転職・キャリア

キーエンスに転職!離職率、年収給料、福利厚生まとめ【勤続年数とブラック評判】

キーエンスに転職!年収給料、離職率、福利厚生まとめ【勤続年数とブラック評判】

この記事を書いている人

モチタケ

転職、副業、投資を駆使して金融資産1億円に挑戦中。第二新卒で未経験職種への底辺転職を経験した後、スキルを蓄積して大手上場企業の内定を獲得してきたジョブホッパー。転職、副業、投資のノウハウや、日々の気づきなどを発信。東京都在住。

【保有資格】ファイナンシャルプランナー、税理士試験(法人税法)、日商簿記検定1級、TOEIC900

本記事は、キーエンスの給料年収、離職率、勤続年数、ブラック企業度等について、第二新卒・未経験転職を経て、転職人気ランキングトップ10常連企業に内定した経験がある筆者が独自のノウハウと転職経験をもとに企業研究としてまとめています。

私自身、学生時代は大したスキルはなく就職活動もとても苦戦したのですが、社会人になってからの仕事の実績の積み上げや継続的な自己投資により、転職活動では東証一部上場売上高数兆円の日本を代表する企業の内定を複数獲得してきました。

就職・転職活動で倍率の高い人気企業の書類選考や面接を突破して内定を取るためには、綿密な企業研究をもとに志望動機などの面接対策を行い、他の候補者との差別化ができるようにすることが極めて重要です。また、就職・転職活動は内定を獲得することがゴールではなく、入社後にその会社で活躍することが目的ですから、待遇や働きやすさ、社風などについても情報収集は欠かせません。

記事の内容は順次追記・更新しきますので、本記事を企業研究や会社選びの参考にしていただき、一人でも多くの人がブラック企業を回避しつつ、ご自身のキャリアにマッチする企業を見つけ、第一志望の企業から内定を獲得していただければと思います。

 

ブックマークして後で読む

記事のブックマークは、はてなブックマークボタンからどうぞ。オンライン上にブックマークを保存して、どのデバイスからでも記事が読めます。

このエントリーをはてなブックマークに追加

  1. キーエンスに転職!年収給料、離職率、福利厚生まとめ【勤続年数とブラック評判】
  2. キーエンスの年収と離職率、勤続年数【転職での給料アップは?】
    1. キーエンス従業員の平均年収/給料と勤続年数
    2. キーエンス役員の給料年収はどれくらい?
    3. キーエンスの新卒入社の初任給はいくら?【生涯年収とは相関低い】
  3. キーエンスの離職率と働き方【勤務時間、休日、テレワーク、フレックスタイム】
  4. キーエンスの福利厚生、退職金制度【年収給料以外の待遇】
  5. キーエンスの企業理念と経営方針【社風を知るヒント】
  6. キーエンス社員の出身大学【社風・学閥を知るヒント】
  7. キーエンスへの中途採用求人の探し方(転職エージェントを活用)
  8. キーエンスの売上、業績、財務内容
    1. キーエンスの直近2事業年度の売上、業績
    2. キーエンスの業績推移【売上推移と利益】
  9. キーエンスの海外売上比率と地域別売上
  10. キーエンスの事業別の売上、業績と事業内容
  11. キーエンスの事業内容と将来性
    1. キーエンスグループの関係会社
  12. ホワイト企業ブラック企業判定(リストラ、残業時間)
    1. くるみん・・・キーエンスは認定なし✖
    2. プラチナくるみん・・・キーエンスは認定なし✖
    3. ホワイト500・・・キーエンスは認定なし✖
    4. キーエンスの働き方改革への取り組み
  13. キーエンスのリストラ、過労死、労災など【ブラック企業は離職率も高い】
  14. キーエンスの歴代社長の経歴【高年収への出世コース】
    1. 滝崎 武光(1974年5月~2000年11月)
    2. 山本 晃則(2010年12月~現在)
  15. キーエンスの転職口コミサイトでの評判【年収や離職率の実態】
  16. キーエンスの歴史と沿革、ニュース
  17. まとめ キーエンスに転職!年収給料、離職率、福利厚生【勤続年数とブラック評判】

