武田薬品工業の年収は?就職転職の企業研究 | 勤続年数、離職率、採用情報

本記事では就職・転職活動をお考えの方向けに、武田薬品工業の年収、勤続年数、離職率、業績等の企業研究の情報をまとめています。

 

武田薬品工業は、創業から200年以上の歴史のあるグローバル製薬会社大手で、日経平均株価・TOPIX CORE30にも採用されている日本を代表する企業の1社です。2014年には英国製薬大手グラクソ・スミスクライン出身のクリストフ・ウェバー氏を引き抜き社長に据えたことでも話題になりました。

武田薬品工業の年収は?就職転職の企業研究 | 勤続年数、離職率、採用情報

武田薬品工業の年収は?就職転職向け勤続年数、離職率、採用情報のまとめ

 

武田薬品工業への転職・中途採用求人の探し方

武田薬品工業をはじめとする大手企業に転職したい場合はどのように求人情報を探せばよいのでしょうか。大手企業の求人は、非公開求人と呼ばれる転職エージェント経由でしか見ることができない形式で募集がかかります。

 

<公開求人>

リクナビNextなど、WEBサイトに登録すればだれでも見れる求人

 

<非公開求人>

転職エージェントで転職支援サービスを受けた人だけが見れる求人

 

理由としては、公開求人で募集をして応募が集まりすぎると企業側の選考が大変になることや、求人の内容自体に機密情報が含まれていたりする、ということがあげられます。つまり、多くの人が応募したくなるような求人のほとんどは非公開求人ということになります。

 

「非公開求人」を見るためには転職エージェントに登録が必要になります。転職エージェントへの登録や転職支援を受けるのはすべて無料ですので、転職するつもりがあってもなくても常に転職市場の情報収集として何社か登録しておくことをおすすめします。私自身も転職エージェントとは常に数社付き合いを持つようにしていて、その時々の求人情報を見て今後のキャリアプランの参考にしています。

 

 

<【完全無料】おすすめの大手転職エージェント3社>

リクルートエージェント | 求人数・転職実績No1 

DODA by パーソルキャリア | 丁寧なカウンセリングが評判

type転職エージェント | 正社員の年収アップ転職支援

 

<転職エージェント登録の流れ>

①転職エージェント会社のwebサイトでキャリア情報を登録

②転職エージェントの担当者と面談or電話面談(情報収集目的も歓迎しています。)

③非公開求人の紹介を受ける(又は転職エージェントのwebサイトで検索可能になる。)

 

 

武田薬品工業の役員と従業員の給料・年収と勤続年数・離職率

それでは武田薬品工業への就職・転職を検討される方のために、武田薬品工業の企業情報を紹介・解説していきます。東証一部上場企業である武田薬品工業ですが、その役員や従業員の年収水準、勤続年数はどのようになっているのでしょうか?

 

従業員の給料・年収と勤続年数・離職率

決算期 19年3月期 -
グループ全体の従業員数 49,578
(うち親会社の状況) - -
従業員数 5,291
平均年齢 41.5
平均勤続年数 15.1
平均年間給与 10,940,000

武田薬品工業 有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成 

 

武田薬品工業の平均年収の比較対象として製造業の平均年収、全産業の会社員の平均年収を掲載しておきます。

 

製造業の平均年収・・・507万円

会社員の平均年収・・・432万円

正規社員の平均年収・・・494万円

非正規社員の平均年収・・・175万円

出典:平成29年分民間給与実態統計調査(国税庁) 

 

 

武田薬品工業の役員の給料・年収はどれくらい?

それでは次に武田薬品工業の役員の報酬体系、年収水準について見ていきましょう。

 

<役員報酬の体系>

①基本報酬・・・役職に応じた額を支給

②賞与・・・役職ごとに設定した賞与ターゲット額に対して、業績指標の目標数値の達成度を加味した額を支給

③長期インセンティブ・・・業績連動型株式報酬制度、譲渡制限付株式報酬制度を導入し、2016年~2018年までの直近3年度にわたる連結売上収益、フリーキャッシュフロー、1株当たり純利益(EPS)等を業績指標として採用

 

武田薬品工業では、株式報酬を導入し企業価値の最大化を目指すインセンティブ制度が作られている点で評価できます。しかし、業績指標に連結売上高を据えていることから、無駄な規模の拡大に取り組むリスクがあります。少し前の時代では規模の拡大=企業の発展でありましたが、現代では適正規模で高収益を安定してあげるというのが望ましい企業とされています。

