パナソニックの株主優待、配当、株価は? | 株式投資のおすすめ銘柄

本記事では株式投資の銘柄選びをされる個人投資家向けに、パナソニックの株主優待、配当金、株価、業績などの情報を、フィナンシャルプランナー(FP)の最上位資格であるCFPを持つ筆者がまとめています。

 

パナソニックは白物家電に限らず、住宅設備や車載機器など幅広い分野で事業を展開しています。最近では車載電池にも力をいれており、米国のテスラモーターに電池を供給していることでも知られています。

 

創業者の松下幸之助も経営学の世界で大変有名ですね。

パナソニックの株主優待、配当、株価は? | 株式投資のおすすめ銘柄

パナソニックの株主優待、配当、株価は? | 株式投資のおすすめ銘柄

 

パナソニックの株価と買付情報

<パナソニックの株式買付情報>

上場市場 東証第一部  
証券コード 6752  
株価 990
単元株数 100
最低買付価格 99,000

2019年11月24日時点

パナソニックの株式の購入情報は上記の通りです。購入は100株単位になりますので、パナソニックの株式の購入には約10万円が必要です。

 

 

<パナソニックの株価の割安・割高の目安>

株価 990  
一株当たり利益 122 ※19年3月期
一株当たり純資産 820 ※19年3月期
PER 8.1
PBR 1.2

2019年11月24日時点

 

株価が割安か割高を見るときには、その銘柄のPER、PBRを見るのが参考になります。

 

PERとは株価収益率(Price Earnings Ratio)のことをいい、株価が一株当たり利益の何倍になっているかを表しています。例えば、一株当たり利益が100円の会社の株価が1000円であればPERは1000円÷100円=10倍となります。

 

また、PBRとは株価純資産倍率(Price Book-value  Ratio)のことをいい、株価が一株当たり純資産額の何倍になっているかを表しています。例えば、一株当たり純資産額が1000円の会社の株価が1000円であればPBRは1000円÷1000円=1倍となります。

 

このPERやPBRをいろいろな銘柄と比較することで、その銘柄の株価が割安か割高か判断することができます。

 

<パナソニックのPERの比較>

・大型株平均(加重平均) 13.5倍 ※19年9月時点

・電気機器業界平均(加重平均) 17.0倍 ※19年9月時点

・パナソニック 8.1倍

 

<パナソニックのPBRの比較>

・大型株平均(加重平均) 1.2倍 ※19年9月時点

・電気機器平均(加重平均) 1.7倍 ※19年9月時点

・パナソニック 1.2倍

 

 

今後の株価の見通しや割安な銘柄を見つけるためには、日々の情報収集が不可欠です。情報収集ツールは有料のものも多いですが、無料で関東財務局認定の有益な情報が得られるツールもあり、私自身も銘柄選びの参考に利用していますので興味のあるかたは無料登録してみてください。

 

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一株当たり配当金の推移と配当金の権利落ち日

  2015/3期 2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期
中間配当 8.00 10.00 10.00 10.00 15.00
期末配当 10.00 15.00 15.00 20.00 15.00
合計 18.00 25.00 25.00 30.00 30.00
配当利回り 1.8% 2.5% 2.5% 3.0% 3.0%
一株当たり利益 3.58 1.60 190.97 75.48 59.64
配当性向 502.8% 1562.5% 13.1% 39.7% 50.3%

2019年11月24日時点

 

<配当金の権利確定> 

中間配当 ・・・ 9月末日

期末配当 ・・・ 3月末日

 

パナソニックの配当金を受け取るためには、9月末、3月末時点でそれぞれ株主である必要がありますので、その2営業日前までに株式の購入を済ませましょう。

 

 

パナソニックの株主優待は何が貰える?

パナソニックでは株主優待は実施していません。今後の動向に期待しましょう。

 

 

 

 

パナソニックの業績情報

直近3事業年度の業績

決算期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期
会計基準 IFRS IFRS IFRS
売上高 7,343,707 7,982,164 8,002,733
営業利益 276,784 380,539 411,498
営業利益率 3.8% 4.8% 5.1%
経常利益 275,066 378,590 416456.0%
経常利益率 3.7% 4.7% 0.1%
当期利益 149,360 236,040 284,149
利益率 2.0% 3.0% 3.6%
自己資本比率 26.3% 27.1% 31.8%

単位:百万円

パナソニック有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成 

 

 

会社の業績の見方についてはこちらの記事で解説しています。決算情報の閲覧に不慣れな方がいらっしゃいましたらご参考にしてください。

 

 

地域別売上の状況(海外売上比率)

就職、転職先の企業を見るときにその企業の将来性を重視する場合には、海外売上比率を見ることが一つの手段となります。日本は今後も少子高齢化が進むことは確実ですので、海外市場を開拓している企業は確実に有利になります。

決算期 2019年3月期
日本 3,716,555
米国 1,529,803
欧州 807,261
アジア・太平洋・中国他 1,949,114
8,002,733
国内売上比率 46.4%
海外売上比率 53.6%

単位:百万円

パナソニック有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成 

 

 

セグメント情報(事業ごとの概況)

セグメントとは企業が行っている事業の区分のことを言います。就職転職では企業を選ぶことも重要ですが、同様にどのセグメントで働くことになるかも非常に大切です。昨今では企業は生き残りをかけて不採算事業の整理・売却を行うことも珍しくありません。不採算事業で働いている場合、給与水準が下がるということや、気が付いたら別の会社に売却されていた、などという笑えない事態も起こりえます。

 

パナソニックでは、アプライアンス、エコソリューションズ、コネクテッドソリューションズ、オートモーティブ&インダストリアルシステムズの4つのセグメントで事業を展開しています。それでは各セグメントの事業内容、業績について見ていきましょう。

 

セグメント情報 アプライアンス

<主要製品>

ルームエアコン、大型空調、テレビ、デジタルカメラ、ビデオ機器、オーディオ機器、洗濯機、冷蔵庫、掃除機、電子レンジ、美・理容器具 等

 

<主要会社>

パナソニック(製造・販売)、パナソニックコンシューマーマーケティング(販売)、パナソニックノースアメリカ(販売)、パナソニックマーケティングヨーロッパ(販売)、パナソニックアジアパシフィック(販売)、パナソニックチャイナ(販売)、パナソニックAPエアコン広州(製造)

 

<業績情報>

決算期 2018年3月期 2019年3月期
売上高(百万円) 2,784,232 2,750,553
営業利益(百万円) 107,785 85,852
営業利益率 3.9% 3.1%
従業員数(人) 64,037 69,821
一人当たり売上高(百万円) 43.5 39.4
一人当たり営業利益(百万円) 1.7 1.2

 

 

セグメント情報 エコソリューションズ

<主要製品>

照明器具、ランプ、配線器具、太陽光発電システム、水回り設備、内装建材、外装建材、空気清浄機、戸建住宅、集合住宅、リフォーム 等

 

<主要会社>

パナソニック(製造・販売)、パナソニックコンシューマーマーケティング(販売)、パナソニックノースアメリカ(販売)、パナソニックマーケティングヨーロッパ(販売)、パナソニックアジアパシフィック(販売)、パナソニックチャイナ(販売)、パナソニックエコシステムズ(製造)、パナソニックホームズ(製造)

 

<業績情報>

決算期 2018年3月期 2019年3月期
売上高(百万円) 1,957,396 2,036,054
営業利益(百万円) 81,221 64,640
営業利益率 4.1% 3.2%
従業員数(人) 51,095 56,913
一人当たり売上高 38.3 35.8
一人当たり営業利益 1.6 1.1

 

 

セグメント情報 コネクテッドソリューションズ

<主要製品>

航空機内エンターテインメント、システム・通信サービス、電子部品実装システム、溶接機、プロジェクター、業務用カメラシステム、パソコン・タブレット、監視・防犯カメラ 等

 

<主要会社>

パナソニック(製造・販売)、パナソニックコンシューマーマーケティング(販売)、パナソニックノースアメリカ(販売)、パナソニックマーケティングヨーロッパ(販売)、パナソニックアジアパシフィック(販売)、パナソニックチャイナ(販売)、パナソニックシステムソリューションズジャパン(製造)、パナソニックスマートファクトリーソリューションズ(製造)、パナソニックアビオニクス(製造)

 

<業績情報>

決算期 2018年3月期 2019年3月期
売上高(百万円) 1,110,408 1,127,670
営業利益(百万円) 103,586 94,383
営業利益率 9.3% 8.4%
従業員数(人) 31,549 28,333
一人当たり売上高 35.2 39.8
一人当たり営業利益 3.3 3.3

 

 

セグメント情報 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ

<主要製品>

車載インフォテインメントシステム、自動車用ミラー。乾電池、小型リチウムイオン電池、車載電池、制御装置、モーター、半導体、電子部品、電子材料 等

 

<主要会社>

パナソニック(製造・販売)、パナソニックコンシューマーマーケティング(販売)、パナソニックノースアメリカ(販売)、パナソニックマーケティングヨーロッパ(販売)、パナソニックアジアパシフィック(販売)、パナソニックチャイナ(販売)、パナソニックセミコンダクターソリューションズ(製造)、パナソニック液晶ディスプレイ(製造)

 

<業績情報>

決算期 2018年3月期 2019年3月期
売上高(百万円) 2,803,908 2,983,106
営業利益(百万円) 93,434 56,439
営業利益率 3.3% 1.9%
従業員数(人) 102,414 100,728
一人当たり売上高 27.4 29.6
一人当たり営業利益 0.9 0.6

 

 

その他関連情報 

格付けの状況

格付けとは格付け会社と呼ばれる会社その会社の信用力を評価してランク付けをしたもののことを言います。信用力とはその会社が債券を発行してお金を借りた場合に、そのお金をきちんと返せるかどうかのことを言います。つまり、格付けが高い会社は財務内容が良好で経営状態が安定していると見ることができます。

 

<長期債>

ムーディーズ A3
スタンダード & プアーズ A-
格付投資情報センター A

 (2019年8月6日更新)

 

 

パナソニックの歴史と沿革

1918年 松下幸之助により松下電気器具製作所として創業

1927年 「ナショナル」の商標を制定

1949年 東証、大証に株式上場

2003年 グローバルブランドを「panasonic」に統一

 

 

ニュース

2014年 確定給付企業年金の一部を確定拠出年金に移行。これにより確定給付企業年金の運用リスクの一部から解放されることとなりました。

 

2019年7月 米ドル建無担保社債を発行。(3年満期10億ドル、5年満期10億ドル、10年満期5億ドル)

 

2019年8月 50近く在籍していた執行役員数を1/3程度まで削減すると発表。過剰な役員数は役割と責任の所在があいまいになることから、人数の削減は良い影響をもたらしそうです。

 

2019年8月 オーディオブランド「テクニクス」から約15万円の高級イヤホンを販売すると発表。

 

2019年9月 執行役員の数を43人から10人へと削減すると発表。執行役員の数は約4分の1になることとなった。

 

2019年11月 2021年を目途に液晶パネル事業から撤退すると発表。同事業の工場従業員はグループ内で配置転換を行う方針。