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ソフトバンクの株主優待と配当金権利確定日【株価推移と配当利回りまとめ】

ソフトバンクの株主優待と配当金権利確定日【株価推移と配当利回りまとめ】

こんにちは、モチタケです。元大手金融機関勤務で、個人~上場企業の資産管理・経営管理を仕事にしつつ、自己資金でも株式・債券・投資信託・FX・仮想通貨などに投資をしています。

 

本記事シリーズ「株式投資の銘柄分析」では、上場企業・個別銘柄の株価推移、株主優待、配当利回り、今後の予想見通しなどの分析情報をまとめて配信しています。当ブログでは株式の長期保有により短期的な価格変動のリスクを回避しつつ、株主優待や配当金で長期安定的なリターンを得る投資戦略をおすすめしています。長期投資でリターンを得るためにはその企業の事業内容や将来性をよく理解して、購入後も株主優待や継続した配当収入が期待できる銘柄を狙いましょう。

 

また、他の銘柄の分析記事については、【記事一覧】株式投資の銘柄分析にまとめてありますので、あわせてご覧ください。

 

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ソフトバンクの株主優待と配当金権利確定日【株価推移と配当利回りまとめ】

まずはソフトバンクグループの株価の推移と、株を購入した場合の利益の目安となる株価収益率を見てみましょう。

株価については、単純な年度末の終値と、長期投資の際に参考になる配当込の終値をグラフ化しています。

また、株価収益率は当初の株価を基準として、各年度に【配当+株価上昇】でどれだけの収益が得られるかを率にしたものです。

 

<ソフトバンクグループの株価推移(配当込)と株価収益率>

ソフトバンクグループの株価推移(配当込)と株価収益率

 

ソフトバンクグループの直近の株価と買付情報は以下の通りです。購入は100株単位になりますので、ソフトバンクグループの株式の購入には現時点で約44万円が必要です。

 

<ソフトバンクグループの直近の株価と買付情報>

上場市場東証第一部
証券コード9984
業種情報・通信
株価4,388
単元株数100
最低買付価格438,800

2020年3月10日時点

 

ソフトバンクグループの株価と買い時【PERとPBRの推移チャート】

ソフトバンクグループの株価が割安か割高かの判定に役立つ、PERとPBRの推移をグラフにまとめました。

 

<ソフトバンクグループのPER・PBRの推移>

ソフトバンクグループのPER・PBRの推移

 

PERとは株価収益率(Price Earnings Ratio)のことをいい、株価が一株当たり利益の何倍になっているかを表しています。例えば、一株当たり利益が100円の会社の株価が1000円であればPERは1000円÷100円=10倍となります。

また、PBRとは株価純資産倍率(Price Book-value  Ratio)のことをいい、株価が一株当たり純資産額の何倍になっているかを表しています。例えば、一株当たり純資産額が1000円の会社の株価が1000円であればPBRは1000円÷1000円=1倍となります。

このPERやPBRをいろいろな銘柄と比較することで、その銘柄の株価が割安か割高か判断することができます。

 

<ソフトバンクグループの株価の割安・割高の目安(直近)>

株価4,388
一株当たり利益1,268※19年3月期
一株当たり純資産6,761※19年3月期
PER3.5
PBR0.6

2020年3月10日時点

 

<ソフトバンクグループのPER、PBRの比較>

PERPBR
大型株平均(加重平均)13.31.120年2月末時点
情報・通信業 業界平均14.11.620年2月末時点
ソフトバンクグループ3.50.6

 

配当金の権利確定日と配当利回り推移【いつ、いくら貰える?】

ソフトバンクグループの配当金利回りは以下のようになっています。

 

<ソフトバンクグループの一株当たりの配当金>

2015/3期2016/3期2017/3期2018/3期2019/3期
中間配当20.0020.0022.0022.0022.00
期末配当20.0021.0022.0022.0022.00
合計40.0041.0044.0044.0044.00
配当利回り0.9%0.9%1.0%1.0%1.0%
一株利益(単体)2.75661.902,477.76187.871,818.47
配当性向(単体)1454.5%6.2%1.8%23.4%2.4%
一株利益(連結)562.20402.491,287.01933.541,268.15
配当性向(連結)7.1%10.2%3.4%4.7%3.5%

ソフトバンクグループ 有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成 ※2020年3月10日時点

 

<配当金の権利確定日>

中間配当 ・・・ 9月末日

期末配当 ・・・ 3月末日

 

