三菱商事の年収、離職率、ホワイト企業度 | 転職面接で内定を出す企業研究

本記事は、三菱商事の給料年収、離職率、ホワイト企業度等について、第二新卒・未経験転職を経て、転職人気ランキングトップ10常連企業に内定した経験がある筆者が独自のノウハウと転職経験をもとに企業研究としてまとめています。

私自身、学生時代は大したスキルはなく就職活動もとても苦戦したのですが、社会人になってからの仕事の実績の積み上げや継続的な自己投資により、転職活動では東証一部上場売上高数兆円の日本を代表する企業の内定を複数獲得してきました。

就職・転職活動で倍率の高い人気企業の書類選考や面接を突破して内定を取るためには、綿密な企業研究をもとに志望動機などの面接対策を行い、他の候補者との差別化ができるようにすることが極めて重要です。また、就職・転職活動は内定を獲得することがゴールではなく、入社後にその会社で活躍することが目的ですから、待遇や働きやすさ、社風などについても情報収集は欠かせません。

記事の内容は順次追記・更新しきますので、本記事を企業研究や会社選びの参考にしていただき、一人でも多くの人がブラック企業を回避しつつ、ご自身のキャリアにマッチする企業を見つけ、第一志望の企業から内定を獲得していただければと思います。

 

三菱商事の年収、離職率、ホワイト企業度 | 転職面接で内定を出す企業研究

  1. 三菱商事の年収、離職率、ホワイト企業度 | 転職面接で内定を出す企業研究
  2. 三菱商事への就職転職と企業研究(会社概要)
  3. 三菱商事の給料年収と離職率/勤続年数
    1. 三菱商事従業員の平均年収/給料と勤続年数
    2. 三菱商事役員の給料年収はどれくらい?
    3. 三菱商事の離職率とホワイト企業度
    4. 三菱商事への中途採用求人の探し方(転職エージェントを活用)
  4. 三菱商事の売上、業績、財務内容
    1. 三菱商事の直近3事業年度の売上、業績
    2. 海外売上比率と地域別売上の状況
  5. 三菱商事の事業別の売上、業績と事業内容
    1. 地球環境・インフラ事業の売上、業績と事業内容
    2. 新産業金融事業の売上、業績と事業内容
    3. エネルギー事業の売上、業績と事業内容
    4. 金属事業の売上、業績と事業内容
    5. 機械事業の売上、業績と事業内容
    6. 化学品事業の売上、業績と事業内容
    7. 生活産業事業の売上、業績と事業内容
  6. ホワイト企業ブラック企業判定(残業時間、リストラ)
    1. くるみん・・・三菱商事は認定あり◎
      1. 参考:くるみんの認定基準(一部抜粋)
    2. プラチナくるみん・・・三菱商事は認定あり◎
      1. 参考:プラチナくるみんの認定基準(一部抜粋)
    3. ホワイト500・・・三菱商事は認定あり◎
    4. 三菱商事の働き方改革への取り組み
    5. 三菱商事の労働問題(リストラ、労働訴訟、過労死)
  7. 三菱商事の企業研究(その他の会社情報)
    1. 三菱商事の歴代社長の経歴
      1. 小林 健(2010年6月~2016年3月)
      2. 垣内 威彦(2016年4月~)
    2. 三菱商事グループの関係会社
    3. 転職口コミサイトで三菱商事について調べる
    4. 新卒採用情報、採用実績校
    5. 中途採用・転職情報
    6. 格付けの状況
    7. 三菱商事の歴史と沿革、ニュース
  8. まとめ(三菱商事の年収、離職率、ホワイト企業度)

三菱商事の年収、離職率、ホワイト企業度 | 転職面接で内定を出す企業研究

三菱商事への就職転職と企業研究(会社概要)

三菱商事は三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅と共に五大商社を構成する会社の一つで、エネルギー、鉄鋼、食品など多様な商品を取り扱っている企業です。また、三菱商事は三菱グループの中核企業であり、圧倒的な高年収でも有名です。

