オリックスの年収は?就職転職の企業研究 | 勤続年数、離職率、採用情報

本記事では就職・転職活動をお考えの方向けに、オリックスの年収、勤続年数、離職率、業績等の企業研究の情報をまとめています。

 

オリックスは、プロ野球球団の運営やリース、レンタカーなど多様な事業を手掛ける多角的金融サービス業であり、同業他社と言える会社はほとんどない面白い企業グループです。また、日本の金融業としては2番目に早い1998年にニューヨーク証券取引所に上場した企業でもあります。

オリックスの年収は?就職転職の企業研究 | 勤続年数、離職率、採用情報

オリックスの年収は?就職転職向け勤続年数、離職率、採用情報のまとめ

 

オリックスの役員と従業員の給料・年収と勤続年数・離職率

レンタカーやリースをはじめとする複合金融サービス名の知れた大企業であるオリックスですが、その役員・従業員の年収水準、勤続年数はどのようになっているのでしょうか?

 

従業員の給料・年収と勤続年数・離職率

決算期 19年3月期 -
グループ全体の従業員数 32,411
(うち親会社の状況) - -
従業員数 2,981
平均年齢 42.4
平均勤続年数 14.1
平均年間給与 8,800,192

オリックス 有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成 

 

オリックスの平均年収の比較対象として金融業・保険業の平均年収、全産業の会社員の平均年収を掲載しておきます。

 

金融業、保険業の平均年収・・・618万円

会社員の平均年収・・・432万円

正規社員の平均年収・・・494万円

非正規社員の平均年収・・・175万円

出典:平成29年分民間給与実態統計調査(国税庁) 

 

オリックスの役員の給料・年収はどれくらい?

それでは次にオリックスの役員の報酬体系、年収水準について見ていきましょう。

 

<役員報酬の体系>

①固定報酬・・・役位に応じた額を支給

②業績連動型報酬・・・連結当期純利益に係る年間成長率の目標達成度により支給

③株式報酬・・・役位別に一定のポイントを付与し、退任時に累積ポイントに応じてオリックス株式を付与。

 

オリックスでは、株式報酬を導入し企業価値の最大化を目指すインセンティブ制度が作られている点で評価できます。また、業績連動型報酬の指標には連結当期純利益を採用していることから、適切なタックスプランニングを目指す体制が整っていることが伺えます。

 

 

<役職ごとの支給額>

取締役・・・8百万円(1名)、一人当たり平均8百万円

社外取締役・・・107百万円(6名)、一人当たり平均18百万円

執行役・・・1011百万円(20名)、一人当たり平均51百万円

 

 

<報酬総額1億円以上の役員>

井上 亮(執行役)・・・268百万円

スタン・コヤナギ(執行役)・・・100百万円

 

 

オリックスの業績、決算情報

直近3事業年度の業績

決算期 17年3月期 18年3月期 19年3月期
会計基準 米国会計基準 米国会計基準 米国会計基準
売上高(百万円) 2,678,659 2,862,771 2,434,864
営業利益(百万円) 329,224 336,195 329,438
営業利益率 12.3% 11.7% 13.5%
経常利益(百万円) 424,965 435,501 395,730
経常利益率 15.9% 15.2% 16.3%
当期利益(百万円) 273,239 313,135 323,745
利益率 10.2% 10.9% 13.3%
自己資本 2,507,698 2,682,424 2,897,074
総資産 11,231,895 11,425,982 12,174,917
自己資本比率 22.3% 23.5% 23.8%

オリックス 有価証券報告書(2018年12月決算)を元に筆者作成  

 

 

会社の業績の見方についてはこちらの記事で解説しています。決算情報の閲覧に不慣れな方がいらっしゃいましたらご参考にしてください。

 

 

地域別売上の状況(海外売上比率)

就職、転職先の企業を見るときにその企業の将来性を重視する場合には、海外売上比率を見ることが一つの手段となります。日本は今後も少子高齢化が進むことは確実ですので、海外市場を開拓している企業は確実に有利になります。

 

<オリックスの海外売上比率>

日本 2,377,729 1,948,868
米国 208,264 205,233
その他海外 276,778 280,763
2,862,771 2,434,864
国内売上比率 83.1% 80.0%
海外売上比率 16.9% 20.0%

単位:百万円

オリックス 有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成 

 

 

セグメント情報(事業ごとの概況)

セグメントとは企業が行っている事業の区分のことを言います。就職転職では企業を選ぶことも重要ですが、同様にどのセグメントで働くことになるかも非常に大切です。昨今では企業は生き残りをかけて不採算事業の整理・売却を行うことも珍しくありません。不採算事業で働いている場合、給与水準が下がるということや、気が付いたら別の会社に売却されていた、などという笑えない事態も起こりえます。

 

オリックスでは、法人金融サービス事業、メンテナンスリース事業、不動産事業、事業投資事業、リテール事業、海外事業の6つのセグメントで事業を展開しています。それでは各セグメントの事業内容、業績について見ていきましょう。

 

セグメント情報 法人金融サービス事業

<主要製品・サービス>

金融、各種手数料ビジネス

 

