KDDIの年収は?就職転職の企業研究 | 勤続年数、離職率、採用情報

本記事では就職・転職活動をお考えの方向けに、KDDIの年収、勤続年数、離職率、業績等の企業研究の情報をまとめています。

 

KDDIは、大手通信の3大キャリアの一角で、売上高約5兆円、従業員数約4万人の超巨大グループです。

KDDIの年収は?就職転職の企業研究 | 勤続年数、離職率、採用情報

KDDIの年収は?就職転職向け勤続年数、離職率、採用情報のまとめ

 

KDDIの役員と従業員の給料・年収と勤続年数・離職率

通信3大キャリアの一角でTOPIX core30にも採用される日本を代表する大企業であるKDDIですが、その役員・従業員の年収水準、勤続年数はどのようになっているのでしょうか?

 

従業員の給料・年収と勤続年数・離職率

決算期 19年3月期 -
グループ全体の従業員数 41,996
(うち親会社の状況) - -
従業員数 10,968
平均年齢 42.5
平均勤続年数 17.7
平均年間給与 9,528,103

KDDI 有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成 

 

平均年収は約950万円と非常に高水準です。従業員数が1万人ほどもいるにもかかわらず、平均の年収がこれだけ高いのはすごいことです。通信事業は新規参入が難しい、規制産業であるため過度な競争がなく、利益が確保しやすいというのが一つの要因でしょう。

 

KDDIの平均年収の比較対象として情報通信業の平均年収、全産業の会社員の平均年収を掲載しておきます。

 

情報通信業の平均年収・・・599万円

会社員の平均年収・・・432万円

正規社員の平均年収・・・494万円

非正規社員の平均年収・・・175万円

出典:平成29年分民間給与実態統計調査(国税庁) 

 

 

KDDIの役員の給料・年収はどれくらい?

それでは次にKDDIの役員の報酬体系、年収水準について見ていきましょう。

 

<役員報酬の体系>

①定額報酬・・・役位、経営環境などを勘案して決定

②業績連動型役員賞与・・・各事業年度の連結売上高、営業利益、当期純利益の達成度等に応じて支給

③業績連動型株式報酬・・・各事業年度の連結売上高、営業利益、当期純利益の達成度等に応じて支給

 

KDDIの業績連動型報酬制度は各事業年度の業績に応じた額を支給することとされています。近年、経営者が短期的な利益の獲得に走り長期的な戦略を実行しないことが、企業の長期的な発展の妨げとなっているケースがあります。今後、より長期的な業績に基づく役員報酬制度を導入し、将来に向けた投資を行う役員に対してインセンティブを与える仕組みにするのが望ましいでしょう。

 

 

<役職ごとの支給額>

取締役・・・710百万円(10名)、一人当たり平均71百万円

社外取締役・・・75百万円(7名)、一人当たり平均11百万円

監査役・・・52百万円(3名)、一人当たり平均17百万円

社外監査役・・・50百万円(3名)、一人当たり平均17百万円

 

<報酬総額1億円以上の役員>

髙橋 誠(取締役)・・・148百万円

 

 

KDDIの業績、決算情報

直近3事業年度の業績

決算期 17年3月期 18年3月期 19年3月期
会計基準 IFRS基準 IFRS基準 IFRS基準
売上高(百万円) 5,080,353 5,041,978 4,748,259
営業利益(百万円) 1,013,729 962,793 912,976
営業利益率 20.0% 19.1% 19.2%
経常利益(百万円) 1,010,275 955,147 895,897
経常利益率 19.9% 18.9% 18.9%
当期利益(百万円) 617,669 572,528 546,658
利益率 12.2% 11.4% 11.5%
自己資本 4,183,492 3,773,703 3,554,423
総資産 7,330,416 6,574,555 6,263,826
自己資本比率 57.1% 57.4% 56.7%

KDDI 有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成  

 

 

会社の業績の見方についてはこちらの記事で解説しています。決算情報の閲覧に不慣れな方がいらっしゃいましたらご参考にしてください。

 

 

地域別売上の状況(海外売上比率)

就職、転職先の企業を見るときにその企業の将来性を重視する場合には、海外売上比率を見ることが一つの手段となります。日本は今後も少子高齢化が進むことは確実ですので、海外市場を開拓している企業は確実に有利になります。

 

KDDIは国内での売上高が9割を超えていることから、グローバルでの地域ごとの売上高は開示していません。

 

 

セグメント情報(事業ごとの概況)