<三菱商事の会社概要>

会社名:三菱商事株式会社

英語表記:Mitsubishi Corporation

本社所在地:東京都千代田区丸の内

業種:卸売業

グループ売上高:16,103,763百万円(2019年3月期)

グループ従業員数: 79,994人(2019年3月期)

株式上場:東証第一部(1954年上場)

会社HP:https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/

三菱商事の給料年収と離職率/勤続年数

就職先、転職先を検討する上で最も気になるのがその企業で働く人の待遇(年収や勤続年数、離職率)ではないでしょうか。ここからは三菱商事の役員従業員の給料年収と勤続年数/離職率について見ていきたいと思います。

三菱商事従業員の平均年収/給料と勤続年数

決算期19年3月期
グループ全体の従業員数79,994
(うち親会社の状況)
従業員数6,016
平均年齢42.5
平均勤続年数18.5
平均年間給与16,077,197

出典:三菱商事 有価証券報告書(2019年3月期決算)

三菱商事の平均年収の比較対象として卸売業の平均年収、全産業の会社員の平均年収を掲載しておきます。

卸売業、小売業の平均年収・・・373万円

会社員の平均年収・・・432万円

正規社員の平均年収・・・494万円

非正規社員の平均年収・・・175万円

出典:平成29年分民間給与実態統計調査(国税庁)

三菱商事役員の給料年収はどれくらい?

それでは次に三菱商事の役員の報酬体系、年収水準について見ていきましょう。

上場会社の場合には役員報酬の総額と、報酬が1億円を超える個別の役員への報酬を開示することが義務付けられています。

<役員報酬の総額>

取締役への報酬 1459百万円(9名)、一人当たり換算162百万円

社外取締役への報酬 120百万円(6名)、一人当たり換算20百万円

監査役への報酬 140百万円(3名)、一人当たり換算47百万円

社外監査役への報酬 39百万円(3名)、一人当たり換算13百万円

※グループ会社役員としての報酬を除く。

<個別の役員への報酬>

小林 健(取締役 会長) 327百万円

垣内 威彦(代表取締役 社長) 445百万円

西浦 完司(代表取締役) 103百万円

増 一行(代表取締役) 119百万円

戸出 巌(代表取締役) 119百万円

村越 晃(取締役) 119百万円

榊田 雅和(代表取締役) 118百万円

鴨脚 光眞(取締役) 102百万円

※グループ会社役員としての報酬を含む。

<役員報酬制度>

役員に対する報酬制度は以下のもので構成されています。経営層が短期的な利益の獲得に走らないための、中長期的な報酬制度や、株式を付与することで株価上昇へのコミットを促す報酬制度が作られています。

・基本報酬

役位に応じた額を毎月支給

・積立型退任時報酬

基本報酬の一定割合の金額を退任時報酬として積立

・加算報酬

社長が業務執行を行う取締役に対し、年度ごと各役員の業績評価を行い、その結果に基づいた金額を個人別に支給

・業績連動賞与(短期・中長期)

単年度及び中長期の連結当期純利益に応じて支給額を決定

・中長期株価連動型株式報酬

中長期的な企業価値向上と株価上昇に対するインセンティブとしてストックオプションを付与(三菱商事の株式成長率に応じて権利行使可能となる数を変動)

三菱商事の離職率とホワイト企業度

離職率に関する情報は今のところ無料で入手できる範囲では公開情報が限られています。その中で多くの企業の離職率が確認できる情報ソースは就職四季報になります。就職四季報では、3年後離職率だけでなく、有給取得日数、平均年数、採用実績校など、その会社で働く上での細かい情報が記載されていますので、入社する会社を検討する上では必携の1冊と言えます。

また、東洋経済では定期的に、企業の離職率に関するランキングを公表していますのでそれも離職率を確認する上では参考になります。しかし、あくまで企業側から公表された情報であることから数字が良い方向に操作されていることがないとも言えませんのであくまで参考情報としてみていくのが良いでしょう。

【東洋経済】新卒3年後の「若手が辞めない」300社ランキング

【東洋経済】給料が高く新卒が辞めない会社」ランキング

三菱商事への中途採用求人の探し方(転職エージェントを活用)