 

 

<役職ごとの支給額>

取締役(監査等委員を除く)・・・1938百万円(4名)、一人当たり平均485百万円

取締役(監査等委員)・・・50百万円(1名)、一人当たり平均50百万円

社外取締役・・・265百万円(11名)、一人当たり平均24百万円

 

<報酬総額1億円以上の役員>

クリストフ・ウェバー(取締役)・・・1758百万円

岩﨑 真人(取締役)・・・193百万円

アンドリュー・プランプ(取締役)・・・795百万円

 

武田薬品工業ではクリストフ・ウェバー社長が圧倒的な高年収を得ています。優秀な人材を確保するためには恵まれた報酬制度を外部に示すことは有効な手段の一つですが、一方で社内からの批判が高まれば従業員のモチベーション低下にもつながりかねません。

 

 

武田薬品工業の業績、決算情報

直近3事業年度の業績

決算期 17年3月期 18年3月期 19年3月期
会計基準 IFRS基準 IFRS基準 IFRS基準
売上高(百万円) 1,732,051 1,770,531 2,097,224
営業利益(百万円) 155,867 241,789 204,969
営業利益率 9.0% 13.7% 9.8%
経常利益(百万円) 143,346 217,205 94,896
経常利益率 8.3% 12.3% 4.5%
当期利益(百万円) 114,940 186,886 109,126
利益率 6.6% 10.6% 5.2%
自己資本 1,894,261 1,997,424 5,159,582
総資産 4,355,782 4,106,463 13,872,322
自己資本比率 43.5% 48.6% 37.2%

武田薬品工業 有価証券報告書(2018年12月決算)を元に筆者作成  

 

 

会社の業績の見方についてはこちらの記事で解説しています。決算情報の閲覧に不慣れな方がいらっしゃいましたらご参考にしてください。


 

地域別売上の状況(海外売上比率)

就職、転職先の企業を見るときにその企業の将来性を重視する場合には、海外売上比率を見ることが一つの手段となります。日本は今後も少子高齢化が進むことは確実ですので、海外市場を開拓している企業は確実に有利になります。

 

<武田薬品工業の海外売上比率>

決算期 18年3月期 19年3月期
日本 580,300 571,000
米国 598,300 829,000
中南米 75,700 88,100
欧州・カナダ 313,700 405,600
ロシア・CIS 68,200 59,700
アジア 104,000 105,400
その他海外 30,200 28,200
1,770,400 2,087,000
国内売上比率 32.8% 27.4%
海外売上比率 67.2% 72.6%

単位:百万円

武田薬品工業 有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成 

 

 

セグメント情報(事業ごとの概況)

武田薬品工業は事業は「医薬品事業」のみの単一セグメントで行っているため、セグメントごとの業績の開示はありません。

 

 

武田薬品工業の歴代社長の経歴

クリストフ・ウェバー(2014年6月~現在)

生年月日 1966年11月生まれ

2003年 グラクソ・スミスクライン フランス 会長兼CEO

2008年 グラクソ・スミスクライン 上級副社長 兼 ディレクター

2012年 グラクソ・スミスクライン ワクチン 社長 兼 ゼネラルマネジャー

2012年 グラクソ・スミスクライン バイオロジカルズ CEO

2014年 武田薬品工業 COO

2014年 武田薬品工業 代表取締役社長

2015年 武田薬品工業 代表取締役社長 兼 CEO

 

 

現社長のクリストフ・ウェバー社長は英国製薬大手グラクソ・スミスクラインで要職を人物です。外国人経営者が率いた日本大手企業と言えば、日産自動車のカルロスゴーンやソニーのハワードストリンガーなどが挙げられますが、いずれも成功しているとはいいがたいですね。クリストフ・ウェバー社長も7兆円で製薬大手シャイアーの買収を決めましたが、今後武田はどうなっていくのでしょうか。

 

 

武田薬品工業の過去のリストラ

2019年に全社員の約7%にあたる3000人規模の早期退職を行っています。製薬業界では、メガファーマと呼ばれる業界大手は次々に自社のR&D部門を縮小させ、有望な新薬候補をもつバイオベンチャーの買収に注力してきています。

 

 

武田薬品工業と働き方改革(ホワイト企業orブラック企業)