セグメントとは企業が行っている事業の区分のことを言います。就職転職では企業を選ぶことも重要ですが、同様にどのセグメントで働くことになるかも非常に大切です。昨今では企業は生き残りをかけて不採算事業の整理・売却を行うことも珍しくありません。不採算事業で働いている場合、給与水準が下がるということや、気が付いたら別の会社に売却されていた、などという笑えない事態も起こりえます。

 

KDDIでは、パーソナル、ライフデザイン、ビジネス、グローバルの4つのセグメントで事業を展開しています。それでは各セグメントの事業内容、業績について見ていきましょう。

 

セグメント情報 パーソナル

<主要製品・サービス>

個人向けの通信サービス(au・MVNO携帯電話、FTTH、CATV)及びエネルギー・教育サービス等の提供

 

<主要会社>

KDDI、沖縄セルラー電話、ジュピターテレコム、UQコミュニケーションズ、ビッグローブ、イーオンホールディングス、中部テレコミュニケーション、ワイヤ・アンド・ワイヤレス 他

 

<業績情報>

決算期 18年3月期 19年3月期
売上高 3,899,605 3,911,229
セグメント利益 732,931 756,298
当期利益率 18.8% 19.3%
従業員数(人) 20,019 20,842
一人当たり売上高 194.8 187.7
一人当たりセグ利益 36.6 36.3

単位:百万円

  

 

セグメント情報 ライフデザイン

<主要製品・サービス>

個人向けのコマース・金融・決済・エンターテインメントサービスの提供

 

<主要会社>

KDDI、KDDIフィナンシャルサービス、Supershipホールディングス、ウェブマネー、ジュピターショップチャンネル、ジュピターエンタテインメント、エナリス、じぶん銀行、KKBOX Inc.、カカクコム 他

 

<業績情報>

決算期 18年3月期 19年3月期
売上高 521,736 579,374
セグメント利益 104,045 112,832
当期利益率 19.9% 19.5%
従業員数(人) 3,222 4,061
一人当たり売上高 161.9 142.7
一人当たりセグ利益 32.3 27.8

単位:百万円

 

 

セグメント情報 ビジネス

<主要製品・サービス>

企業向けの通信サービス及びICTソリューション・データセンターサービス等の提供

 

<主要会社>

KDDI、中部テレコミュニケーション、KDDIまとめてオフィス、KDDIエボルバ、日本インターネットエクスチェンジ、ラック 他

 

<業績情報>

決算期 18年3月期 19年3月期
売上高 749,971 796,863
セグメント利益 84,467 103,992
当期利益率 11.3% 13.1%
従業員数(人) 8,412 9,986
一人当たり売上高 89.2 79.8
一人当たりセグ利益 10.0 10.4

単位:百万円

 

 

セグメント情報 グローバル

<主要製品・サービス>

海外での個人・企業向けの通信サービス及びICTソリューション・データセンターサービス等の提供

 

<主要会社>

KDDI、KDDI America, Inc.、KDDI Europe Limited、KDDI Singapore Pte Ltd、TELEHOUSE International Corporation of Europe Ltd.、KDDI Summit Global Myanmar Co., Ltd.、MobiCom Corporation LLC 他

 

<業績情報>

決算期 18年3月期 19年3月期
売上高 248,702 208,790
セグメント利益 31,907 34,368
当期利益率 12.8% 16.5%
従業員数(人) 5,025 4,916
一人当たり売上高 49.5 42.5
一人当たりセグ利益 6.3 7.0

単位:百万円

 

 

KDDIの歴代社長の経歴

髙橋 誠(2018年4月~現在)

生年月日 1961年10月生まれ

1984年 横浜国立大学卒業

2003年 KDDI執行役員

2007年 KDDI取締役 執行役員 常務

2010年 KDDI代表取締役 執行役員 専務

2016年 KDDI代表取締役 執行役員 副社長

2018年 KDDI代表取締役 社長

  

 

KDDIの過去のリストラ

現時点でKDDIのリストラ情報はない、又は入手できていません。

 

 

KDDIと働き方改革(ホワイト企業orブラック企業)

KDDIの従業員にとって働きやすさはどうなのでしょうか。実際に入社をしてみないとわからない部分は多くありますが、最近では長時間労働や過労死などに対する社会の問題意識の高まりにより、ホワイト企業としてのイメージを高めようとする企業も増えています。企業がホワイト企業かブラック企業かの判定には、政府が従業員に優しい企業に認定するくるみん、プラチナくるみん、ホワイト500などの認定制度が参考になります。

 