キーエンスに転職!年収給料、離職率、福利厚生まとめ【勤続年数とブラック評判】

キーエンスは1974年に設立され、ファクトリーオートメーション用のセンサーや測定器の開発、設計、販売などを手掛ける企業です。社名であるキーエンス(KEYENCE)は、「Key of Science(科学の鍵)」という言葉から抜き出された造語です。

 

<キーエンスの会社概要>

会社名:株式会社キーエンス

英語表記:KEYENCE CORPORATION

設立:1974年

本社所在地:大阪府大阪市東淀川区東中島一丁目3番14号

業種:電気機器

事業内容:FA用センサ等の製造販売

連結売上高: 587,095百万円(2019年3月期)

連結従業員数: 7,941人(2019年3月期)

株式上場:東証第一部(1989年上場)

拠点数:46か国、210拠点(2019年時点)

会社HP:

キーエンス
センサ、変位計、画像処理、PLC、タッチパネル、バーコード、マイクロスコープ、計測器、マーキング機器などの商品情報、改善事例をご紹介します。世界46ヵ国220拠点で直販体制、株式会社キーエンス。

 

キーエンスの年収と離職率、勤続年数【転職での給料アップは?】

就職先、転職先を検討する上で最も気になるのがその企業で働く人の待遇(年収や勤続年数、離職率)ではないでしょうか。ここからはキーエンスの役員従業員の給料年収と勤続年数/離職率について見ていきたいと思います。

 

キーエンス従業員の平均年収/給料と勤続年数

決算期19年3月期
グループ全体の従業員数7,941
(うち親会社の状況)
従業員数2,388
平均年齢35.8
平均勤続年数12.1
平均年収21,106,666

キーエンス 有価証券報告書(2019年3月期決算)を元に筆者作成

 

<平均年収を見るときの注意点>

・工場のラインスタッフなど年収水準が低い社員がいると平均年収は低く出ます

・持ち株会社(ホールディングス)など幹部社員のみが所属している会社の場合は、平均年種が高くでます。

 

<キーエンスの平均年収を比較>

キーエンスの平均年収の比較対象として製造業の平均年収、全産業の会社員の平均年収を掲載しておきます。

業種区分平均年収
キーエンスの平均年収2111万円
製造業の平均年収507万円
会社員の平均年収432万円
正規社員の平均年収494万円
非正規社員の平均年収175万円

出典:平成29年分民間給与実態統計調査(国税庁)

 

キーエンス役員の給料年収はどれくらい?

それでは次にキーエンスの役員の報酬体系、年収水準について見ていきましょう。

 

<役職ごとの年収>

役職年収合計人数一人当たり平均
取締役297837
社外役員3557

単位:百万円

 

<役員報酬の他社比較>

では次にキーエンスの役員報酬を他の大企業と比較してみましょう。

会社名年度役職一人当たり平均
伊藤忠商事201903取締役346
キヤノン201812取締役197
三菱商事201903取締役162
三菱電機201903執行役128
パナソニック201903取締役121
三井物産201903取締役111
日立製作所201903執行役103
信越化学工業201903取締役103
三菱重工201903取締役102
ホンダ201903取締役98
ソニー201903執行役90
三菱地所201903執行役82
日本航空201903取締役54
富士通201903取締役53
ZOZO201903取締役52
メルカリ201906取締役50
東日本旅客鉄道201903取締役45
キーエンス201903取締役37

単位:百万円

 

<年収1億円以上の役員>

年収(役員報酬)が1億円以上の上場会社役員は、有価証券報告書にその報酬の額を開示することとされています。キーエンスの場合、年収1億円以上の役員は1名で、各役員の年収は以下の通りです。

氏名役職年収
山本 晃則取締役156

単位:百万円

 

キーエンスの新卒入社の初任給はいくら?【生涯年収とは相関低い】

新卒入社の場合には、初任給を見て働く会社を決めてしまう方もいるかもしれませんが、実は初任給はどこの会社も大差ありません。そのため、重視すべきはそのあとの昇給の速さや平均年収です。