三菱商事をはじめとする大手企業に転職したい場合はどのように求人情報を探せばよいのでしょうか。大手企業の求人は、非公開求人と呼ばれる転職エージェント経由でしか見ることができない形式で募集がかかります。

 

<公開求人>

リクナビNextなど、WEBサイトに登録すればだれでも見れる求人

 

<非公開求人>

転職エージェントで転職支援サービスを受けた人だけが見れる求人

理由としては、公開求人で募集をして応募が集まりすぎると企業側での選考が大変になることや、求人の内容自体に機密情報が含まれていたりする、ということがあげられます。つまり、多くの人が応募したくなるような年収が高く、離職率が低いホワイト企業の求人のほとんどは非公開求人として募集が掛かります。

その「非公開求人」を見るためには転職エージェントに登録が必要になります。転職エージェントへの登録や転職支援を受けるのはすべて無料ですので、転職するつもりがあってもなくても常に転職市場の情報収集として何社か登録しておくことをおすすめします。私自身も転職エージェントとは常に数社付き合いを持つようにしていて、その時々の求人情報を見て今後のキャリアプランの参考にしています。

 

<転職エージェント登録の流れ>

転職エージェントへの登録は社会人の方であれば誰でも下記の流れで行うことができます。

転職エージェント登録の流れ

<【完全無料】おすすめの大手転職エージェント2社>

転職エージェントはより多くの求人情報をカバーするため、取扱求人数が多い大手エージェントから登録することをおすすめします。下記の2社は私も過去の転職活動でメインで使用していたエージェントで、基本的にはここに登録をしておけばその時市場に出回っている求人はほとんどカバーすることが可能です。

 

リクルートエージェント | 求人数・転職実績No1 

dodaエージェント by パーソルキャリア

 

上記転職エージェントの詳細については別記事で解説しています。

転職エージェントの比較 | 私の転職を成功させたおすすめエージェント
東証一部上場の日本を代表する企業から内定を何度も獲得した筆者が、転職3回で実際に利用した転職エージェントの比較と口コミ。転職エージェントは無料で利用できるにもかかわらず、非公開求人の紹介、企業選考時の推薦をしてくれるなど転職希望者にとってはメリットしかありません。

 

三菱商事の売上、業績、財務内容

就職先や転職先の企業を選択する上でその企業の業績や財務内容を見ることは極めて重要です。大企業であっても東芝のように不祥事がきっかけであっという間に倒産寸前に追い込まるのが今の時代です。

大企業だから安心、中小企業だから不安、というのは幻想で、正解は「企業による」です。企業ごとに決算情報や財務内容は良く調べて、業績が怪しい企業は就職先としては避ける賢さが必要になります。それでは三菱商事の業績、決算情報、財務内容について見ていきましょう。

三菱商事の直近3事業年度の売上、業績

三菱商事の直近3事業年度の売上、業績は以下の通りです。

決算期2017年3月期2018年3月期2019年3月期
会計基準IFRSIFRSIFRS
売上高6,425,7617,567,39416,103,763
営業利益401,138474,389584,728
営業利益率6.2%6.3%3.6%
経常利益601,440812,722851,813
経常利益率9.4%10.7%5.3%
当期利益440,293560,173590,737
利益率6.9%7.4%3.7%
自己資本比率31.2%33.3%34.5%

単位:百万円

三菱商事有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成

企業研究で就職先、転職先を選ぶときに特に注意してみたいのは下記の3点です。

<売上高>

売上高は会社の事業規模を把握する上で最も重要な指標ですので、採用選考を受けようとする会社については大まかな売上高の数値は頭に入れておきましょう。

<営業利益、経常利益>

利益を見ることで会社が事業を通じて儲かっているかどうかを確認します。当たり前ですが利益が出ない会社はそのうち倒産します。

利益については全部で5つの種類があり、それぞれの内容については別記事で解説していますので、そちらをご覧いただければと思います。

<自己資本比率>

自己資本比率は会社が持っている資産のうちどれだけが自社のものかを表す指標です。言い換えれば自己資本比率が多い企業ほど、借金体質の企業ということになりますので、企業を選ぶときはできるだけ自己資本比率が高い企業を選ぶと良いでしょう。