武田薬品工業の従業員にとって働きやすさはどうなのでしょうか。実際に入社をしてみないとわからない部分は多くありますが、最近では長時間労働や過労死などに対する社会の問題意識が高まっているため、ホワイト企業としてのイメージ作りに力を入れて採用力の強化や離職率の低下を狙う企業も増えています。企業がホワイト企業かブラック企業かの判定には、政府が従業員に優しい企業に認定するくるみん、プラチナくるみん、ホワイト500などの認定制度が参考になります。

 

くるみん・・・武田薬品工業は認定なし✖

 

くるみんとは、仕事と子育ての両立支援への取り組み状況を厚生労働省が認定する制度で、政府の働き方改革への取り組み要請を受けて認定を受けようとする企業が増えています。くるみんを取得している企業は従業員の健康や幸福に対して積極的な取り組みをするホワイト企業である可能性が高いと推測できます。武田薬品工業は現時点ではくるみんの認定は受けていません。

 

プラチナくるみん・・・武田薬品工業は認定なし✖

プラチナくるみんは、くるみん認定を受けた企業がさらに高い水準の取り組みを行い、仕事と子育ての両立支援制度の導入や利用が進んでいる企業が認定されるものです。武田薬品工業はプラチナくるみんの認定は受けていません。

 

ホワイト500・・・武田薬品工業は認定なし✖

ホワイト500とは、経済産業省と日本健康会議が認定する「健康経営優良法人」のうち大規模法人部門の愛称で、従業員の健康に対する取り組みで高い水準にある大規模法人が選ばれます。武田薬品工業は2019年のホワイト500には認定されていません。

 
 

武田薬品工業の就職・転職、採用情報 

新卒採用、就職情報

<採用コース>

武田薬品工業では職種ごとの採用は行っていません。最初の職種の選択は今後のキャリアで非常に重要なため、職種を選べずに入社するのには高いリスクがあります。今後、職種別採用も行うべきだと思います。

 

<募集職種>

研究職、研究技術職、開発職、MR・総合職

 

<新卒初任給>

学部卒 エリア総合コース(首都圏のみ) 232,000円
学部卒 グローバル総合コース 240,000円
修士卒  エリア総合コース(首都圏のみ) 262,000円
修士卒  グローバル総合コース 270,000円

 

<賞与>

年2回

 

<昇給>

年1回

 

<勤務地>

国内外各事業所

 

<採用人数・採用実績>

2017年度 87名

2018年度 31名

2018年度 39名(予定) 

 

 <大学別採用実績>

東京大学 1
京都大学 4
北海道大学 0
東北大学 0
名古屋大学 0
大阪大学 5
九州大学 4
一橋大学 0
筑波大学 5
東京外国語大学 0
東京工業大学 2
神戸大学 1
早稲田大学 2
慶應義塾大学 0
上智大学 0

出典:AERA2019年8月5日号 

 

 

武田薬品工業の従業員からの口コミ情報

 就職先、転職先を選ぶ際には求人票や企業サイトの採用情報だけを情報ソースにするのは危険です。これらは企業が優秀な人材を引き付けるために書いたいわば「広告」であり、その企業で働くメリットが強調して掛かれており、一方でデメリットは書かれていないか控え目な書かれ方をします。

 

企業の実態を把握するためには実際にその企業で働く人の口コミを見るのが大変参考になります。

 

<転職口コミサイトならまずはこちら>

【転職会議】企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト

 

 

その他の関連情報

格付けの状況

格付けとは格付け会社と呼ばれる会社その会社の信用力を評価してランク付けをしたもののことを言います。信用力とはその会社が債券を発行してお金を借りた場合に、そのお金をきちんと返せるかどうかのことを言います。つまり、格付けが高い会社は財務内容が良好で経営状態が安定していると見ることができます。

 

<発行体格付け>

ムーディーズ Baa2
スタンダード & プアーズ BBB+
格付投資情報センター A
日本格付研究所 A+

※最終確認日:2019年9月 

 

 

武田薬品工業の歴史と沿革

1781年 大阪・道修町にて武田長兵衛により創業

1871年 洋薬の輸入買付を開始

1943年 武田薬品工業株式会社に社名変更

1949年 東証、大証に株式上場

2008年 米国のミレニアム・ファーマシューティカズを株式公開買付により買収

2012年 米国のリゴサイト・ファーマシューティカルズを買収

2017年 試薬事業、臨床検査薬事業を営む和光純薬工業を富士フイルムに譲渡

 

 

ニュース

2018年12月 アイルランド製薬大手シャイアーを約460億ポンド(日本円で約6兆2000億円)で買収。

 

 

武田薬品工業の企業研究に使える書籍

 

 

 

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