企業の中には高い初任給で人材を集めておいて、その後の昇給がほとんどないという企業もあるので気をつけましょう。参考までにキーエンスが公表している初任給は以下の通りです。

 

<キーエンスの初任給>

区分初任給(円)
博士了225,000
修士了225,000
学部卒205,000

※19年4月実績

 

キーエンスの離職率と働き方【勤務時間、休日、テレワーク、フレックスタイム】

その会社での待遇を知るには、年収や福利厚生だけではなく、働き方についても知っておく必要があります。2つの会社を比較したときに、一方が10%給料が高かったとしても、休日日数が15%少なかったとしたら時給は少ないということになりますね。

キーエンスの働き方についての当サイトでの調査結果は以下の通りです。

 

<勤務時間>

8時間(8:30~17:15)※2019年調べ

 

<ボーナス賞与>

年4回(3月・6月・9月・12月)

 

<休暇>

・週休2日制 (土日休 ※年2回出勤土曜有)

・年間休日129日(2019年度)、GW・夏季・冬季 各9~10連休、祝日、有給・慶弔・特別休暇

 

<勤務地>

本社・研究所(新大阪)、東京研究所(台場)および国内外各事務所

 

<フレックスタイム・テレワークの導入>

不明

 

<離職率>

2~4%台での推移(2015年~2019年)

※キーエンス採用HP【募集要項とFAQ】より

 

キーエンスの福利厚生、退職金制度【年収給料以外の待遇】

働く会社を選ぶうえでは、福利厚生や退職金制度も見逃せません。年収自体は少なくても、福利厚生で受けるメリットを鑑みれば、年収以上の魅力がある企業はたくさんあります。

キーエンスの福利厚生、退職金制度で確認できている情報は以下の通りです。

 

退職一時金情報なし
確定給付企業年金情報なし
確定拠出年金あり
社員寮・家賃補助借上社宅、地域住宅補助
保養所情報なし
従業員持株会あり
財形貯蓄制度情報なし
グループ生命保険情報なし
カフェテリアプラン
※会社が用意した福利厚生メニューの中から、好きなものを一定の範囲内で選択・利用できる制度
情報なし
慶弔金結婚祝い金、出産祝い金

 

キーエンスの企業理念と経営方針【社風を知るヒント】

企業理念や経営方針はただの言葉なので重視しない方も多いかもしれませんが、企業理念には会社が何を考えて経営をしていくかという考え方が凝縮されています。気にしすぎる必要はないと思いますが、企業理念が全く腹に落ちないような会社には入社をしても社風が合わない可能性が高いです。

企業理念を見る際には、自分の考え方や生き方から見て腑に落ちる内容かという点や、面接などの選考への挑み方として役に立てられそうかという目線で見ると良いでしょう。

キーエンスでは社員が共有する会社としての考え方として以下の3点をあげています。圧倒的な付加価値を出し続けるキーエンスならではの内容ですね。

 

<キーエンス 私たちの考え方>

・最小の資本と人で、最大の付加価値をあげる。

・「目的意識」をもって主体的に行動する。

・「市場原理・経済原則」で考える。

※キーエンスHP 私たちの考え方より

 

キーエンス社員の出身大学【社風・学閥を知るヒント】

企業の社風とは、なかなか言葉や数字で言い表すのは難しいものです。そうはいっても、入社を検討する場合にはその会社がどんな社風か知りたいですよね。

企業の社風を知るヒントの一つが社員の出身大学です。特定の大学から多く採用している企業は学閥があるかもしれません。また、自分と同じ大学や同じレベルの大学から多く入社している企業であれば、自分が入社してから働きやすいでしょう。 そんな観点から出身大学を見ると、入社後に楽しく働けるかが見えてくると思います。

 

<キーエンス社員の主要出身大学(19年春入社)>

大学人数
慶應義塾大学38
早稲田大学33
東京大学9
京都大学8
東京工業大学8
上智大学7
大阪大学5
筑波大学3
名古屋大学3
北海道大学2
九州大学1
神戸大学1
東北大学1
東京外国語大学1

