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ソニーの離職率とリストラ情報【転職の評判とホワイト企業度】

ソニーの離職率とリストラ情報【転職の評判とホワイト企業度】

就職・転職の会社選びの時には、目当ての会社がブラック企業じゃないかな?長く働ける会社かな?と不安になったりするものです。私もこれまで何回かの転職を経験していて、転職のたびにできる限りの情報収集をして次の会社を選んできましたが、どれだけ準備をしていても新しい世界踏み込むのは勇気が必要です。

こちらの記事ではソニーの就職転職まつわる評判と離職率、勤続年数、リストラ情報などをまとめています。こちらの記事を読むことで、ソニーでの働き方やソニーがブラック企業かホワイト企業かが分かるようになると思います。

 

  1. ソニーの離職率とリストラ情報【転職の評判とホワイト企業度】
  2. ソニーの離職率は3.1%【ワークライフバランスの評判】
  3. 離職率の計算方法【表面的な数字に騙されない】
  4. 離職率が高くなる原因と退職者がでることによるデメリット
  5. ソニーの平均勤続年数は16.7年【大手電機ではやや短い】
  6. ソニーのワークライフバランス【勤務時間、年間休日、テレワーク、フレックスタイム】
  7. ソニーの転職口コミサイトでの評判【離職率やリストラの実態】
  8. ソニーのリストラ、過労死、労災など【ブラック企業は離職率高い】
  9. ソニーの働きやすさとワークライフバランス【離職率に直結】
    1. くるみん・・・ソニーは認定あり◎
    2. プラチナくるみん・・・ソニーは認定なし✖
    3. ホワイト500・・・ソニーは認定なし✖
    4. ソニーの働き方改革への取り組み
  10. ソニーの平均年収・給料【高年収は離職率を下げるが、リストラ確率を上げる】
  11. ソニーの新卒入社の初任給【生涯年収とは関係ない】
  12. ソニー役員の給料年収はどれくらい?
  13. ソニーの売上高と財務内容【業績悪化は離職率を上げる】
    1. ソニーの直近3事業年度の売上高、業績
  14. ソニーの事業別の売上と事業内容【業績好調な事業は離職率も低い】
    1. エレクトロニクス事業の売上業績と事業内容
    2. 音楽事業の売上業績と事業内容
    3. 映画事業の売上業績と事業内容
    4. 金融事業の売上業績と事業内容
  15. ソニーの競合他社【離職率、業績、評判の比較対象】
    1. AVオーディオ事業の競合他社
    2. 映画事業の競合他社
    3. 金融事業の競合他社
  16. まとめ ソニーの離職率とリストラ情報【転職の評判とホワイト企業度】

ソニーの離職率とリストラ情報【転職の評判とホワイト企業度】

まずはじめにソニーの会社概要について簡単に解説したいと思います。

ソニーは1946年に井深大、盛田昭夫によって東京通信工業株式会社として設立され、現在はエレクトロニクス、金融、映画、音楽などを取り扱うコングロマリット企業です。

 

<ソニーの会社概要>

会社名:ソニー株式会社

英語表記:Sony Corporation

設立:1946年

本社所在地:東京都港区

業種:電気機器

決算期:3月

グループ売上高:  8,665,687百万円(2019年3月期)

グループ従業員数: 114,400人(2019年3月期)

株式上場:東証第一部(1958年上場)

会社HP:https://www.sony.co.jp/

 

ソニーの離職率は3.1%【ワークライフバランスの評判】

就職や転職をする際にその会社の働きやすさをはかる指標として気になるのが離職率ではないでしょうか。ソニーでは社員の離職率を公表しています。

 

<ソニー㈱の離職率>

ソニー(株)全体国内海外全世界
全体3.1%4.3%12.4%8.5%
男性3.1%4.2%11.1%7.3%
女性3.0%4.9%14.0%11.1%

※ソニーHPより。2020年調べ

 

ここで書いている離職率は会社公表値であるため、都合のいいように集計対象を操作している可能性もありますので、そこは考慮してみるべきでしょう。

 

また、東洋経済では定期的に、企業の離職率に関するランキングを公表していますので、離職率の比較対象としてみていただくと良いと思います。

 

「離職する人が少ない大企業」ランキングTOP100 | 就職四季報プラスワン
働きやすい職場を知るために重要な情報としてよく言われるのが「離職者の少なさ」だ。ただ、新卒の離職状況を見る、「新卒3年後離職率」は多くの会社で開示されるようになったが、全従業員の離職の状況を調べるの…
新卒の「3年内離職率」が低い300社ランキング | CSR企業総覧
2019年入社の新卒向け就活が本格化している。6月の面接解禁を前に、街でリクルートスーツの学生が目立つようになった。就活で売り手市場が続く昨今は、苦心して採用した新人たちに対する期待はいやが上にもでも高…