海外売上比率と地域別売上の状況

就職、転職先の企業を見るときにその企業の将来性を重視する場合には、海外売上比率を見ることが一つの手段となります。日本は今後も少子高齢化が進むことは確実ですので、海外市場を開拓している企業は確実に有利になります。

<三菱商事の地域別売上高構成比>

三菱商事の海外売上比率と地域別売上高

<三菱商事の海外売上比率と地域別売上高>

決算期2019年3月期
日本8,764,183百万円
米国1,854,787百万円
シンガポール2,117,305百万円
その他3,367,488百万円
16,103,763百万円
国内売上比率54.4%
海外売上比率45.6%

単位:百万円

三菱商事有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成

三菱商事の事業別の売上、業績と事業内容

セグメントとは企業が行っている事業の区分のことを言います。就職転職では企業を選ぶことも重要ですが、同様にどのセグメントで働くことになるかも非常に大切です。昨今では企業は生き残りをかけて不採算事業の整理・売却を行うことも珍しくありません。不採算事業で働いている場合、給与水準が下がるということや、気が付いたら別の会社に売却されていた、などという笑えない事態も起こりえます。

三菱商事では、地球環境・インフラ事業、新産業金融事業、エネルギー事業、金属、機械、化学品、生活産業の7つのセグメントで事業を展開しており、セグメントごとの売上高構成比は以下のようになっています。

<三菱商事の売上高構成比>

三菱商事の売上高構成比

それではここからは、各セグメントごとの事業内容、業績について見ていきましょう。

地球環境・インフラ事業の売上、業績と事業内容

<事業内容>

電力、水、交通その他産業基盤となる環境、インフラ分野における事業

<主要会社>

MCリテールエナジー、三菱商事マシナリ、三菱商事パワー、三菱商事パワーシステムズ、DGA HO PING、DGA ILIJAN、DIAMOND GENERATING ASIA、DIAMOND GENERATING CORPORATION、DIAMOND GENERATIN EUROPA、DIAMOND TRANSMISSION CORPORAION

<業績情報>

決算期2018年3月期2019年3月期
収益(百万円)85,699144,152
売上総利益(百万円)38,14043,679
売上総利益率44.5%30.3%
従業員数(人)1,7161,715
売上高構成比1.1%0.9%
従業員数構成比2.1%
一人当たり売上高(百万円)49.984.1
一人当たり売上総利益(百万円)22.225.5

新産業金融事業の売上、業績と事業内容

<事業内容>

企業投資、リース、不動産・都市開発、物流などの分野に関する投資・運用

<主要会社>

ダイヤ温度・リアルティ・マネジメント、丸の内インフラストラクチャー、MCアビエーション・パートナーズ、三菱商事・ユービーエス・リアルティ、三菱商事アセットマネジメント、三菱商事ロジスティクス、三菱商事都市開発、タンゲラン都市開発

<業績情報>

決算期2018年3月期2019年3月期
収益(百万円)101,36994,399
売上総利益(百万円)49,94943,771
売上総利益率49.3%46.4%
従業員数(人)1,4821,417
売上高構成比1.3%0.6%
従業員数構成比1.8%
一人当たり売上高(百万円)59.155.0
一人当たり売上総利益(百万円)29.125.5

エネルギー事業の売上、業績と事業内容

<事業内容>

天然ガス・石油の生産・開発事業、液化天然ガス(LNG)事業、原油・石油製品・炭素製品・LPG等の販売取引、新規エネルギー事業の企画開発

<主要会社>

アンゴラ石油、三菱商事エネルギー、三菱商事石油開発

<業績情報>

決算期2018年3月期2019年3月期
収益(百万円)1,239,4193,837,088
売上総利益(百万円)55,71183,437
売上総利益率4.5%2.2%
従業員数(人)1,7741,659
売上高構成比16.4%23.8%
従業員数構成比2.1%
一人当たり売上高(百万円)722.32,237.4
一人当たり売上総利益(百万円)32.548.7