出典:AERA2019年8月5日号

 

キーエンスへの中途採用求人の探し方(転職エージェントを活用)

キーエンスをはじめとする大手企業に転職したい場合はどのように求人情報を探せばよいのでしょうか。大手企業の求人は、非公開求人と呼ばれる転職エージェント経由でしか見ることができない形式で募集がかかります。

 

<公開求人>

リクナビNextなど、WEBサイトに登録すればだれでも見れる求人

 

<非公開求人>

転職エージェントで転職支援サービスを受けた人だけが見れる求人

 

理由としては、公開求人で募集をして応募が集まりすぎると企業側での選考が大変になることや、求人の内容自体に機密情報が含まれていたりする、ということがあげられます。つまり、多くの人が応募したくなるような年収が高く、離職率が低いホワイト企業の求人のほとんどは非公開求人として募集が掛かります。

その「非公開求人」を見るためには転職エージェントに登録が必要になります。転職エージェントへの登録や転職支援を受けるのはすべて無料ですので、転職するつもりがあってもなくても常に転職市場の情報収集として何社か登録しておくことをおすすめします。私自身も転職エージェントとは常に数社付き合いを持つようにしていて、その時々の求人情報を見て今後のキャリアプランの参考にしています。

 

<転職エージェント登録の流れ>

転職エージェントへの登録は社会人の方であれば誰でも下記の流れで行うことができます。

転職エージェント登録の流れ

 

<【完全無料】まずは大手転職エージェント2社に登録>

転職エージェントは会社数も多く、どこのエージェントに登録すべきか迷ってしまうかもしれませんが、まずはリクルートエージェントとdodaエージェントサービスの2社に登録をして求人を探しましょう。この2社は私の過去の転職活動でも毎回使い倒している転職エージェントで、この2社に登録しておけば市場に出回っている求人の大多数をカバーできます。また、2社に登録することで、担当のキャリアコンサルタントのスペックを比較しながら転職活動や転職市場調査を進めることができます。

 

リクルートエージェント | 求人数・転職実績No1 

dodaエージェントサービス by パーソルキャリア

 

上記転職エージェントの詳細については別記事で解説していますのでご覧ください。

転職エージェントはどこがいい?超大手企業への転職で使用した転職エージェント
転職エージェントを利用するならどこがいい?転職エージェントは求人の紹介や、募集先企業への推薦など、転職成功に欠かせない存在です。東証一部上場の日本を代表する企業から内定を何度も獲得した筆者が、転職3回で実際に利用した転職エージェントの比較と口コミ。

 

キーエンスの売上、業績、財務内容

就職先や転職先の企業を選択する上でその企業の売上、業績、財務内容を見ることは極めて重要です。大企業であっても東芝のように不祥事がきっかけであっという間に倒産寸前に追い込まるのが今の時代です。

大企業だから安心、中小企業だから不安、というのは幻想で、正解は「企業による」です。企業ごとに決算情報や財務内容は良く調べて、業績が怪しい企業は就職先としては避ける賢さが必要になります。それではキーエンスの売上、業績、財務内容について見ていきましょう。

 

キーエンスの直近2事業年度の売上、業績

キーエンスの直近2事業年度の売上、業績は以下の通りです。

決算期2018年3月期2019年3月期
会計基準日本基準日本基準
売上高(百万円)526,847587,095
営業利益(百万円)292,890317,868
営業利益率55.6%54.1%
経常利益(百万円)298,860319,860
経常利益率56.7%54.5%
当期利益(百万円)226,147210,595
利益率42.9%35.9%
自己資本比率92.9%94.4%

キーエンス有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成

 

企業研究で就職先、転職先を選ぶときに特に注意してみたいのは下記の3点です。

 

<売上高>

売上高は会社の事業規模を把握する上で最も重要な指標ですので、採用選考を受けようとする会社については大まかな売上高の数値は頭に入れておきましょう。

 