ソフトバンクグループの配当金を受け取るためには、9月末、3月末時点でそれぞれ株主である必要がありますので、その2営業日前までに株式の購入を済ませましょう。

 

ソフトバンクグループの株主優待の内容と権利確定日【いつ、何が貰える?】

ソフトバンクグループでは2019年時点で株主優待は行っていません。今後の情報に期待しましょう。

 

参考情報:

ヤフーファイナンス-ソフトバンク-株主優待情報

 

 

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※2020年6月調べ

 

 

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モッピーげん玉ちょびリッチ
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モッピーの使い方【ネット通販や旅行予約でポイント貯まる】
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◆証券会社ごとの株式約定手数料

<1約定ごとコースの手数料>

10万円
まで
20万円
まで
30万円
まで
50万円
まで
100万円
まで
200万円
まで
300万円
まで
楽天証券90円105円250円250円487円921円921円
SBI証券90円105円250円250円487円921円921円
マネックス証券100円180円250円450円1500円3000円4500円
松井証券-------
野村證券139円300円300円477円953円1905円2858円

 

<1日定額コースの手数料>

10万円
まで
200万円
まで
300万円
まで
500万円
まで
1000万円
まで
楽天証券0円0円0円0円858円
SBI証券0円0円0円0円762円
マネックス証券2500円2500円2500円2500円2500円
松井証券----1000円
野村證券-----

 

 

ソフトバンクグループの会社概要【事業内容、決算月、売上、従業員数】

ソフトバンクグループへの投資を検討する場合には、会社の事業内容や業績等を理解しておくと今後の見通しを考える上で役に立ちます。

ソフトバンクグループは1981年に孫正義によって設立された通信・インターネット関連企業です。持株会社であるソフトバンクグループの傘下には、国内携帯電話事業のソフトバンク、インターネット事業のヤフー、米国携帯電話事業のスプリント、投資関連のソフトバンクビジョンファンドなどがあり、多様な事業を行っています。

 

<ソフトバンクグループの会社概要>

会社名:ソフトバンクグループ株式会社

英語表記:SoftBank Group Corp.

設立:1981年

本社所在地:東京都港区東新橋一丁目9番1号
東京汐留ビルディング

業種:情報・通信

グループ売上高:   9,602,236百万円(2019年3月期)

グループ従業員数:  76,866人(2019年3月期)

株式上場:東証第一部(1994年上場)

子会社数:1301社

会社HP:

| ソフトバンクグループ株式会社
ソフトバンクグループ株式会社(代表取締役 会長兼社長執行役員:孫 正義、英文社名:SoftBank Group Corp.)の公式サイトです。当社の理念・ビジョン・戦略、企業情報、株主・投資家(IR)情報、事業セグメント・グループ企業、サステナビリティ(ESG)情報をご覧いただけます。

 

ソフトバンクグループの決算情報【株価と配当金は業績次第】

株式投資では今後の株価や、配当金額の見通しの検討材料として決算情報を見ることが重要になります。安定した利益を出している企業は株価が上がりやすく、配当金を出す余力も多く持っています。

また、自己資本比率が高い企業は不況になっても倒産リスクが低いのでせっかく購入した株が、倒産により紙切れになってしまうリスクも低いです。

 

直近3事業年度の業績

ソフトバンクグループの直近3事業年度の業績は以下の通りです。

決算期17年3月期18年3月期19年3月期
会計基準IFRSIFRSIFRS
売上高(百万円)8,901,0049,158,7659,602,236
営業利益(百万円)1,025,9991,303,8012,353,931
営業利益率11.5%14.2%24.5%
経常利益(百万円)712,526384,6301,691,302
経常利益率8.0%4.2%17.6%
当期利益(百万円)1,426,3081,038,9771,411,199
利益率16.0%11.3%14.7%
総資産24,634,21231,180,46636,096,476
自己資本3,586,3525,184,1767,621,481
自己資本比率14.6%16.6%21.1%

ソフトバンクグループ 有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成

 

会社の業績の見方についてはこちらの記事で解説しています。決算情報の閲覧に不慣れな方がいらっしゃいましたらご参考にしてください。

5種類の利益の図解と一覧【営業利益、経常利益、純利益の違い】
会社に関わる5種類の利益のまとめ。5種類の利益(売上総利益、営業利益、経常利益、税引前利益、当期純利益)の違いを簡単に、かつ、わかりやすく解説。営業利益と経常利益の違いが分かると、経済ニュースに対する理解が深まり、ビジネス力もアップ!