金属事業の売上、業績と事業内容

<事業内容>

薄板・厚板などの鉄鋼製品、石炭・鉄鉱石などの鉄鋼材料、銅・アルミなどの非鉄金属の分野に関するトレーディング、開発、投資等

<主要会社>

五十鈴、ジエコ、エムオーテック、メタルワン、メタルワン西日本、メタルワン鋼管、メタルワン特殊鋼、三菱商事RtMジャパン、玉造

<業績情報>

決算期2018年3月期2019年3月期
収益(百万円)1,021,7073,926,407
売上総利益(百万円)452,804501,971
売上総利益率44.3%12.8%
従業員数(人)11,47411,719
売上高構成比13.5%24.4%
従業員数構成比14.6%
一人当たり売上高(百万円)595.42,289.5
一人当たり売上総利益(百万円)263.9292.7

機械事業の売上、業績と事業内容

<事業内容>

工作機械、農業機械、建設機械、鉱山機械、エレベーター、エスカレーター、船舶、宇宙航空関連機器、自動車等の分野における販売、金融、物流、投資等

<主要会社>

三菱商事テクノス、エム・エス・ケー農業機械、レンタルのニッケン

<業績情報>

決算期2018年3月期2019年3月期
収益(百万円)876,4521,099,930
売上総利益(百万円)195,593214,322
売上総利益率22.3%19.5%
従業員数(人)10,18010,753
売上高構成比11.6%6.8%
従業員数構成比13.4%
一人当たり売上高(百万円)510.8641.4
一人当たり売上総利益(百万円)114.0125.0

化学品事業の売上、業績と事業内容

<事業内容>

原油、天然ガス、鉱物、植物、海洋資源などより生産されるエチレン、メタノール、塩といった基礎原料やプラスチック、電子材料、食品素材、肥料、医役員などの川下・川中製品等の幅広い化学品の分野における販売取引、事業開発、投資等

<主要会社>

中央化学、中央化成、エムシー・ファーティコム、三菱商事ケミカル、三菱商事プラスチック、三菱商事ライフサイエンス

<業績情報>

決算期2018年3月期2019年3月期
収益(百万円)1,359,6202,032,651
売上総利益(百万円)116,154119,146
売上総利益率8.5%5.9%
従業員数(人)6,8696,807
売上高構成比18.0%12.6%
従業員数構成比8.5%
一人当たり売上高(百万円)792.31,185.2
一人当たり売上総利益(百万円)67.769.5

生活産業事業の売上、業績と事業内容

<事業内容>

食料、衣料、日用品、ヘルスケアなどの分野で、消費の調達から流通・小売り等の幅広い領域において、商品・サービスの提供、事業開発等

<主要会社>

大日本明治製糖、フォードリンク、ジャパンファームホールディングス、エム・シー・ヘルスケア、三菱食品、ローソン、成城石井、東洋冷蔵

<業績情報>

決算期2018年3月期2019年3月期
収益(百万円)2,876,3924,957,116
売上総利益(百万円)971,796974,505
売上総利益率33.8%19.7%
従業員数(人)40,51242,584
売上高構成比38.0%30.8%
従業員数構成比53.2%
一人当たり売上高(百万円)1,676.22,890.4
一人当たり売上総利益(百万円)566.3568.2

ホワイト企業ブラック企業判定(残業時間、リストラ)

三菱商事は従業員にとっての働きやすさはどうなのでしょうか。実際に入社をしてみないとわからない部分は多くありますが、最近では長時間労働や過労死などに対する社会の問題意識が高まっているため、ホワイト企業としてのイメージ作りに力を入れて採用力の強化や離職率の低下を狙う企業も増えています。

企業が従業員にとって働きやすいホワイト企業か、長時間労働やサービス残業が蔓延するブラック企業かを判定するには、従業員の離職率や勤続年数を調べる以外にも、厚生労働省が一定の基準を満たした企業に対して認定するくるみん、プラチナくるみん、ホワイト500(健康経営優良法人)などの認定状況を調べることが有効です。

また、働き方改革への取り組み状況や過去のリストラ、過労死、労働訴訟などの事例を調べることもその企業が従業員を大切に扱っている会社かどうかを知る上では役に立ちます。