 

離職率の計算方法【表面的な数字に騙されない】

離職率の計算方法は、法律などで厳密に定義されているわけではなく、公表している会社や機関などによって計算方法はまちまちです。一般的な離職率の計算方法は、一定期間の離職者数を基準日時点(例えば1月1日)の雇用者数で割るというものです。

 

<一般的な離職率の計算方法>

一定期間の離職者数/基準日時点の雇用者数

 

例えば1年間での離職率を計算しようとする場合は、1月1日~12月31日までの離職者数を、1月1日時点の雇用者数で割る、などの計算方法によって算出します。

 

また、よく統計などで見かける新卒3年離職率の計算方法は、新卒入社者のうちの3年間の離職者数を、新卒入社人数で割ることで算出します。100人が新卒入社して、3年間に10人が辞めている場合には、新卒3年離職率は10%になります。

 

このように離職率は計算方法が期間や対象者をどうするかによって算出結果に大きな違いが出てきます。1年間での離職率10%と、3年間での離職率10%では、実質の離職率に3倍の差があります。離職率の数字が掲載されているときは、見かけの数字で判断するのではなく、どのような計算方法で算出されたものか必ず確認するようにしましょう。特に企業が主体的に公表している離職率は、企業側が少しでも離職率の少ない良い職場に見せるため、巧みに有利な数字を算出していることが多いので、くれぐれもお気を付けください。

 

離職率が高くなる原因と退職者がでることによるデメリット

離職率が同業や世間一般と比較して高い会社にはやはり人が辞めるだけの何らかの原因があります。しかも、仕事に関する不満や悩みはどこの会社でもあまりバリエーションが多いわけではなく、概ね以下のようなものに集約されます。

 

<社員が辞める、離職率が高くなる原因>

・業務内容、役職、年齢から考えて給料が低い

・残業時間が多い、休日が少ない

・上司や同僚などとの人間関係に大きなストレスを感じる

・会社の業績が悪い、事業内容や将来性に期待が持てない

・人事評価に不満がある

・子育てや介護支援の仕組みがなく、ライフイベントのタイミングで退職せざるを得ない

 

上記のような要因に対処できていないと次第に社員はその職場を離れていきます。しかも、社員が辞めていくときは、ほかの会社からも引き合いが強い優秀な社員から辞めていきます。そのため、離職率が高い会社は、急速に競争力を失っていくことになるので、企業としては離職率が高止まりしていれば早急に手を打つ必要があります。離職率が高く社員が辞めていく会社が受けるデメリットをまとめると以下のようになります。

 

<離職率が高いことのデメリット>

・辞めた人員を補充するための採用コストがかかる

※採用に当たる人件費、求人広告の掲載費用、中途採用の成功報酬など

・採用(補充)した人の教育に時間とコストがかかる

※研修費用、OJTで教える人の人件費

・知識やノウハウの流出

 

企業としては離職率が高くなることを防ぐことが重要な一方で、就職希望者・転職希望者としても離職率が低い会社に入社することは、今後も競争力を維持する会社で働くという意味でも重要です。

 

ソニーの平均勤続年数は16.7年【大手電機ではやや短い】

離職率とともにその会社の働きやすさを見る上で大切なのが平均勤続年数です。平均勤続年数とは、在籍している従業員がその会社で平均して何年働いているかの指標です。

気になるソニーの平均勤続年数を他社と比較しながら見てみましょう。

 

<ソニーの平均勤続年数を他社と比較>

会社名決算期平均年齢平均勤続年数
ホンダ19年3月期45.624.1
高島屋19年2月期46.723.5
パナソニック19年3月期45.622.8
キヤノン19年12月期44.219.5
富士通19年3月期43.219.2
日立製作所19年3月期42.119.0
三菱商事19年3月期42.518.5
花王19年12月期40.617.7
NTT19年3月期41.316.8
東京センチュリー19年3月期42.616.8
ソニー19年3月期42.416.7
三菱地所19年3月期41.216.3
ユニ・チャーム18年12月期41.716.3
三菱電機19年3月期40.416.3
コスモ石油19年3月期41.616.0
ピジョン19年1月期43.315.7

 

電機業界は比較的平均勤続年数が長い企業が多いですが、その中ではソニーは若干短い部類に入るようです。ソニーはリストラにより大幅に従業員を削減してきており、パナソニックやキヤノンなど平均勤続年数が非常に長い会社に比べて短めとなっています。

 

<勤続年数の見方>

・会社の歴史が浅い会社は社員の在籍期間が短くなるので平均勤続年数が短くなります。

・急成長中の会社は、従業員をどんどん増やしていくため、勤続年数が短い社員が多くなり、結果的に平均勤続年数が短くなります。

 