<主要会社>

オリックス、弥生

 

<業績情報>

決算期 18年3月期 19年3月期
セグメント収益 115,837 95,212
セグメント利益 49,275 25,482
セグメント利益率 42.5% 26.8%
従業員数(人) 2,167 2,356
一人当たり売上高 53.5 40.4
一人当たりセグ利益 22.7 10.8

単位:百万円

  

 

セグメント情報 メンテナンスリース事業

<主要製品・サービス>

自動車リース、レンタカー、カーシェアリング、電子計測器、IT関連機器などのレンタル及びリース

 

<主要会社>

オリックス自動車、オリックス・レンテック

 

<業績情報>

決算期 18年3月期 19年3月期
セグメント収益 275,933 288,211
セグメント利益 40,162 38,841
セグメント利益率 14.6% 13.5%
従業員数(人) 2,825 2,923
一人当たり売上高 97.7 98.6
一人当たりセグ利益 14.2 13.3

単位:百万円

 

 

セグメント情報 不動産事業

<主要製品・サービス>

不動産開発・賃貸・管理、施設運営、不動産の資産運用

 

<主要会社>

オリックス、オリックス不動産、オリックス不動産投資顧問、大阪シティドーム、オリックス・アセットマネジメント、大京

 

<業績情報>

決算期 18年3月期 19年3月期
セグメント収益 489,752 529,064
セグメント利益 74,395 89,247
セグメント利益率 15.2% 16.9%
従業員数(人) 4,978 9,969
一人当たり売上高 98.4 53.1
一人当たりセグ利益 14.9 9.0

単位:百万円

 

 

セグメント情報 事業投資事業

<主要製品・サービス>

環境エネルギー、企業投資、コンセッション

 

<主要会社>

オリックス、オリックス環境、オリックス債権回収、ネットジャパン

 

<業績情報>

決算期 18年3月期 19年3月期
セグメント収益 1,083,505 615,151
セグメント利益 84,097 38,170
セグメント利益率 7.8% 6.2%
従業員数(人) 9,190 4,012
一人当たり売上高 117.9 153.3
一人当たりセグ利益 9.2 9.5

単位:百万円

 

 

セグメント情報 リテール事業

<主要製品・サービス>

生命保険、銀行、カードローン

 

<主要会社>

オリックス生命保険、オリックス銀行、オリックス・クレジット

 

<業績情報>

決算期 18年3月期 19年3月期
セグメント収益 428,697 428,904
セグメント利益 74,527 84,211
セグメント利益率 17.4% 19.6%
従業員数(人) 3,047 3,402
一人当たり売上高 140.7 126.1
一人当たりセグ利益 24.5 24.8

単位:百万円

 

 

セグメント情報 海外事業

<主要製品・サービス>

アセットマネジメント、航空機・船舶関連、企業投資、金融

 

<主要会社>

オリックス、ORIX Corporation USA、ORIX Corporation Europe N.V.、ORIX Aviation System Limited、ORIX Asia Limited、ORIX Leasing Malaysia Berhad、PT. ORIX Indonesia Finance、ORIX Australia Corporaion Limited、欧力士(中国)投資有限公司、ORIX Capital Korea Corporation、Thai ORIX Leasing Co., Ltd.、ORIX Auto Infrastructure Services Limited

 

<業績情報>

決算期 18年3月期 19年3月期
セグメント収益 479,619 490,730
セグメント利益 106,622 125,444
セグメント利益率 22.2% 25.6%
従業員数(人) 7,813 7,776
一人当たり売上高 61.4 63.1
一人当たりセグ利益 13.6 16.1

単位:百万円

 

 

オリックスの歴代社長の経歴

井上 亮(2011年1月~現在)

生年月日 1952年10月生まれ

1975年 オリックス入社

2003年 投資銀行本部 副本部長

2005年 オリックス執行役

2006年 オリックス常務執行役

2009年 オリックス専務執行役

2010年 オリックス取締役 兼 執行役 副社長

2011年 オリックス取締役 兼 代表執行役 社長、グループCOO

2014年 グループCEO

 

現社長の井上社長はオリックスのプロパー社員です。一方、役員の中には銀行、証券、コンサルティングファーム、官僚、大学教授などの出身者がおり、様々なバックグランドの方にチャンスのある環境であることがわかります。

 

 

オリックスの過去のリストラ

現時点でオリックスのリストラ情報はない、又は入手できていません。

 

 

オリックスと働き方改革(ホワイト企業orブラック企業)

オリックスの従業員にとって働きやすさはどうなのでしょうか。実際に入社をしてみないとわからない部分は多くありますが、最近では長時間労働や過労死などに対する社会の問題意識の高まりにより、ホワイト企業としてのイメージを高めようとする企業も増えています。企業がホワイト企業かブラック企業かの判定には、政府が従業員に優しい企業に認定するくるみん、プラチナくるみん、ホワイト500などの認定制度が参考になります。

 