くるみん・・・三菱商事は認定あり◎

くるみんとは、仕事と子育ての両立支援への取り組み状況を厚生労働省が認定する制度で、政府の働き方改革への取り組み要請を受けて認定を受けようとする企業が増えています。くるみんを取得している企業は従業員の健康や幸福に対して積極的な取り組みをするホワイト企業である可能性が高いと推測できます。

三菱商事は2008年、2013年、2017年の計3回、くるみんの認定を受けています。

参考:くるみんの認定基準(一部抜粋)

<全般的事項>

・雇用環境の整備について、2年間~5年間の行動計画を策定、実施し、計画に定めた目標を達成すること

・法及び法に基づく命令その他関係法令に違反する重大な事実がないこと

<残業時間・長時間労働の是正について>

・フルタイムの労働者等の法定時間外・法定休日労働時間の平均が各月45時間未満であること
・月平均の法定時間外労働60時間以上の労働者がいないこと

・次の①から③までのいずれかを実施していること

①所定外労働の削減のための措置

②年次有給休暇の取得の促進のための措置

③短時間正社員制度、在宅勤務、テレワークその他の働き方の見直しに資する多様な労働条件の整備のための措置

<育休制度について>

・計画期間内の女性従業員の育児休業取得率が75%以上であること

・男性の育児休業等取得について、次の①又は②を満たすこと

①計画期間において、男性労働者のうち、配偶者が出産した男性労働者に対する育児休業等を取得した者の割合が7%以上であること

②計画期間において、男性労働者のうち、配偶者が出産した男性労働者に対する育児休業等を取得した者及び育児休業等に類似した企業独自の休暇制度を利用した者の割合が15%以上であり、かつ、育児休業等をした者の数が1人以上いること

・3歳から小学校就学前の子を育てる労働者について、「育児休業に関する制度、所定外労働の制限に関する制度、所定労働時間の短縮措置又は始業時刻変更等の措置に準ずる制度」を講じている

プラチナくるみん・・・三菱商事は認定あり◎

プラチナくるみんは、くるみん認定を受けた企業がさらに高い水準の取り組みを行い、仕事と子育ての両立支援制度の導入や利用が進んでいる企業が認定されるものです。プラチナくるみんの認定を受けている企業は長時間労働の対策や子育て支援を行っていることが認められているため、長期間腰を据えて働ける企業である可能性が高いです。

三菱商事は2017年にプラチナくるみんの認定を受けています。

参考:プラチナくるみんの認定基準(一部抜粋)

<全般的事項>

・雇用環境の整備について、2年間~5年間の行動計画を策定、実施し、計画に定めた目標を達成すること

・法および法に基づく命令その他関係法令に違反する重大な事実がないこと

<残業時間・長時間労働の是正について>

・フルタイムの労働者等の法定時間外・法定休日労働時間の平均が各月45時間未満であること
・月平均の法定時間外労働60時間以上の労働者がいないこと

・次の①から③までの全てに取り組み、かつ、①又は②について定量的な目標を定めて実施、達成していること

①所定外労働の削減のための措置

②年次有給休暇の取得の促進のための措置

③短時間正社員制度、在宅勤務、テレワークその他の働き方の見直しに資する多様な労働条件の整備のための措置

<育休制度について>

・女性労働者の育児休業等取得率が75%以上であること

・男性の育児休業等取得について、次の①又は②を満たすこと

①配偶者が出産した男性労働者のうち育児休業等を取得した者の割合が13%以上

②配偶者が出産した男性労働者のうち育児休業等を取得した者及び育児休業等に類似した企業独自の休暇制度を利用した者の割合が30%以上、かつ、育児休業等を取得した者が1人以上いること。

・3歳から小学校就学前の子を育てる労働者について、「育児休業に関する制度、所定外労働の制限に関する制度、所定労働時間の短縮措置又は始業時刻変更等の措置に準ずる制度」を講じている

ホワイト500・・・三菱商事は認定あり◎

ホワイト500とは、経済産業省と日本健康会議が認定する「健康経営優良法人」のうち大規模法人部門の愛称で、従業員の健康に対する取り組みで高い水準にある大規模法人が選ばれます。