 

ソフトバンクグループの海外売上比率【海外進出は業績UPのカギ】

投資先となる銘柄の将来性を判断する場合には、海外売上比率を見ることが一つの手段となります。日本は今後も少子高齢化が進むことは確実ですので、海外市場を開拓している企業は確実に有利になります。

 

<ソフトバンクグループの地域別売上高構成比>

ソフトバンクグループの地域別売上高構成比

 

<ソフトバンクグループの海外売上比率と地域別売上高>

決算期18年3月期19年3月期
日本4,445,6484,658,924
米国4,042,9234,210,267
その他海外670,194733,045
9,158,7659,602,236
国内売上比率48.5%48.5%
海外売上比率51.5%51.5%

単位:百万円

ソフトバンクグループ 有価証券報告書(2019年3月期決算)を元に筆者作成

 

セグメント情報【事業内容と業績の分析】

セグメントとは企業が行っている事業の区分のことを言います。投資をする会社の事業を理解するためには、セグメントごとにどのような事業を行っているかを見ることが参考になります。

 

ソフトバンクグループでは以下の6つのセグメントで事業を展開しています。

・ソフトバンク事業

・スプリント事業

・ヤフー事業

・アーム事業

・ソフトバンク・ビジョン・ファンド及びデルタ・ファンド事業

・ブライトスター事業

 

セグメントごとの売上高・営業利益は以下のようになっています。

 

<ソフトバンクグループのセグメント別売上高と営業利益>

ソフトバンクグループのセグメント別売上高と営業利益

 

それではここからは、各セグメントごとの事業内容、業績について見ていきましょう。

 

ソフトバンク事業の事業内容と業績

<主要製品・サービス>

日本国内における移動通信サービスの提供、携帯端末の販売、ブロードバンドなど固定通信サービスの提供、携帯端末アクセサリー・パソコン向けソフトウェア・パソコン周辺機器の販売

 

<主要会社>

ソフトバンク㈱、SB C&S㈱(ソフトバンクコマース&サービス)、Wireless City Planning㈱

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高3,564,8423,703,014
セグメント利益684,717725,140
営業利益率19.2%19.6%
従業員数(人)18,23523,132
売上高構成比38.9%38.6%
従業員数構成比24.3%30.1%
一人当たり売上高195.5160.1
一人当たりセグ利益37.531.3

単位:百万円

 

スプリント事業の事業内容と業績

<主要製品・サービス>

米国における移動通信サービスの提供、携帯端末尾の販売・リース、アクセサリーの販売、固定通信サービスの提供

 

<主要会社>

Sprint Corporation

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高3,403,8203,533,834
セグメント利益279,283280,295
営業利益率8.2%7.9%
従業員数(人)28,23027,072
売上高構成比37.2%36.8%
従業員数構成比37.7%35.2%
一人当たり売上高120.6130.5
一人当たりセグ利益9.910.4

単位:百万円

 

ヤフー事業の事業内容と業績

<主要製品・サービス>

インターネット上の広告事業、イーコマース事業、会員サービス事業

 

<主要会社>

ヤフー㈱、アスクル㈱

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高851,756923,539
セグメント利益176,286134,910
営業利益率20.7%14.6%
従業員数(人)11,46312,069
売上高構成比9.3%9.6%
従業員数構成比15.3%15.7%
一人当たり売上高74.376.5
一人当たりセグ利益15.411.2

単位:百万円

 

アーム事業の事業内容と業績

<主要製品・サービス>

マイクロプロセッサーに係るIP・関連テクノロジーのデザイン、ソフトウェアツールの販売

 

<主要会社>

Airm Limited

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高202,338202,616
セグメント利益-31,380133,966
営業利益率-15.5%66.1%
従業員数(人)5,7675,864
売上高構成比2.2%2.1%
従業員数構成比7.7%7.6%
一人当たり売上高35.134.6
一人当たりセグ利益-5.422.8

単位:百万円

 

ソフトバンクグループは2016年9月に英国の半導体設計会社であるアームを総額約240億ポンド(約310億米ドル、約3.3兆円)で子会社化しました。アームはスマホ関連の半導体に特に強みがあり、2018年時点で世界で出荷されるスマートフォンの95%以上にアームの設計した半導体チップが搭載されています。現時点では、ソフトバンクとアームのシナジー効果がどのようにでるのか不明ですが、今後の動向に注目です。

 

ソフトバンクビジョンファンド&デルタファンド事業の事業内容と業績

<主要製品・サービス>

テクノロジー分野での投資活動

 

<主要会社>

SoftBank Vision Fund L.P.、SB Delta Fund (Jersey) L.P.