くるみん・・・オリックスは認定あり◎

くるみんとは、仕事と子育ての両立支援への取り組み状況を厚生労働省が認定する制度で、政府の働き方改革への取り組み要請を受けて認定を受けようとする企業が増えています。くるみんを取得している企業は従業員の健康や幸福に対して積極的な取り組みをするホワイト企業である可能性が高いと推測できます。オリックスは2007年、2009年の2回、くるみんの認定を受けています。

 

プラチナくるみん・・・オリックスは認定なし✖

プラチナくるみんは、くるみん認定を受けた企業がさらに高い水準の取り組みを行い、仕事と子育ての両立支援制度の導入や利用が進んでいる企業が認定されるものです。オリックスはプラチナくるみんの認定は受けていません。

 

ホワイト500・・・オリックスは認定あり◎

ホワイト500とは、経済産業省と日本健康会議が認定する「健康経営優良法人」のうち大規模法人部門の愛称で、従業員の健康に対する取り組みで高い水準にある大規模法人が選ばれます。オリックスは2019年にこのホワイト500に認定されています。

 
 

オリックスの就職・転職、採用情報 

新卒採用、就職情報

<採用コース>

オリックスでは職種ごとの採用は行っていません。最初の職種の選択は今後のキャリアで非常に重要なため、職種を選べずに入社するのには高いリスクがあります。今後、職種別採用も行うべきだと思います。

 

<募集職種>

国内営業部門、不動産部門、事業投資・環境エネルギー部門、グローバル事業部門、審査部門、経理部門、財務部門、法務部門、人事総務部門

 

<新卒初任給>

学部卒 エリア総合コース(首都圏のみ) 232,000円
学部卒 グローバル総合コース 240,000円
修士卒  エリア総合コース(首都圏のみ) 262,000円
修士卒  グローバル総合コース 270,000円

 

<賞与>

年2回(6月、12月)

 

<昇給>

年1回(4月)

 

<勤務地>

グローバル総合コース・・・国内外の各事業所

エリア総合コース・・・首都圏の各事業所

 

<採用人数・採用実績>

2016年度 51名 (男性29名、女性22名)

2017年度 76名 (男性35名、女性41名)

2018年度 70名 (男性32名、女性38名)

 

 <大学別採用実績>

調査中

 

 

中途採用、転職情報

<過去募集のあった職種>

・法人営業(2019年)

 

<オリックスの中途採用について>

オリックスをはじめとする人気企業は非公開求人で募集がかかるケースがほとんどです。非公開求人は転職エージェントに登録すると見ることができますが、常に募集が掛かっているわけではないので具体的に転職を検討する前に登録だけ済ませて随時求人をチェックする方法が有効です。

転職エージェントへの登録や転職相談は完全無料で行うことができ、実際に応募をせずに求人を見るだけということもできるので、すぐに転職するつもりがない方でも1社は転職エージェントと付き合いを持っておくといいですね。

 

<転職エージェント 最初の1社なら業界最大手>

【完全無料】転職実績No1 リクルートエージェント

 

 

転職サイト、転職エージェントの利用についてはこちらの記事でも解説していますのであわせてご覧ください。

 

 

オリックスの従業員からの口コミ情報

 就職先、転職先を選ぶ際には求人票や企業サイトの採用情報だけを情報ソースにするのは危険です。これらは企業が優秀な人材を引き付けるために書いたいわば「広告」であり、その企業で働くメリットが強調して掛かれており、一方でデメリットは書かれていないか控え目な書かれ方をします。

 

企業の実態を把握するためには実際にその企業で働く人の口コミを見るのが大変参考になります。

 

<転職口コミサイトならまずはこちら>

【転職会議】企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト

 

 

その他関連情報

格付けの状況

格付けとは格付け会社と呼ばれる会社その会社の信用力を評価してランク付けをしたもののことを言います。信用力とはその会社が債券を発行してお金を借りた場合に、そのお金をきちんと返せるかどうかのことを言います。つまり、格付けが高い会社は財務内容が良好で経営状態が安定していると見ることができます。

 

<長期>

ムーディーズ A3
スタンダード & プアーズ A-
格付投資情報センター A+
日本格付研究所 -

※最終確認日:2019年9月 

 

<短期>

ムーディーズ -
スタンダード & プアーズ -
格付投資情報センター a-1
日本格付研究所 -

※最終確認日:2019年9月

 

 

オリックスの歴史と沿革

1964年 オリエント・リース株式会社として設立

1970年 大証第二部に上場

1971年 東証第二部に上場

1973年 東証第一部に上場

1988年 阪急ブレーブスを買収しプロ野球に参入

1989年 商号をオリックス株式会社に変更

1991年 オリックス・オマハ生命保険株式会社(現オリックス生命保険株式会社)設立

1998年 ニューヨーク証券取引所に上場

2014年 ハートフォード生命保険株式会社(現オリックス生命保険株式会社)を買収

 

 

ニュース

2017年 政府の働き方改革の推進を受け、グループ主要13社の所定労働時間を7時間20分から7時間に短縮し、実質的な賃上げとなった。

 

 

オリックスの企業研究に使える書籍

  

 

 

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