三菱商事はこのホワイト500に2019年に認定されています。

三菱商事の働き方改革への取り組み

厚生労働省が運営している「働き方・休み方改善ポータルサイト」では企業の働き方改革への取り組み事例を検索することができます。共働きが増える現代においては、働き方改革を進めていくことが少子化への重要な施策になることから、政府も長時間労働の抑制やフレックスタイム・テレワークの導入、育休制度などを充実させるよう企業に働きかけを行っています。

入社を検討している場合や、応募を検討している場合、「働き方・休み方改善ポータルサイト」で、該当の企業の取り組み事例が紹介されているか調べてみると良いでしょう。

<【厚生労働省】働き方・休み方改善ポータルサイト>

【厚生労働省】働き方・休み方改善ポータルサイト

2019年12月現在、残念ながら三菱商事の取り組み事例は掲載されていません。

三菱商事の労働問題(リストラ、労働訴訟、過労死)

現時点で三菱商事のリストラ、労働訴訟、過労死の情報はない、又は入手できていません。

三菱商事の企業研究(その他の会社情報)

三菱商事の歴代社長の経歴

会社で働いていくなかで昇進や出世を目指している場合は、その会社の社長の経歴も重要なチェックポイントの一つになります。会社の社長になる人の経歴には大きく分けて4つのパターンがあります。

<社長の経歴の代表的パターン>

①同族会社で創業者やその親族が社長になるケース

②親会社出身の人が社長になるケース

③ヘッドハンティングで他社の社長経験者がなるケース

④新卒や中途入社の人が内部昇格して社長になるケース

①~③のパターンの会社では昇進や出世の難易度が高く(場合によってはノーチャンス)なりますが、④のパターンでは自分の努力次第で会社役員へのチャンスも開けています。もちろん会社での昇進は運の要素も大きいですが、自分にもチャンスがあるのか、或いは全くないのか、の違いは働くときのモチベーションにもつながると思います。三菱商事の社長の経歴は以下のようになっています。

小林 健(2010年6月~2016年3月)

生年月日 1949年2月生まれ

1971年(22歳) 東京大学法学部卒業

1971年(22歳) 三菱商事入社

2003年(54歳) 執行役員

2007年(58歳) 常務執行役員

2007年(58歳) 代表取締役常務執行役員

2010年(61歳) 取締役

2010年(61歳) 代表取締役社長

2016年(67歳) 取締役会長

垣内 威彦(2016年4月~)

生年月日 1955年7月生まれ

1979年(24歳) 京都大学経済学部卒業

1979年(24歳) 三菱商事入社

2010年(55歳) 執行役員

2013年(58歳) 常務執行役員

2016年(61歳) 取締役社長

三菱商事グループの関係会社

三菱商事は企業への投資が主たるビジネスの一つであり、多くの上場子会社、上場関連会社を保有しています。子会社と関連会社の区分は、保有比率や企業支配の状況によって区分され、企業グループの業績を表示する連結決算を際の処理方法に違いがあります。子会社の場合は売上高等の取引高や利益が親会社に合算されますが、関連会社の場合には売上高等の取引高は親会社の合算されず利益部分だけが親会社に合算されることになります。

<上場子会社>

日東富士製粉、日本ケアサプライ、伊藤ハム米久ホールディングス、ローソン、日本食品化工、三菱食品、中央化学

<上場関連会社>

カンロ、かどや製油、シグマクシス、千代田化工建設、ヒマラヤ、フルヤ金属、カノークス、昭和産業、ライフコーポレーション、マルイチ産商、三菱UFJリース、エージーピー、日本KFCホールディングス

<連結子会社の総数>

1022社

<持分法適用会社の総数>

403社

転職口コミサイトで三菱商事について調べる

就職先、転職先を選ぶ際には求人票や企業サイトの採用情報だけを情報ソースにするのは危険です。これらは企業が優秀な人材を引き付けるために書いたいわば「広告」であり、その企業で働くメリットが強調して掛かれており、一方でデメリットは書かれていないか控え目な書かれ方をします。