くるみん・・・KDDIは認定なし✖

くるみんとは、仕事と子育ての両立支援への取り組み状況を厚生労働省が認定する制度で、政府の働き方改革への取り組み要請を受けて認定を受けようとする企業が増えています。くるみんを取得している企業は従業員の健康や幸福に対して積極的な取り組みをするホワイト企業である可能性が高いと推測できます。KDDIはくるみんの認定は受けていません。

 

プラチナくるみん・・・KDDIは認定なし✖

プラチナくるみんは、くるみん認定を受けた企業がさらに高い水準の取り組みを行い、仕事と子育ての両立支援制度の導入や利用が進んでいる企業が認定されるものです。KDDIはプラチナくるみんの認定は受けていません。

 

ホワイト500・・・KDDIは認定なし✖

ホワイト500とは、経済産業省と日本健康会議が認定する「健康経営優良法人」のうち大規模法人部門の愛称で、従業員の健康に対する取り組みで高い水準にある大規模法人が選ばれます。KDDIはこのホワイト500には認定されていませんが、グループ会社であるKDDIエンジニアリング、KDDI総合研究所がホワイト500に認定されています。

 
 

KDDIの就職・転職、採用情報 

新卒採用、就職情報

<採用コース>

KDDIではOPENコースと、WILLコースの2種類の採用コースが用意されています。OPENコースはいわゆる総合職採用で配属部署が限定されないコース、WILLコースはいわゆる職種別採用のコースとなっています。

 

OPENコース・・・技術系総合職または業務系総合職として幅広い部署に配属される可能性のあるコース

 

WILLコース・・・ネットワーク、データサイエンス、ファシリティ、アカウンティング&ファイナンス、リーガル&ライセンス等、当初配属職種を指定して選考を受けられるコース

 

<新卒初任給>

学部卒:222,000円

修士卒:242,000円

博士卒:289,600円

※2018年4月実績


<賞与> 

年2回(6月、12月)

 

<昇給>

年1回(4月)

 

<勤務地>

全国各事業所(海外含む)

 

<採用人数・採用実績>

2016年度 302名

2017年度 307名

2018年度 287名

2020年度 270名(予定)

 

 <大学別採用実績>

調査中

 

 

中途採用、転職情報

<過去募集のあった職種>

企業法務、購買、内部監査、経理、ビジネスモデルの立案・推進、次世代テクノロジー開発、ファシリティ設計・構築、デジタルマーケティング、ビッグデータ分析

 

<KDDIの中途採用について>

KDDIをはじめとする人気企業は非公開求人で募集がかかるケースがほとんどです。非公開求人は転職エージェントに登録すると見ることができますが、常に募集が掛かっているわけではないので具体的に転職を検討する前に登録だけ済ませて随時求人をチェックする方法が有効です。

 

転職エージェントへの登録や転職相談は完全無料で行うことができ、実際に応募をせずに求人を見るだけということもできるので、すぐに転職するつもりがない方でも1社は転職エージェントと付き合いを持っておくといいですね。

 

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転職サイト、転職エージェントの利用についてはこちらの記事でも解説していますのであわせてご覧ください。

 

 

KDDIの従業員からの口コミ情報

就職先、転職先を選ぶ際には求人票や企業サイトの採用情報だけを情報ソースにするのは危険です。これらは企業が優秀な人材を引き付けるために書いたいわば「広告」であり、その企業で働くメリットが強調して掛かれており、一方でデメリットは書かれていないか控え目な書かれ方をします。

 

企業の実態を把握するためには実際にその企業で働く人の口コミを見るのが大変参考になります。

 

<転職口コミサイトならまずはこちら>

【転職会議】企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト

 

 

その他関連情報

格付けの状況

格付けとは格付け会社と呼ばれる会社がその会社の信用力を評価してランク付けをしたもののことを言います。信用力とはその会社が債券を発行してお金を借りた場合に、そのお金をきちんと返せるかどうかのことを言います。つまり、格付けが高い会社は財務内容が良好で経営状態が安定していると見ることができます。

 

<発行体格付け>

ムーディーズ -
スタンダード & プアーズ -
格付投資情報センター(R&I) AA-
日本格付研究所 -

※最終確認日:2019年9月

 

 

KDDIの歴史と沿革

1885年 KDDI株式会社の前身である第二電電株式会社を創業。

1993年 東証第二部に上場

1995年 東証第一部に上場

2013年 株式会社ジュピターテレコムを子会社化

2017年 ビッグローブ株式退社を完全子会社化

2018年 英語教育大手の株式会社イーオンホールディングスを完全子会社化

 

 

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