先日、はとバスの工場夜景ツアーで川崎の工場夜景を見学してきましたので、口コミレビュー記事にてご紹介したいと思います。
工場夜景の見学は、2007年に工場に特化した写真集「工場萌え」が発売されたことを気に徐々に人気が広まったと言われています。
はとバスの夜景ツアーは2009年に開始し、すでに10年以上の歴史のある人気ツアーになっています。
川崎工場夜景ツアーの口コミ | はとバスで行く幻想的な夜景の旅
- 川崎工場夜景ツアー | はとバスで行く幻想的な夜景の旅
- 川崎工場夜景ツアーは東京駅のはとバス乗り場から
- 川崎の人気焼き肉店「桜苑」で夕食
- 川崎工場夜景の最初は根本造船所から
- 川崎マリエンの展望台からは工場夜景が一望
- 川崎工場夜景のメッカ 日本触媒川崎製造所
- まとめ はとバスで行く川崎工場夜景ツアー
川崎工場夜景ツアーは東京駅のはとバス乗り場から
はとバスの工場夜景ツアーは、東京駅から出発しています。東京駅の丸の内方面へでてKITTEの方向(有楽町方面)へ少し進むとはとバスの乗り場があります。
出発時間は16:20で、夜景ツアーではありますがまだ明るい時間帯です。バスは時間ぴったりに出発するので集合時間には余裕をもっていきましょう。
はとバスに乗り込むと、はとバスのガイドさんが夜景ツアーの工程の案内をしてくれます。工場夜景ツアーの工程としては、夕方に東京駅を出発し、最初に川崎のコリアンタウンで焼き肉を食べた後に、工場夜景を見に行く流れになります。
<はとバス工場夜景ツアー in 川崎の工程>
・川崎コリアンタウンで焼き肉ディナー
・川崎の工場夜景巡り
東京駅を出発してから川崎までの道中はガイドさんが東京の街並みを解説してくれます。東京駅から汐留、天王洲アイル、大井競馬場、羽田空港などを横目に走り、多摩川を渡ると川崎に到着です。
川崎の人気焼き肉店「桜苑」で夕食
川崎のコリアンタウンにある人気焼き肉店「桜苑(さくらえん)」です。コリアンタウンと言っても、新宿の新大久保のようなイメージではなく、焼き肉店が数店舗あるもののそのほかは住宅が多いエリアになっています。
こちらの焼き肉デーナーの代金もはとバスツアーに組み込まれています。(ドリンク等をオーダーする場合は別料金)
桜苑は人気店だけあり、有名人のサインがたくさん飾られています。
お店に着くとすでに食事のセットが用意されていました!
焼肉は赤身が多めで、ご飯が進むタレによく漬け込んであり味がしみています。
川崎工場夜景の最初は根本造船所から
桜苑で焼き肉を食べたらいよいよ工場夜景を見に行きます。
工場夜景は川崎の海沿い、もともと海だったところを埋め立てたエリアにたくさんの工場が立ち並んでいるところを見学に行きます。最初の見学エリアは根本造船所というところ。
観光用に整備されたところではなく、普通の工場用地の中を進んでいきます。これはツアーじゃないと絶対に来れませんね。
工場の敷地?の中を進んでいきます。
ここから見えるのは旭化成ケミカルズの工場で、食品保存用のZiplocの材料などを作っているそうです。
工場からは夜にもかかわらずたくさんの煙が上がっています。実はこの煙は何かを燃やしたものではなく、水蒸気。水蒸気は気温が低いときの方がよく見えるため、工場から立ち昇る煙を見たいときは冬に行くのがおすすめだそうです。
川崎マリエンの展望台からは工場夜景が一望
次に訪れたのは川崎マリエン。川崎マリエンは高さ51mの展望台や体育館、公園設備、テニスコートなどを備えた川崎市民のコミュニティー施設です。ちなみに川崎マリエンの名前は「マリンエントランス(海の入り口)」から来ているそうです。
さかなくんをはじめたくさんの有名人が来訪しています。
日本夜景遺産にも登録されている川崎マリエンの展望台からの夜景は、川崎エリアの工場を間近で一望することができ、冬の空気が澄んでいるときには富士山も見ることができます。
川崎マリエンの展望台からの1枚です。川崎マリエンの展望台からはスカイツリーや東京タワーも見ることができます。(写真に小さく映っているのがスカイツリーです。)
川崎マリエンのすぐ横にはSUBARUの輸出用の自動車がたくさん並べてあります。展望台から見るとミニカーのようですね。群馬の工場で作った車両を欧米に輸出しているそうです。
川崎工場夜景のメッカ 日本触媒川崎製造所
暗い夜道でバスから降りて見学です。
こちらが川崎のいわば「the 工場夜景」の場所である日本触媒川崎製造所。無数のパイプとライトが幻想的ですね。3交代制で24時間操業のため、夜間であっても明かりが消えることはありません。
ところどころにプライベートで工場夜景の撮影に来ている写真愛好家います。
違う角度からもう一枚。このような巨大な設備を人の手で作り上げたかと思うと、感慨深いものがありますね。
日本触媒川崎製造所を見学した後は、東扇島公園で東燃ゼネラル石油の工場を遠めに見学してツアーは終了です。
川崎の工場夜景からの帰り道のバス車内では、工場の無数の幻想的な明かりが見えます。
川崎の工場夜景ツアーを終え、東京駅に帰ってきました。東京駅の夜景もまた素晴らしいですね。
まとめ はとバスで行く川崎工場夜景ツアーの口コミ
昔の川崎の工場地帯は、川崎喘息が流行したり、多摩川の汚染が問題になったりと、工場からの排水や排出ガスで汚染された町でした。その後、環境のクリーン化に工場と市が一体となって取り組み、今では非常にクリーンな工場地帯になりました。工場街をツアーで散策しても、粉塵でのどがイガイガしたり、悪臭が漂っているということもなく汚い印象は全く受けませんでした。
工場地帯の夜景は自分の足でベストスポットを見つけたり訪れたりするのは難しいのでやはりツアーに参加するのがおすすめです。また、夏季には川や運河から工場夜景を見るクルーズツアーも企画されているそうですので、機会があれば皆様も参加されてみてはいかがでしょうか。