企業の実態を把握するためには実際にその企業で働く人の口コミを見るのが大変参考になります。転職口コミサイトはその企業を退職した人や転職希望の方々が書かれているので、必要以上にネガティブな情報も多いですが企業の実態を掴むのには大変役に立ちます。

<三菱商事の口コミは下記の転職口コミサイトから検索>

転職会議 企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト

カイシャの評判 日本最大級の口コミサイト

OpenWork 「働く」のすべてを、オープンに(旧Vorkers)

キャリコネ 転職希望者の信頼度が高い口コミサイト

新卒採用情報、採用実績校

<募集職種>

総合職

<試用期間>

6か月間

<勤務地>

初期配属は本店、関西支社、各子会社。その後、異動あり。

<初任給>

学部卒 255,000円

修士了 290,000円

※2018年度実績

<賞与>

年2回(3月、12月)

<昇給>

年1回(4月)

<福利厚生>

雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金診療所、研修所、独身寮・社宅、育児休暇制度 等

<採用コース>

スタッフ(総合職)

三菱商事の採用は職種別採用を行っていないため職種の決定は内定後の配属にゆだねられることになります。どうしてもやりたい事業、やりたい職種がある場合には、他の商社を検討するのも一案です。

<新卒採用実績>

2014年度 212名(うち男性137名、女性75名)

2015年度 197名(うち男性131名、女性66名)

2016年度 193名(うち男性135名、女性58名)

2017年度 179名(うち男性122名、女性57名)

2018年度 171名(うち男性109名、女性62名)

<大学別採用人数>

東京大学19
京都大学6
北海道大学2
大阪大学4
九州大学3
一橋大学7
筑波大学2
東京外国語大学2
東京工業大学1
神戸大学3
早稲田大学17
慶應義塾大学29
上智大学3

出典:AERA2019年8月5日号

三菱商事では東京大学の出身者が圧倒的です。最近はFintechやAIの普及によりこれまで人気だった金融系が軒並み採用を絞り、就職人気ランキングでも順位を落としているため、その代わりとして商社の人気が高まっています。これまで以上に三菱商事は入社難易度が上がっていきそうですね。

中途採用・転職情報

中途採用実績を見ると、三菱商事はほとんど中途採用を行っていないことが見て取れます。毎年、就活生に人気の企業であり、優秀な人材が新卒採用で獲得できることや年収水準が高いため長期的に人材を引き留めておけることから中途採用はあまりしなくても人が足りているということでしょう。

<中途採用実績>

2014年度 12名(うち男性11名、女性1名)

2015年度 11名(うち男性9名、女性2名)

2016年度 13名(うち男性11名、女性2名)

2017年度 6名(うち男性4名、女性2名)

2018年度 8名(うち男性8名、女性0名)

<選考プロセス>

1.書類選考

2.WEB適性検査(計数・言語・英語・適性アセスメント)

3.一次面接、二次面接、三次面接

4.健康診断

5.内々定、入社

格付けの状況

格付けとは格付け会社と呼ばれる会社がその会社の信用力を評価してランク付けをしたもののことを言います。信用力とはその会社が債券を発行してお金を借りた場合に、そのお金をきちんと返せるかどうかのことを言います。つまり、格付けが高い会社は財務内容が良好で経営状態が安定していると見ることができます。

<長期債>

ムーディーズA2
スタンダード & プアーズA
格付投資情報センターAA-
日本格付研究所

(2019年8月10日更新)

三菱商事の歴史と沿革、ニュース

年月内容
1918年三菱合資会社の営業部門が分離して(旧)三菱商事株式会社が発足
1947年連合国最高司令官により解散の指令を受け清算
1950年光和実業株式会社の商号で設立
1952年商号を三菱商事株式会社に変更
1954年東京証券取引所に上場
2017年ローソンを子会社化

まとめ(三菱商事の年収、離職率、ホワイト企業度)

ここまで三菱商事の年収、離職率、ホワイト企業度をはじめとする企業研究について書いてきました。本記事を参考に企業研究を進めていただき、一人でも多くの方が就職活動、転職活動により理想のキャリア、年収を獲得していただけることをお祈りしています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました