東証第一部(1949年上場)

会社HP:https://www.mitsubishielectric.co.jp/

 

三菱電機の決算情報【株価と配当金は業績次第】

株式投資では今後の株価や、配当金額の見通しの検討材料として決算情報を見ることが重要になります。安定した利益を出している企業は株価が上がりやすく、配当金を出す余力も多く持っています。

また、自己資本比率が高い企業は不況になっても倒産リスクが低いのでせっかく購入した株が、倒産により紙切れになってしまうリスクも低いです。

 

 

直近3事業年度の業績

三菱電機の直近3事業年度の業績は以下の通りです。

決算期17年3月期18年3月期19年3月期
会計基準米国基準米国基準IFRS基準
売上高(百万円)4,238,6664,431,1984,519,921
営業利益(百万円)270,104318,637290,477
営業利益率6.4%7.2%6.4%
経常利益(百万円)296,249364,578315,958
経常利益率7.0%8.2%7.0%
当期利益(百万円)210,493271,880226,648
利益率5.0%6.1%5.0%
総資産4,180,0244,264,5594,356,211
自己資本2,039,6272,259,3552,399,946
自己資本比率48.8%53.0%55.1%

三菱電機 有価証券報告書(2019年3月期決算)を元に筆者作成

 

会社の業績の見方についてはこちらの記事で解説しています。決算情報の閲覧に不慣れな方がいらっしゃいましたらご参考にしてください。

利益の種類まとめ |営業利益、経常利益、税引前利益の違い【図解】
会社に関わる5種類の利益のまとめ。5種類の利益(売上総利益、営業利益、経常利益、税引前利益、当期純利益)の違いを簡単に、かつ、わかりやすく解説。営業利益と経常利益の違いが分かると、経済ニュースに対する理解が深まり、ビジネス力もアップ!

 

三菱電機の売上高と営業利益の推移

三菱電機の売上高と営業利益は以下のように推移しています。

三菱電機の売上高・営業利益の推移

 

地域別売上の状況(海外売上比率)

投資先となる銘柄の将来性を判断する場合には、海外売上比率を見ることが一つの手段となります。日本は今後も少子高齢化が進むことは確実ですので、海外市場を開拓している企業は確実に有利になります。

 

<三菱電機の地域別売上高構成比>

三菱電機の地域別売上高構成比

 

<三菱電機の海外売上比率と地域別売上高>

決算期18年3月期19年3月期
日本2,438,9422,556,644
北米419,121429,451
欧州431,316453,748
アジア1,089,1761,013,883
その他海外65,86966,195
4,444,4244,519,921
国内売上比率54.9%56.6%
海外売上比率45.1%43.4%

単位:百万円

三菱電機 有価証券報告書(2019年3月期決算)を元に筆者作成

 

セグメント情報【事業内容と業績の分析】

セグメントとは企業が行っている事業の区分のことを言います。投資をする会社の事業を理解するためには、セグメントごとにどのような事業を行っているかを見ることが参考になります。

 

三菱電機では以下の6つのセグメントで事業を展開しています。

・重電システム

・産業メカトロニクス

・情報通信システム

・電子デバイス

・家庭電器

・その他

 

セグメントごとの売上高と営業利益は以下のようになっています。

 

<三菱電機のセグメント別売上高と営業利益>

三菱電機のセグメント別売上高と営業利益

 

それではここからは、各セグメントごとの事業内容、業績について見ていきましょう。

 

重電システムの売上、業績と事業内容

<主要製品・サービス>

タービン発電機、水車発電機、原子力機器、電動機、変圧器、パワーエレクトロニクス機器、遮断機、ガス絶縁開閉装置、開閉制御装置、監視制御・保護市捨て宇、電力流通システム、大型映像表示装置、車両用電機品、エレベーター、エスカレーター、ビルセキュリティーシステム、ビル管理システム、その他

 

<主要会社>

東洋電機、三菱電機コントロールパネル、三菱電機パワー・プロダクツ社、三菱エレベーター・アジア社、韓国三菱エレベーター社、東芝三菱電機産業システム、三菱日立ホームエレベーター

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高1,244,9411,287,724
営業利益65,45782,501
売上総利益率5.3%6.4%
従業員数(人)45,91946,732
売上高構成比28.1%28.5%
従業員数構成比32.3%32.0%
一人当たり売上高27.127.6
一人当たり営業利益1.41.8

単位:百万円

 

産業メカトロニクスの売上、業績と事業内容

<主要製品・サービス>

プログラマブルコントローラー、インバーター、サーボ、表示器、電動機、ホイスト、電磁開閉器、ノーヒューズ遮断機、漏電遮断機、配電用変圧器、電力量計、無停電電源装置、産業用送風機、数値制御装置、放電加工機、レーザー加工機、産業用ロボット、クラッチ、自動車用電装品、電動パワートレインシステム、カーエレクトロニクス・カーメカトロニクス機器、カーマルチメディア機器、その他

 

<主要会社>

デービー精工、三菱電機オートモーティブ・アメリカ社、三菱電機タイ・オートバーツ、三菱電機オートモーティブ・メキシコ社、日本インジェクタ

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高1,431,7131,453,958
営業利益187,350142,563
売上総利益率13.1%9.8%
従業員数(人)32,39933,480
売上高構成比32.3%32.2%
従業員数構成比22.8%23.0%
一人当たり売上高44.243.4
一人当たり営業利益5.84.3

単位:百万円

 

情報通信システムの売上、業績と事業内容

<主要製品・サービス>

無線通信機器、有線通信機器、ネットワークカメラシステム、衛星通信装置、人工衛星、レーダー装置、アンテナ、誘導飛しょう体、射撃管制装置、放送機器、データ伝送装置、ネットワークセキュリティーシステム、情報システム関連機器及びシステムインテグレーション、その他

 

<主要会社>

三菱電機特機システム、三菱プレシジョン、島田理化工業、西菱電機、ミヨシ電子

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高390,915384,851
営業利益11,34012,247
売上総利益率2.9%3.2%
従業員数(人)15,13115,185
売上高構成比8.8%8.5%
従業員数構成比10.6%10.4%
一人当たり売上高25.825.3
一人当たり営業利益0.70.8

単位:百万円

 

電子デバイスの売上、業績と事業内容

<主要製品・サービス>

パワーモジュール、高周波素子、光素子、液晶表示装置、その他

 

<主要会社>

メルコ・ディスプレイ・テクノロジー、メルコパワーデバイス、ウィンコテック・ホールディングス社

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高165,378157,987
営業利益14,1641,442
売上総利益率8.6%0.9%
従業員数(人)5,5885,415
売上高構成比3.7%3.5%
従業員数構成比3.9%3.7%
一人当たり売上高29.629.2
一人当たり営業利益2.50.3

単位:百万円

 

家庭電器の売上、業績と事業内容

<主要製品・サービス>

ルームエアコン、パッケージエアコン、チラー、ショーケース、圧縮機、冷凍機、ヒートポンプ式給湯暖房システム、換気扇、太陽光発電システム、電気温水器、IHクッキングヒーター、LEDランプ、蛍光ランプ、照明器具、液晶テレビ、冷蔵庫、扇風機、除湿器、空気清浄機、クリーナー、ジャー炊飯器、電子レンジ、その他

 

<主要会社>

三菱電機証明、三菱電機ホーム機器、三菱電機コンシューマー・プロダクツ(タイ)社、三菱電機(広州)圧縮機有限公司、三菱電機ハイドロニクス&アイティークーリングシステムズ社、サイアム・コンプレッサー・インダストリー社、三菱電機エア・コンディショニング・システムズ・ヨーロッパ社、カンヨン・エレクトリック社

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高1,033,1341,056,943
営業利益55,49659,451
売上総利益率5.4%5.6%
従業員数(人)26,00026,789
売上高構成比23.3%23.4%
従業員数構成比18.3%18.4%
一人当たり売上高39.739.5
一人当たり営業利益2.12.2

単位:百万円

 

その他の売上、業績と事業内容

<主要製品・サービス>

資材調達・物流。不動産・広告宣伝・金融等のサービス、その他

 

<主要会社>

三菱電機トレーディング、三菱電機エンジニアリング、三菱電機ロジスティクス、三菱電機システムサービス、三菱電機ライフサービス、弘電社、アイプラネット、メルコトレーディング(タイ)社、三菱電機クレジット、北弘電社

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高178,343178,458
営業利益24,03424,172
売上総利益率13.5%13.5%
従業員数(人)12,00512,716
売上高構成比4.0%3.9%
従業員数構成比8.4%8.7%
一人当たり売上高14.914.0
一人当たり営業利益2.01.9

単位:百万円

 

三菱電機の格付けの状況【財務内容の分析】

格付けとは格付け会社と呼ばれる会社その会社の信用力を評価してランク付けをしたもののことを言います。信用力とはその会社が債券を発行してお金を借りた場合に、そのお金をきちんと返せるかどうかのことを言います。つまり、格付けが高い会社は財務内容が良好で経営状態が安定していると見ることができます。

国内の代表的な格付け機関である格付投資情報センター(R&I)の発行体格付けで三菱電機の格付けを見てみましょう。

 

<企業ごとの発行体格付け>

AAA
AA三菱電機、KDDI、東日本旅客鉄道、日立製作所、旭化成、味の素、信越化学工業、アステラス製薬
Aオリックス、日本航空、パナソニック、イオン、野村證券、いすゞ自動車
BBBアコム、商船三井、古川電気工業、沖電気工業
BBシャープ、アイフル、日本板硝子
B
CCC
CC
D

※2019年12月時点

 

<参考:格付け定義>

AAA信用力は最も高く、多くの優れた要素がある。
AA信用力は極めて高く、優れた要素がある。
A信用力は高く、部分的に優れた要素がある。
BBB信用力は十分であるが、将来環境が大きく変化する場合、注意すべき要素がある。
BB信用力は当面問題ないが、将来環境が変化する場合、十分注意すべき要素がある。
B信用力に問題があり、絶えず注意すべき要素がある。
CCC信用力に重大な問題があり、金融債務が不履行に陥る懸念が強い。
CC発行体のすべての金融債務が不履行に陥る懸念が強い。
D発行体のすべての金融債務が不履行に陥っているとR&Iが判断する格付。

出典:【格付投資情報センターHP】格付け一覧

 

三菱電機の歴史と沿革、ニュース

年月内容
1921年1月三菱造船の電機製作所を継承して創立。変圧器、電動機、扇風機等を手掛ける。
1923年11月長崎工場を新設、タービン発電機、船舶用直流機等大型重電機器を手掛ける。
1924年9月名古屋製作所を新設、汎用誘電電動機等の標準電機品や家庭用電気機器を手掛ける。
1949年5月東証に株式上場

 

まとめ 三菱電機の株価推移と株主優待・配当利回り【今後の予想見通しと買い時】

ここまで三菱電機の株価推移、株主優待、配当利回り、今後の予想見通しについて書いてきました。株式投資で長期保有の銘柄を選ぶ際には、企業研究をしっかり行い割安かつ成長の見込める銘柄を選定しましょう。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。他の記事でも有益情報を発信していますので、ぜひ覗いてみてください。

 

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