<営業利益、経常利益>

利益を見ることで会社が事業を通じて儲かっているかどうかを確認します。当たり前ですが利益が出ない会社はそのうち倒産します。

利益については全部で5つの種類があり、それぞれの内容については別記事で解説していますので、そちらをご覧いただければと思います。

5種類の利益の図解と一覧【営業利益、経常利益、純利益の違い】
会社に関わる5種類の利益のまとめ。5種類の利益(売上総利益、営業利益、経常利益、税引前利益、当期純利益)の違いを簡単に、かつ、わかりやすく解説。営業利益と経常利益の違いが分かると、経済ニュースに対する理解が深まり、ビジネス力もアップ!

 

<自己資本比率>

自己資本比率は会社が持っている資産のうちどれだけが自社のものかを表す指標です。言い換えれば自己資本比率が多い企業ほど、借金体質の企業ということになりますので、企業を選ぶときはできるだけ自己資本比率が高い企業を選ぶと良いでしょう。

 

キーエンスの業績推移【売上推移と利益】

キーエンスの売上高と利益は以下のように推移しています。

売上高、利益ともに右肩上がりで上昇を続けています。

 

<キーエンスの売上高と利益の推移>

キーエンスの売上高と利益の推移

単位:百万円

 

キーエンスの海外売上比率と地域別売上

企業分析でその会社の海外売上比率や地域別売上高を見るときのポイントは大きく3つあります。

 

①成長市場に進出できているか、事業の拡大余地があるか

就職、転職先の企業を見るときにその企業の将来性を重視する場合には、海外売上比率を見ることが一つの手段となります。日本は今後も少子高齢化が進むことは確実ですので、海外市場を開拓している企業は確実に有利になります。

 

②為替レートや海外諸国の経済の影響をどれだけ受けるか

海外で事業展開をしている企業の場合は、その事業展開している国や地域の経済状況やその国の通貨の為替レートの影響を受けます。経済が好調な国に進出している企業は事業を伸ばしやすく、また、その国の通貨に対して為替が円安になるほどその国での売上が伸ばしやすくなります。ただし、最近では単純に製品を日本から輸出するというビジネスモデルではなく、東南アジアなどの人件費の安い国で製品を作って輸出しているケースも多いので、為替レートが事業に与える影響はより複雑化しています。

 

③海外赴任や英語を使う機会がどれだけあるか

海外売上比率が高い企業は海外に現地法人を多く持っているケースがあり、その場合には海外赴任のチャンスが巡ってくる可能性も高くあります。また、海外赴任をしない場合であっても海外の取引先や関係会社とのやりとりが増えるので、英語が得意な方は語学を活かすチャンスが出てきます。

それではキーエンスの海外売上比率と地域別売上の状況を見てみましょう。

 

<キーエンスの地域別売上高構成比>

キーエンスの地域別売上高構成比

 

<キーエンスの海外売上比率と地域別売上高>

決算期19年3月期
日本275,117百万円
米国86,938百万円
中国69,700百万円
その他海外155,340百万円
587,095百万円
国内売上比率46.9%
海外売上比率53.1%

単位:百万円

キーエンス 有価証券報告書(20193月期決算)を元に筆者作成

 

キーエンスの事業別の売上、業績と事業内容

企業が行っている様々な事業を内容ごとに区分したものをセグメントと言います。就職活動、転職活動では企業を選ぶことも重要ですが、同様にその企業のどのセグメントで働くことになるかも非常に大切です。昨今では企業は生き残りをかけて不採算事業の整理・売却を行うことも珍しくありません。不採算事業で働いている場合、給与水準が下がるということや、気が付いたら別の会社に売却されていた、などという笑えない事態も起こりえます。

 

キーエンスは事業は単一セグメントで行っているため、セグメントごとの業績の開示はありません。しかし、キーエンスでは事業部制を採用しているため、事業部の構成をみることでキーエンスの事業内容を把握することができます。

 

<キーエンスの事業部構成>

・センサ事業部

・アプリセンサ事業部

・制御システム事業部

・画像システム事業部

・精密測定事業部

・マイクロスコープ事業部

・自動認識事業部

・マーキング事業部

 

<主な製品・サービス>

センサ

画像処理システム/画像センサ

判別変位センサ

PLC/モータ

変位計/寸法測定器

タッチパネル/FAデータ収集

測定機/投影機/三次元測定

レーザマーカ/産業用インクジェット

安全機器

マイクロスコープ/顕微鏡/形状測定

流量センサ/圧力センサ/レベルセンサ

3Dプリンタ

データロガー/記録計

コードリーダ/ハンディターミナル

イオナイザ/静電気対策機器

データアナリティクス プラットフォーム

 

キーエンスの事業内容と将来性

キーエンスグループの関係会社

キーエンスグループは連結子会社28社、関連会社1社の計29社で構成される企業グループで、各会社が以下のような機能を担っています。

 

<顧客への販売(日本)>

キーエンス

 

<顧客への販売(北米)>

KEYENCE CORPORATION OF AMERICA

KEYENCE CANADA INC.

 

<顧客への販売(欧州)>

KEYENCE DEUTSCHLAND GmbH

KEYENCE (UK) LIMITED

 

<顧客への販売(アジア)>

KEYENCE (CHINA) CO.,LTD.

KEYENCE (HONG KONG) CO.,LTD.

KEYENCE TAIWAN CO.,LTD.

 

<商品の製造>

キーエンス

キーエンスエンジニアリング

<ソフトウェア開発>

キーエンスソフトウェア

 

ホワイト企業ブラック企業判定(リストラ、残業時間)

ホワイト企業ブラック企業判定(リストラ、残業時間)

キーエンスは従業員にとっての働きやすさはどうなのでしょうか。実際に入社をしてみないとわからない部分は多くありますが、最近では長時間労働や過労死などに対する社会の問題意識が高まっているため、ホワイト企業としてのイメージ作りに力を入れて採用力の強化や離職率の低下を狙う企業も増えています。

就職先や転職先となる企業が従業員にとって働きやすいホワイト企業か、長時間労働やサービス残業が蔓延するブラック企業かを判定するには、従業員の離職率や勤続年数を調べる以外にも、厚生労働省が一定の基準を満たした企業に対して認定するくるみん、プラチナくるみん、ホワイト500(健康経営優良法人)などの認定状況を調べることが有効です。

 

参考:【厚生労働省HP】くるみん・プラチナくるみんマークについて

参考:【経済産業省HP】健康経営優良法人認定制度

 

また、働き方改革への取り組み状況や過去のリストラ、過労死、労働訴訟などの事例を調べることもその企業が従業員を大切に扱っている会社かどうかを知る上では役に立ちます。

 

くるみん・・・キーエンスは認定なし✖

くるみんとは、仕事と子育ての両立支援への取り組み状況を厚生労働省が認定する制度で、政府の働き方改革への取り組み要請を受けて認定を受けようとする企業が増えています。くるみんを取得している企業は従業員の健康や幸福に対して積極的な取り組みをするホワイト企業である可能性が高いと推測できます。

残念ながらキーエンスはくるみんの認定は受けていません。

 

参考:くるみんの認定基準(一部抜粋)

<全般的事項>

・雇用環境の整備について、2年間~5年間の行動計画を策定、実施し、計画に定めた目標を達成すること

・法及び法に基づく命令その他関係法令に違反する重大な事実がないこと

 

<残業時間・長時間労働の是正について>

・フルタイムの労働者等の法定時間外・法定休日労働時間の平均が各月45時間未満であること
・月平均の法定時間外労働60時間以上の労働者がいないこと

・次の①から③までのいずれかを実施していること

①所定外労働の削減のための措置

②年次有給休暇の取得の促進のための措置

③短時間正社員制度、在宅勤務、テレワークその他の働き方の見直しに資する多様な労働条件の整備のための措置

 

<育休制度について>

・計画期間内の女性従業員の育児休業取得率が75%以上であること

・男性の育児休業等取得について、次の①又は②を満たすこと

①計画期間において、男性労働者のうち、配偶者が出産した男性労働者に対する育児休業等を取得した者の割合が7%以上であること

②計画期間において、男性労働者のうち、配偶者が出産した男性労働者に対する育児休業等を取得した者及び育児休業等に類似した企業独自の休暇制度を利用した者の割合が15%以上であり、かつ、育児休業等をした者の数が1人以上いること

・3歳から小学校就学前の子を育てる労働者について、「育児休業に関する制度、所定外労働の制限に関する制度、所定労働時間の短縮措置又は始業時刻変更等の措置に準ずる制度」を講じている

 

プラチナくるみん・・・キーエンスは認定なし✖

プラチナくるみんは、くるみん認定を受けた企業がさらに高い水準の取り組みを行い、仕事と子育ての両立支援制度の導入や利用が進んでいる企業が認定されるものです。プラチナくるみんの認定を受けている企業は長時間労働の対策や子育て支援を行っていることが認められているため、長期間腰を据えて働ける企業である可能性が高いです。

残念ながらキーエンスはプラチナくるみんの認定は受けていません。

 

参考:プラチナくるみんの認定基準(一部抜粋)

<全般的事項>

・雇用環境の整備について、2年間~5年間の行動計画を策定、実施し、計画に定めた目標を達成すること

・法および法に基づく命令その他関係法令に違反する重大な事実がないこと

 

<残業時間・長時間労働の是正について>

・フルタイムの労働者等の法定時間外・法定休日労働時間の平均が各月45時間未満であること
・月平均の法定時間外労働60時間以上の労働者がいないこと

・次の①から③までの全てに取り組み、かつ、①又は②について定量的な目標を定めて実施、達成していること

①所定外労働の削減のための措置

②年次有給休暇の取得の促進のための措置

③短時間正社員制度、在宅勤務、テレワークその他の働き方の見直しに資する多様な労働条件の整備のための措置

 

<育休制度について>

・女性労働者の育児休業等取得率が75%以上であること

・男性の育児休業等取得について、次の①又は②を満たすこと

①配偶者が出産した男性労働者のうち育児休業等を取得した者の割合が13%以上

② 配偶者が出産した男性労働者のうち育児休業等を取得した者及び育児休業等に類似した企業独自の休暇制度を利用した者の割合が30%以上、かつ、育児休業等を取得した者が1人以上いること。

・3歳から小学校就学前の子を育てる労働者について、「育児休業に関する制度、所定外労働の制限に関する制度、所定労働時間の短縮措置又は始業時刻変更等の措置に準ずる制度」を講じている

 

ホワイト500・・・キーエンスは認定なし✖

ホワイト500とは、経済産業省と日本健康会議が認定する「健康経営優良法人」のうち大規模法人部門の愛称で、従業員の健康に対する取り組みで高い水準にある大規模法人が選ばれます。

残念ながらキーエンスはこのホワイト500には認定されていません。

 

キーエンスの働き方改革への取り組み

厚生労働省が運営している「働き方・休み方改善ポータルサイト」では企業の働き方改革への取り組み事例を検索することができます。共働きが増える現代においては、働き方改革を進めていくことが少子化への重要な施策になることから、政府も長時間労働の抑制やフレックスタイム・テレワークの導入、育休制度などを充実させるよう企業に働きかけを行っています。

入社を検討している場合や、応募を検討している場合、「働き方・休み方改善ポータルサイト」で、該当の企業の取り組み事例が紹介されているか調べてみると良いでしょう。

 

<【厚生労働省】働き方・休み方改善ポータルサイト>

働き方・休み方改善ポータルサイト
働き方・休み方改善ポータルサイトは、企業や労働者が指標を活用して「働き方」や「休み方」を自己診断することにより、自らの「働き方」や「休み方」を見える化し、時間外労働の削減や年次有給休暇の取得促進を図ることを目的としたサイトです。

 

2019年12月現在、残念ながらキーエンスの取り組み事例は掲載されていません。

 

キーエンスのリストラ、過労死、労災など【ブラック企業は離職率も高い】

リストラ、過労死、労災など、その会社で働く人にどのような問題が起きたかは大々的に報道されることは少なく、時間が経つにつれ風化されていきますが、こういった耳障りの悪い情報程よく調べておく必要があります。会社の風土は大企業であればあるほど変わるのは難しく、過去に起きた問題は高確率で再発し、その被害者はあなたになるかもしれません。

現時点でキーエンスのリストラ、過労死、労災等の情報はない、又は入手できていません。

 

キーエンスの歴代社長の経歴【高年収への出世コース】

就職先、転職先の企業で働いていくなかで昇進や出世を目指している場合は、その会社の社長の経歴も重要なチェックポイントの一つになります。会社の社長になる人の経歴には大きく分けて4つのパターンがあります。

 

<社長の経歴の代表的パターン>

①同族会社で創業者やその親族が社長になるケース

②親会社出身の人が社長になるケース

③ヘッドハンティングで他社の社長経験者がなるケース

④新卒や中途入社の人が内部昇格して社長になるケース

 

①~③のパターンの会社では昇進や出世の難易度が高く(場合によってはノーチャンス)なりますが、④のパターンでは自分の努力次第で会社役員へのチャンスも開けています。もちろん会社での昇進は運の要素も大きいですが、自分にもチャンスがあるのか、或いは全くないのか、の違いは働くときのモチベーションにもつながると思います。キーエンスの社長の経歴は以下のようになっています。

 

滝崎 武光(1974年5月~2000年11月)

生年月日 1945年6月生まれ

1974年(29歳) リード電機(現キーエンス)設立 代表取締役社長

2000年(55歳) 代表取締役会長

 

山本 晃則(2010年12月~現在)

生年月日 1965年2月生まれ

1987年(22歳) キーエンス入社

2004年(39歳) FIGNA事業部長

2009年(44歳) 取締役

2010年(45歳) 代表取締役社長

 

キーエンスの転職口コミサイトでの評判【年収や離職率の実態】

就職先、転職先を選ぶ際には求人票や企業サイトの採用情報だけを情報ソースにするのは危険です。これらは企業が優秀な人材を引き付けるために書いたいわば「広告」であり、その企業で働くメリットが強調して掛かれており、一方でデメリットは書かれていないか控え目な書かれ方をします。

就職、転職前にその企業の実態を把握するためには実際にその企業で働く人の口コミ、評判を見るのが大変参考になります。転職口コミサイトはその企業を退職した人や転職を希望する人が書いているので、必要以上にネガティブな情報も多いですが企業の実態を掴むのには大変役に立ちます。

 

<キーエンスの評判は下記の転職口コミサイトから検索>

転職会議 企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト

カイシャの評判 日本最大級の口コミサイト

OpenWork「働く」のすべてを、オープンに(旧Vorkers

キャリコネ 転職希望者の信頼度が高い口コミサイト

 

<転職口コミサイトの比較>

転職口コミサイトの比較を別記事でまとめていますのであわせてご覧ください。

転職口コミサイトの信憑性【おすすめサイトの比較と評判】
転職口コミサイトの比較。転職活動に欠かせない転職口コミサイトですが、多数のサイトの中から評判と信憑性の高いおすすめの転職口コミサイトを比較しながらご紹介します。転職は重要な決断なので評判の高い転職口コミサイトで情報収集を行いましょう。

 

キーエンスの歴史と沿革、ニュース

1974年 滝崎武光がリード電機株式会社として創業

1986年 株式会社キーエンスに社名変更

1989年 東証2部上場

1990年 東証1部上場

 

まとめ キーエンスに転職!年収給料、離職率、福利厚生【勤続年数とブラック評判】

ここまでキーエンスの年収、離職率、ホワイト企業度をはじめとする企業研究について書いてきました。本記事を参考に企業研究を進めていただき、一人でも多くの方が就職活動、転職活動により理想のキャリア、年収を獲得していただけることをお祈りしています。

 

記事をブックマークする

記事のブックマークは、はてなブックマークボタンからどうぞ。

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連コンテンツ

転職×副業×投資で1億円
タイトルとURLをコピーしました