本記事では楽天のサービスを使うなら必携のクレジットカード「楽天カード」の海外旅行保険について、ファイナンシャルプランナー(FP)の最上位資格であるCFPを持つ筆者がわかりやすく解説します。
楽天カードの海外旅行保険は利用付帯 | カードで旅行代金を決済しよう
会員数1700万人超の楽天カードとは?
楽天カードは楽天グループが発行するクレジットカードで会員数1700万人超を誇る超人気クレジットカードです。楽天カードは楽天市場をはじめとする楽天グループの各種サービスが大変お得になるほか、通常のショッピングでも1%の高還元率になるメインカード最有力のカードの1枚です。
<楽天カードの概要とメリットデメリット>
・ポイント還元率は0.5%~3.0%
・貯まったポイントは楽天市場で使用したり楽天EdyにチャージができるANAマイルやTポイントなど幅広く交換可能
・クレジットカードに楽天ポイントカードや楽天Edyの機能をつけることができるのでかさばらない
・年会費、発行手数料は無料
・海外旅行保険は利用付帯で最高2000万円(国内旅行保険はなし)
・支払いは毎月月末締め、翌月27日支払い
<楽天カードHP>
楽天カードの海外旅行保険は「利用付帯」タイプ
楽天カードの海外旅行保険は、「利用付帯」と呼ばれるタイプの海外旅行保険で、楽天カードで定められた支払いをした場合のみ海外旅行保険が適用になります。
<海外旅行保険の適用要件>
下記の①、②のいずれかを楽天カードで支払っている場合に海外旅行保険が適用となります。
①自宅から出発空港までの交通費(電車、バス、タクシー、国内航空券代等)
②海外旅行代金(海外航空券代、海外ツアー料金)
自宅から出発空港までの自家用車代(ガソリン代や高速道路料金など)、レンタカー料金、空港利用税などは、上記の①、②に含まれていませんので、楽天カードで海外旅行保険の適用を受けようとする場合は、ぜひご注意ください。
<補償内容>
補償内容としては、一般的なクレジットカード付帯海外旅行保険の内容となっています。
・障害死亡、後遺障害(最高2000万円)
・障害治療費用(最高200万円)
・疾病治療費用(最高200万円)
・賠償責任(最高2000万円)
・救援者費用(最高200万円)
・携行品損害(最高20万円)
楽天カードに国内旅行保険は付帯されない
楽天カードには国内旅行保険は付いていません。
入会費、年会費、解約手数料などの費用は?
<楽天カードを保有すると掛かる費用>
入会金 | 無料 |
カード発行手数料 | 無料 |
年会費 | 無料 |
解約手数料 | 無料 |
入会金、カード発行手数料、年会費、解約手数料はすべて無料となっています。そのため、海外旅行に備えて楽天カードを作る、という使い方も可能です。
楽天カードで選べる国際ブランド
楽天カードは、日本のクレジットカードでは珍しく、2018年9月からAmericanExpressブランドが追加されました。これによりVISA、Mastercard、JCB、AmericanExpressの4種類の国際ブランドに対応となりました。
楽天カードの海外旅行保険のまとめ
楽天カードは、通常時の還元率も1%と高いので楽天ユーザーに限らずメインカードとして利用いただけるスペックだと思います。
私も楽天Edyへのチャージの時には、楽天カードを使用してポイントを貯めています。
楽天カードのデメリットと言えば、楽天からの宣伝メールがたくさん届くようになってしまうというところくらいでしょうか。
そのほかは、年会費無料でポイントもとても貯まりやすいカードなのでメインカードを探している方にもぴったりのカードでしょう。
<楽天カード公式>