東京エレクトロンの株主優待、配当、株価は? | 株式投資のおすすめ銘柄

本記事では株式投資の銘柄選びをされる個人投資家向けに、東京エレクトロンの株主優待、配当金、株価、業績などの情報を、フィナンシャルプランナー(FP)の最上位資格であるCFPを持つ筆者がまとめています。

 

東京エレクトロンは半導体製造装置やFPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置の開発・製造・販売を行っている会社です。その事業内容からBtoB取引がメインの会社のため、一般消費者からの認知度は高くありませんが、日本企業の中でもトップレベルの高収益企業で、役員・従業員の年収水準も非常に高い会社です。

東京エレクトロンの株主優待、配当、株価は? | 株式投資のおすすめ銘柄

東京エレクトロンの株主優待、配当、株価は? | 株式投資のおすすめ銘柄

 

東京エレクトロンの株価と買付情報

<東京エレクトロンの株式買付情報>

上場市場 東証第一部  
証券コード 8035  
株価 21,505
単元株数 100
最低買付価格 2,150,500

2019年10月14日時点

東京エレクトロンの株式の購入情報は上記の通りです。購入は100株単位になりますので、東京エレクトロンの株式の購入には現時点で約215万円が必要です。

 

 

<東京エレクトロンの株価の割安・割高の目安>

株価 21,505  
一株当たり利益 1,514 ※19年3月期
一株当たり純資産 5,372 ※19年3月期
PER 14.2
PBR 4.0

2019年10月14日時点

 

株価が割安か割高を見るときには、その銘柄のPER、PBRを見るのが参考になります。

 

PERとは株価収益率(Price Earnings Ratio)のことをいい、株価が一株当たり利益の何倍になっているかを表しています。例えば、一株当たり利益が100円の会社の株価が1000円であればPERは1000円÷100円=10倍となります。

 

また、PBRとは株価純資産倍率(Price Book-value  Ratio)のことをいい、株価が一株当たり純資産額の何倍になっているかを表しています。例えば、一株当たり純資産額が1000円の会社の株価が1000円であればPBRは1000円÷1000円=1倍となります。

 

このPERやPBRをいろいろな銘柄と比較することで、その銘柄の株価が割安か割高か判断することができます。

 

 

<東京エレクトロンのPERの比較>

・大型株平均(加重平均) 13.5倍 ※19年9月時点

・電気機器業界平均(加重平均) 17.0倍 ※19年9月時点

・東京エレクトロン 14.2倍

 

<東京エレクトロンのPBRの比較>

・大型株平均(加重平均) 1.2倍 ※19年9月時点

・電気機器業界平均(加重平均) 1.7倍 ※19年9月時点

・東京エレクトロン 4.0倍

 

 

今後の株価の見通しや割安な銘柄を見つけるためには、日々の情報収集が不可欠です。情報収集ツールは有料のものも多いですが、無料で関東財務局認定の有益な情報が得られるツールもあり、私自身も銘柄選びの参考に利用していますので興味のあるかたは無料登録してみてください。

 

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配当金の推移と配当金の権利落ち日

<東京エレクトロンの一株当たりの配当金>

  2015/3期 2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期
中間配当 40.00 125.00 128.00 277.00 413.00
期末配当 103.00 112.00 224.00 347.00 345.00
合計 143.00 237.00 352.00 624.00 758.00
配当利回り 0.7% 1.1% 1.6% 2.9% 3.5%
一株当たり利益 352.98 376.20 284.56 556.87 2,907.01
配当性向 40.5% 63.0% 123.7% 112.1% 26.1%

2019年10月14日時点

東京エレクトロンは年度によっては配当性向が100%を超えるほど配当金の分配にこだわっている企業で、ここ5年間は増配が続いています。株価水準も落ち着いていますので、配当狙いの個人投資家にはおすすめですね。

 

<配当金の権利確定日> 

中間配当 ・・・ 9月末日

期末配当 ・・・ 3月末日

 

東京エレクトロンの配当金を受け取るためには、9月末、3月末時点でそれぞれ株主である必要がありますので、その2営業日前までに株式の購入を済ませましょう。

 

 

東京エレクトロンの株主優待は何が貰える?

