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東京エレクトロンの株価推移と株主優待・配当利回りまとめ |今後の予想見通しと買い時

東京エレクトロンの株価推移と株主優待・配当利回りまとめ |今後の予想見通しと買い時

本記事では株式投資の銘柄選びをされる個人投資家向けに、東京エレクトロンの株価推移、株主優待、配当利回り、今後の予想見通しなどの分析情報を、フィナンシャルプランナー(FP)の最上位資格であるCFPを持つ筆者がまとめています。

当ブログでは株式の長期保有により短期的な価格変動のリスクを回避しつつ、株主優待や配当金で長期安定的なリターンを得る投資戦略を推奨しています。長期投資でリターンを得るためにはその企業の事業内容や将来性を良く調べて、購入後も株主優待や配当の継続が期待できる銘柄を狙いましょう。

 

東京エレクトロンの株価推移(配当込)と株主優待・配当利回り【今後の予想見通しと買い時】

まずは東京エレクトロンの株価の推移と、株を購入した場合の利益の目安となる株主総利回りを見てみましょう。

株価については、単純な年度末の終値と、長期投資の際に参考になる配当込の終値をグラフ化しています。

また、株主総利回りは当初の株価を基準として、各年度に【配当+株価上昇】でどれだけの収益が得られるかを率にしたものです。

 

<東京エレクトロンの株価推移(配当込)と株主総利回り>

東京エレクトロンの株価推移(配当込)と株主総利回り

 

東京エレクトロンの直近の株価と買付情報は以下の通りです。購入は100株単位になりますので、東京エレクトロンの株式の購入には現時点で約202万円が必要です。

 

<東京エレクトロンの直近の株価と買付情報>

上場市場東証第一部
証券コード8035
業種電気機器
株価20,195
単元株数100
最低買付価格2,019,500

2020年3月24日時点

 

東京エレクトロンのPERとPBRの推移【株価の割安・割高のめやす】

東京エレクトロンの株価が割安か割高かの判定に役立つ、PERとPBRの推移をグラフにまとめました。

 

<東京エレクトロンのPER・PBRの推移>

東京エレクトロンのPER・PBRの推移

 

PERとは株価収益率(Price Earnings Ratio)のことをいい、株価が一株当たり利益の何倍になっているかを表しています。例えば、一株当たり利益が100円の会社の株価が1000円であればPERは1000円÷100円=10倍となります。

また、PBRとは株価純資産倍率(Price Book-value  Ratio)のことをいい、株価が一株当たり純資産額の何倍になっているかを表しています。例えば、一株当たり純資産額が1000円の会社の株価が1000円であればPBRは1000円÷1000円=1倍となります。

このPERやPBRをいろいろな銘柄と比較することで、その銘柄の株価が割安か割高か判断することができます。

 

<東京エレクトロンの株価の割安・割高の目安(直近)>

株価20,195
一株当たり利益1,514※19年3月期
一株当たり純資産5,372※19年3月期
PER13.3
PBR3.8

2020年3月24日時点

 

<東京エレクトロンのPER、PBRの比較>

PERPBR
大型株平均(加重平均)13.31.120年2月末時点
電気機器 業界平均16.91.720年2月末時点
東京エレクトロン13.33.8

 

 

今後の株価の見通しを判断したり、割安な銘柄を見つけるためには、日々の経済動向に関心を持つことや個別銘柄についての情報収集が大切です。

株の勉強や情報収集に使うツールは有料のものが多いですが、無料で利用できるものもあります。特にファイナンシャルアカデミーの株式投資セミナーは無料の割に情報が充実していて、WEB受講は1000円ですが、会場受講は無料なので、一度足を運んでみると勉強になると思います。

【無料で学べる株式投資セミナー】業界大手ファイナンシャルアカデミー

 

【無料でメールで届く注目銘柄情報】勝ち株ナビ

 

【無料で使える株式情報サイト】ゴールドリサーチ

 

配当金の権利確定日と配当利回り推移【いつ、いくら貰える?】

東京エレクトロンの配当金と配当利回りの推移は以下のようになっています。

 

<東京エレクトロンの一株当たりの配当金と配当利回り>

2015/3期2016/3期2017/3期2018/3期2019/3期
中間配当40.00125.00128.00277.00413.00
期末配当103.00112.00224.00347.00345.00
配当金 合計143.00237.00352.00624.00758.00
配当利回り0.7%1.2%1.7%3.1%3.8%

東京エレクトロン 有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成 ※2020年3月24日時点

 

<配当金の権利確定日>

中間配当 ・・・ 9月末日

期末配当 ・・・ 3月末日

 

東京エレクトロンの配当金を受け取るためには、9月末、3月末時点でそれぞれ株主である必要がありますので、その2営業日前までに株式の購入を済ませましょう。

 

東京エレクトロンの配当性向の推移【利益を配当金にまわす割合】

東京エレクトロンの配当性向の推移は以下の通りです。

 

<東京エレクトロンの配当性向の推移>

2015/3期2016/3期2017/3期2018/3期2019/3期
一株配当金143.00237.00352.00624.00758.00
一株利益(単体)352.98376.20284.56556.871,907.01
配当性向(単体)40.5%63.0%123.7%112.1%39.7%
一株利益(連結)401.08461.10702.261,245.481,513.58
配当性向(連結)35.7%51.4%50.1%50.1%50.1%

東京エレクトロン 有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成

 

配当性向とは、企業がその年に稼いだ利益(当期純利益)のうち、どれだけの割合を配当金として株主に支払ったかをパーセンテージで表した指標です。配当性向は以下の計算式で算出できます。

 

【配当性向の計算式】

配当性向 = 1株当たり配当金 / 一株当たり当期純利益 × 100

 

例えば、ある年の一株当たり当期純利益が100円だった企業が、一株当たり20円の配当金を株主に支払った場合には、配当性向は20%になります。

 

配当性向は高い企業ほどたくさん配当金が貰えるので一見すると優良な企業に思えるかもしれませんが必ずしもそうではありません。配当金として株主にお金を払うと、 ”企業の財産が減る”→”株価が下がる” という流れが起きるので、実際には配当性向が高いか低いかは企業の良し悪しとあまり関係ありません。しかし、配当を多く支払う企業の株は、個人投資家を中心に人気があるため、買われやすいという一面もあります。

 

東京エレクトロンの株主優待の内容と確定日【いつ、何が貰える?】

東京エレクトロンでは2019年時点で株主優待は行っていません。今後の情報に期待しましょう。

 

東京エレクトロンの会社概要【長期保有を考えるなら会社を分析】

東京エレクトロンへの投資を検討する場合には、会社の事業内容や業績等を理解しておくと今後の見通しを考える上で役に立ちます。

東京エレクトロンは半導体製造装置やFPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置の開発・製造・販売を行っている会社で、半導体製造装置では世界3位のメーカーです。その事業内容からBtoB取引がメインの会社のため、一般消費者からの認知度は高くありませんが、日本企業の中でもトップレベルの高収益企業で、役員・従業員の年収水準も非常に高い会社です。

 

<東京エレクトロンの会社概要>

会社名:東京エレクトロン株式会社

英語表記:Tokyo Electron Limited

設立:1963年

本社住所:東京都港区赤坂5−3−1 赤坂Bizタワー

業種:電気機器

事業内容:半導体製造装置、FPD製造装置の製造販売

グループ売上高:1,278,240百万円(2019年3月期)

グループ従業員数: 13,765人(2019年3月期)

連結子会社数:33社

株式上場:東証第一部(1980年上場)

会社HP:https://www.tel.co.jp/

 

東京エレクトロンの決算情報【株価推移と配当金は業績次第】

株式投資では今後の株価や、配当金額の見通しの検討材料として決算情報を見ることが重要になります。安定した利益を出している企業は株価が上がりやすく、配当金を出す余力も多く持っています。

また、自己資本比率が高い企業は不況になっても倒産リスクが低いのでせっかく購入した株が、倒産により紙切れになってしまうリスクも低いです。

 

直近3事業年度の業績

東京エレクトロンの直近3事業年度の業績は以下の通りです。

決算期17年3月期18年3月期19年3月期
会計基準日本基準日本基準日本基準
売上高(百万円)799,7191,130,7281,278,240
営業利益(百万円)155,697281,172310,571
営業利益率19.5%24.9%24.3%
経常利益(百万円)157,549280,737321,662
経常利益率19.7%24.8%25.2%
当期利益(百万円)115,208204,371248,228
利益率14.4%18.1%19.4%
自己資本643,095767,146880,749
総資産957,4471,208,7051,257,627
自己資本比率67.2%63.5%70.0%

東京エレクトロン 有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成

 

会社の業績の見方についてはこちらの記事で解説しています。決算情報の閲覧に不慣れな方がいらっしゃいましたらご参考にしてください。

利益の種類まとめ |営業利益、経常利益、税引前利益の違い【図解】
会社に関わる5種類の利益のまとめ。5種類の利益(売上総利益、営業利益、経常利益、税引前利益、当期純利益)の違いを簡単に、かつ、わかりやすく解説。営業利益と経常利益の違いが分かると、経済ニュースに対する理解が深まり、ビジネス力もアップ!

 

東京エレクトロンの売上高と営業利益の推移

東京エレクトロンの売上高と営業利益は以下のように推移しています。

 

<東京エレクトロンの売上高と営業利益の推移>

東京エレクトロンの売上高と営業利益の推移

単位:百万円

 

地域別売上の状況(海外売上比率)

投資先となる銘柄の将来性を判断する場合には、海外売上比率を見ることが一つの手段となります。日本は今後も少子高齢化が進むことは確実ですので、海外市場を開拓している企業は確実に有利になります。

 

<東京エレクトロンの地域別売上高構成比>

東京エレクトロンの地域別売上高構成比

 

<東京エレクトロンの海外売上比率と地域別売上高>

決算期18年3月期19年3月期
日本148,760208,796
北米119,257131,954
欧州96,94893,113
中国164,344307,879
韓国378,496311,081
台湾174,636164,912
その他海外48,28360,502
1,130,7241,278,237
国内売上比率13.2%16.3%
海外売上比率86.8%83.7%

単位:百万円

東京エレクトロン 有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成

 

セグメント情報【株価、配当金の見通しのヒント】

セグメントとは企業が行っている事業の区分のことを言います。投資をする会社の事業を理解するためには、セグメントごとにどのような事業を行っているかを見ることが参考になります。

 

東京エレクトロンでは以下の2つのセグメントで事業を展開しています。

・半導体製造装置

・FPD製造装置

 

セグメントごとの売上高と利益は以下のようになっています。

 

<東京エレクトロンのセグメント別売上高と利益>

東京エレクトロンのセグメント別売上高と利益

 

それではここからは、各セグメントごとの事業内容、業績について見ていきましょう。

 

セグメント情報 半導体製造装置

<主要製品・サービス>

ウェーハ処理工程で使われるコータ/デベロッパ、エッチング承知、成膜装置、洗浄装置、ウェーハ検査工程で使われるウェーハプローバなどの開発、製造販売、保守サービス

 

<主要会社>

東京エレクトロンテクノロジーソリューションズ、東京エレクトロン九州、東京エレクトロン宮城、東京エレクトロンFE、Tokyo Electron America, Inc.、Tokyo Electron Europa Ltd.、Tokyo Electron Korea Ltd.、Tokyo Electron Taiwan Ltd.、Tokyo Electron (Shanghai) Ltd.

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高1,055,2341,166,781
営業利益314,602326,716
営業利益率29.8%28.0%
従業員数(人)9,1089,927
一人当たり売上高115.9117.5
一人当たり営業利益34.532.9

単位:百万円

 

セグメント情報 FPD製造装置

<主要製品・サービス>

フラットパネルディスプレイ製造用のコータ/デベロッパ、エッチング/アッシング装置などの開発、製造、販売、保守サービス

 

<主要会社>

東京エレクトロンテクノロジーソリューションズ、東京エレクトロン九州、東京エレクトロンFE.、Tokyo Electron Korea Ltd.、Tokyo Electron Taiwan Ltd.、Tokyo Electron (Shanghai) Ltd.

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高75,06811,261
営業利益13,29924,241
営業利益率17.7%215.3%
従業員数(人)567623
一人当たり売上高132.418.1
一人当たり営業利益23.538.9

単位:百万円

 

東京エレクトロンの格付けの状況【株価と配当金見通しのヒント】

格付けとは格付け会社と呼ばれる会社その会社の信用力を評価してランク付けをしたもののことを言います。信用力とはその会社が債券を発行してお金を借りた場合に、そのお金をきちんと返せるかどうかのことを言います。つまり、格付けが高い会社は財務内容が良好で経営状態が安定していると見ることができます。

国内の代表的な格付け機関である格付投資情報センター(R&I)の発行体格付けで東京エレクトロンの格付けを見てみましょう。

 

<企業ごとの発行体格付け>

格付け企業
AAA
AA東京エレクトロン、三菱地所、三菱商事、富士フイルム、三井物産、ホンダ、信越化学工業、キヤノン、三菱電機、KDDI、東日本旅客鉄道、日立製作所、旭化成、味の素、アステラス製薬
Aソニー、富士通、武田薬品工業、ソフトバンク、日産自動車、パナソニック、オリックス、日本航空、イオン、野村證券、いすゞ自動車
BBBアコム、商船三井、古川電気工業、沖電気工業
BBシャープ、アイフル、日本板硝子
B
CCC
CC
D

201912月時点

 

<参考:格付け定義>

AAA信用力は最も高く、多くの優れた要素がある。
AA信用力は極めて高く、優れた要素がある。
A信用力は高く、部分的に優れた要素がある。
BBB信用力は十分であるが、将来環境が大きく変化する場合、注意すべき要素がある。
BB信用力は当面問題ないが、将来環境が変化する場合、十分注意すべき要素がある。
B信用力に問題があり、絶えず注意すべき要素がある。
CCC信用力に重大な問題があり、金融債務が不履行に陥る懸念が強い。
CC発行体のすべての金融債務が不履行に陥る懸念が強い。
D発行体のすべての金融債務が不履行に陥っているとR&Iが判断する格付。

出典:【格付投資情報センターHP】格付け一覧

 

東京エレクトロンの歴史と沿革、ニュース

1963年 東京放送の関係会社、東京エレクトロン研究所として設立

1972年 Tokyo Electron America, Inc.設立

1980年 東証第二部上場

1984年 東証第一部に指定替え

2012年 Tokyo Electron Singapore Pte. Ltd.設立

2014年 東京エレクトロンデバイスの株式の一部を売却

2017年 東京エレクトロン山梨と東京エレクトロン東北を合併

 

まとめ 東京エレクトロンの株価推移と株主優待・配当利回り【今後の予想見通しと買い時】

ここまで東京エレクトロンの株価推移、株主優待、配当利回り、今後の予想見通しについて書いてきました。株式投資で長期保有の銘柄を選ぶ際には、企業研究をしっかり行い割安かつ成長の見込める銘柄を選定しましょう。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。他の記事でも有益情報を発信していますので、ぜひ覗いてみてください。

 

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