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高00
セグメント利益302,9811,256,641
営業利益率#DIV/0!#DIV/0!
従業員数(人)159297
売上高構成比0.0%0.0%
従業員数構成比0.2%0.4%
一人当たり売上高0.00.0
一人当たりセグ利益1,905.54,231.1

単位:百万円

 

ブライトスター事業の事業内容と業績

<主要製品・サービス>

海外における携帯端末の流通

 

<主要会社>

Brightstar Corp.

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高1,047,9371,057,567
セグメント利益-44,634-23,396
営業利益率-4.3%-2.2%
従業員数(人)7,0965,298
売上高構成比11.4%11.0%
従業員数構成比9.5%6.9%
一人当たり売上高147.7199.6
一人当たりセグ利益-6.3-4.4

単位:百万円

 

その他事業の事業内容と業績

<主要製品・サービス>

フォートレス関連事業、福岡ソフトバンクホークス関連事業、スマートフォン決済事業

 

<主要会社>

Fortress Investment Group LLC、福岡ソフトバンクホークス㈱、PayPay㈱

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高88,072181,666
セグメント利益-21,835-90,053
営業利益率-24.8%-49.6%
従業員数(人)3,7922,873
売上高構成比1.0%1.9%
従業員数構成比5.1%3.7%
一人当たり売上高23.263.2
一人当たりセグ利益-5.8-31.3

単位:百万円

 

ソフトバンクグループの格付けの状況【財務内容の分析】

格付けとは格付け会社と呼ばれる会社その会社の信用力を評価してランク付けをしたもののことを言います。信用力とはその会社が債券を発行してお金を借りた場合に、そのお金をきちんと返せるかどうかのことを言います。つまり、格付けが高い会社は財務内容が良好で経営状態が安定していると見ることができます。

国内の代表的な格付け機関である格付投資情報センター(R&I)の発行体格付けでソフトバンクグループの格付けを見てみましょう。

 

<企業ごとの発行体格付け>

AAA
AA三菱商事、富士フイルム、三井物産、ホンダ、信越化学工業、キヤノン、三菱電機、KDDI、東日本旅客鉄道、日立製作所、旭化成、味の素、アステラス製薬
Aソフトバンク、ソニー、日産自動車、パナソニック、オリックス、日本航空、イオン、野村證券、いすゞ自動車
BBBアコム、商船三井、古川電気工業、沖電気工業
BBシャープ、アイフル、日本板硝子
B
CCC
CC
D

※2019年12月時点

 

<参考:格付け定義>

AAA信用力は最も高く、多くの優れた要素がある。
AA信用力は極めて高く、優れた要素がある。
A信用力は高く、部分的に優れた要素がある。
BBB信用力は十分であるが、将来環境が大きく変化する場合、注意すべき要素がある。
BB信用力は当面問題ないが、将来環境が変化する場合、十分注意すべき要素がある。
B信用力に問題があり、絶えず注意すべき要素がある。
CCC信用力に重大な問題があり、金融債務が不履行に陥る懸念が強い。
CC発行体のすべての金融債務が不履行に陥る懸念が強い。
D発行体のすべての金融債務が不履行に陥っているとR&Iが判断する格付。

 

ソフトバンクグループの歴史と沿革、ニュース

年月内容
1981年9月日本ソフトバンク設立。PC用パッケージソフトの流通業を開始
1990年7月ソフトバンク㈱に商号変更
1996年1月ヤフー㈱設立
1998年1月東証一部へ上場
2004年7月日本テレコム㈱を子会社化
2005年1月㈱福岡ダイエーホークスを子会社化
2006年4月ボーダフォンを子会社化
2013年1月イー・アクセス㈱(後にワイモバイル㈱)を子会社化
2013年7月米国の携帯電話事業者であるスプリントを子会社化
2016年9月英国の半導体設計会社でるアームを子会社化
2017年5月主にテクノロジー企業への投資を行うソフトバンクビジョンファンドが活動を開始

 

まとめ ソフトバンクの株主優待と配当金権利確定日【株価推移と配当利回り】

ここまでソフトバンクグループの株主優待、配当利回り、株価について書いてきました。株式投資で長期保有の銘柄を選ぶ際には、企業研究をしっかり行い割安かつ成長の見込める銘柄を選定しましょう。

 

 

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花王 の株価推移と配当利回り【将来性と買い時】

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