東京エレクトロンでは2019年時点で株主優待は行っていません。今後の情報に期待しましょう。

 

 

東京エレクトロンの業績情報

株式投資では今後の株価の見通しの検討材料として決算情報を見ることが重要になります。安定した利益を出している企業はやはり市場から評価をされやすく、自己資本比率が高い企業は不況でも体力があり倒産リスクが低いと言えるので、そのあたりを中心に企業の業績を見るようにすると良いでしょう。

 

直近3事業年度の業績

決算期 17年3月期 18年3月期 19年3月期
会計基準 日本基準 日本基準 日本基準
売上高(百万円) 799,719 1,130,728 1,278,240
営業利益(百万円) 155,697 281,172 310,571
営業利益率 19.5% 24.9% 24.3%
経常利益(百万円) 157,549 280,737 321,662
経常利益率 19.7% 24.8% 25.2%
当期利益(百万円) 115,208 204,371 248,228
利益率 14.4% 18.1% 19.4%
自己資本 643,095 767,146 880,749
総資産 957,447 1,208,705 1,257,627
自己資本比率 67.2% 63.5% 70.0%

東京エレクトロン 有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成  

 

会社の業績の見方についてはこちらの記事で解説しています。決算情報の閲覧に不慣れな方がいらっしゃいましたらご参考にしてください。

 

 

地域別売上の状況(海外売上比率)

投資先となる銘柄の将来性を判断する場合には、海外売上比率を見ることが一つの手段となります。日本は今後も少子高齢化が進むことは確実ですので、海外市場を開拓している企業は確実に有利になります。

 

<東京エレクトロンの海外売上比率>

決算期 18年3月期 19年3月期
日本 148,760 208,796
北米 119,257 131,954
欧州 96,948 93,113
中国 164,344 307,879
韓国 378,496 311,081
台湾 174,636 164,912
その他海外 48,283 60,502
1,130,724 1,278,237
国内売上比率 13.2% 16.3%
海外売上比率 86.8% 83.7%

単位:百万円

東京エレクトロン 有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成 

 

 

セグメント情報(事業ごとの概況)

セグメントとは企業が行っている事業の区分のことを言います。投資をする会社の事業を理解するためには、セグメントごとにどのような事業を行っているかを見ることが参考になります。

 

東京エレクトロンでは、半導体製造装置、FPD製造装置の2つのセグメントで事業を展開しています。それでは各セグメントの事業内容、業績について見ていきましょう。

 

セグメント情報 半導体製造装置

<主要製品・サービス>

ウェーハ処理工程で使われるコータ/デベロッパ、エッチング承知、成膜装置、洗浄装置、ウェーハ検査工程で使われるウェーハプローバなどの開発、製造販売、保守サービス

 

<主要会社>

 東京エレクトロンテクノロジーソリューションズ、東京エレクトロン九州、東京エレクトロン宮城、東京エレクトロンFE、Tokyo Electron America, Inc.、Tokyo Electron Europa Ltd.、Tokyo Electron Korea Ltd.、Tokyo Electron Taiwan Ltd.、Tokyo Electron (Shanghai) Ltd.

 

<業績情報>

決算期 18年3月期 19年3月期
売上高 1,055,234 1,166,781
営業利益 314,602 326,716
営業利益率 29.8% 28.0%
従業員数(人) 9,108 9,927
一人当たり売上高 115.9 117.5
一人当たり営業利益 34.5 32.9

単位:百万円

 

   

セグメント情報 FPD製造装置

<主要製品・サービス>

フラットパネルディスプレイ製造用のコータ/デベロッパ、エッチング/アッシング装置などの開発、製造、販売、保守サービス

 

<主要会社>

東京エレクトロンテクノロジーソリューションズ、東京エレクトロン九州、東京エレクトロンFE.、Tokyo Electron Korea Ltd.、Tokyo Electron Taiwan Ltd.、Tokyo Electron (Shanghai) Ltd.

 

<業績情報>

決算期 18年3月期 19年3月期
売上高 75,068 11,261
営業利益 13,299 24,241
営業利益率 17.7% 215.3%
従業員数(人) 567 623
一人当たり売上高 132.4 18.1
一人当たり営業利益 23.5 38.9

単位:百万円

 

 

その他関連情報 

格付けの状況

格付けとは格付け会社と呼ばれる会社その会社の信用力を評価してランク付けをしたもののことを言います。信用力とはその会社が債券を発行してお金を借りた場合に、そのお金をきちんと返せるかどうかのことを言います。つまり、格付けが高い会社は財務内容が良好で経営状態が安定していると見ることができます。

 

<長期>

ムーディーズ -
スタンダード & プアーズ -
格付投資情報センター AA-
日本格付研究所 AA

※最終確認日:2019年9月 

 

<短期>

ムーディーズ -
スタンダード & プアーズ -
格付投資情報センター a-1+
日本格付研究所 J-1+

※最終確認日:2019年9月

 

 

東京エレクトロンの歴史と沿革

1963年 東京放送の関係会社、東京エレクトロン研究所として設立

1972年 Tokyo Electron America, Inc.設立

1980年 東証第二部上場

1984年 東証第一部に指定替え

2012年 Tokyo Electron Singapore Pte. Ltd.設立

2014年 東京エレクトロンデバイスの株式の一部を売却

2017年 東京エレクトロン山梨と東京エレクトロン東北を合併

 

 

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