ソニーのワークライフバランス【勤務時間、年間休日、テレワーク、フレックスタイム】

その会社での待遇を知るには、年収や福利厚生だけではなく、働き方についても知っておく必要があります。2つの会社を比較したときに、一方が10%給料が高かったとしても、休日日数が15%少なかったとしたら時給は少ないということになりますね。

ソニーの働き方についての当サイトでの調査結果は以下の通りです。

 

<勤務時間>

7時間45分 (標準労働時間帯 9:00~17:30)※2020年調べ

 

<ボーナス賞与>

業績給年1回

 

<休暇制度>

・完全週休2日制 (土・日)

・会社休日 (年間126日/2019年)

・年次有給休暇 (初年度17日、最大24日)

・年間休暇平均取得日数 平均15.9日(2018年実績)

・フレックスホリデー (個人が設定できる連続休暇制度)、年末年始休暇

 

<勤務地>

本社および各テクノロジーセンター、ビジネスセンターおよび各種事業所

本社:東京都港区港南1-7-1

テクノロジーセンター:東京都港区・品川区、神奈川県厚木市・横浜市・藤沢市、宮城県多賀城市

ビジネスセンター:東京都品川区・江東区

その他:国内・海外事業所

 

<フレックスタイム・テレワークの導入>

コアタイム 9:30~15:30として出勤退勤時間を選択できる月間フレックスタイム制あり

 

ソニーの転職口コミサイトでの評判【離職率やリストラの実態】

就職先、転職先を選ぶ際には求人票や企業サイトの採用情報だけを情報ソースにするのは危険です。これらは企業が優秀な人材を引き付けるために書いたいわば「広告」であり、その企業で働くメリットが強調して掛かれており、一方でデメリットは書かれていないか控え目な書かれ方をします。

就職、転職前にその企業の実態を把握するためには実際にその企業で働く人の口コミ、評判を見るのが大変参考になります。転職口コミサイトはその企業を退職した人や転職を希望する人が書いているので、必要以上にネガティブな情報も多いですが企業の実態を掴むのには大変役に立ちます。

 

<ソニーの評判は下記の転職口コミサイトから検索>

転職会議 企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト

カイシャの評判 日本最大級の口コミサイト

OpenWork「働く」のすべてを、オープンに(旧Vorkers

キャリコネ 転職希望者の信頼度が高い口コミサイト

 

<転職口コミサイトの比較>

転職口コミサイトの比較を別記事でまとめていますのであわせてご覧ください。

転職口コミサイトの比較と信憑性 | おすすめサイトの評判は?
転職口コミサイトの比較。転職活動に欠かせない転職口コミサイトですが、多数のサイトの中から評判と信憑性の高いおすすめの転職口コミサイトを比較しながらご紹介します。転職は重要な決断なので評判の高い転職口コミサイトで情報収集を行いましょう。

 

ソニーのリストラ、過労死、労災など【ブラック企業は離職率高い】

リストラ、過労死、労災など、その会社で働く人にどのような問題が起きたかは大々的に報道されることは少なく、時間が経つにつれ風化されていきますが、こういった耳障りの悪い情報程よく調べておく必要があります。会社の風土は大企業であればあるほど変わるのは難しく、過去に起きた問題は高確率で再発し、その被害者はあなたになるかもしれません。

 

ソニーについて確認できている過去の労働問題は以下の通りです。

 

・2014年 勤続10年以上かつ満40歳以上の社員を対象に1500人規模の早期退職プログラムを実施

 

・2016年 1時間以内の残業に対して残業代が支給されていない問題で労働組合が改善を要求。1分単位で残業代が支給されるよう改善。

※参考記事<しんぶん赤旗>

 

・2018年 社員2人に1人に適用している裁量労働制の「みなし時間」を7時間45分としながら、「三六協定」では1日の上限を15時間15分に設定し、1日最長23時間労働まで可能になる運用をしていることが明らかに。残業が「過労死ライン」の単月100時間の労働者が10人~55人、3カ月平均80時間が24人~37人(半年ごと集計)発生。

※参考記事<しんぶん赤旗>

 

 

ソニーのリストラについては以下の書籍も参考になります。

 

ソニーの働きやすさとワークライフバランス【離職率に直結】

ソニーは従業員にとっての働きやすさはどうなのでしょうか。実際に入社をしてみないとわからない部分は多くありますが、最近では長時間労働や過労死などに対する社会の問題意識が高まっているため、ホワイト企業としてのイメージ作りに力を入れて採用力の強化や離職率の低下を狙う企業も増えています。

就職先や転職先となる企業が従業員にとって働きやすいホワイト企業か、長時間労働やサービス残業が蔓延するブラック企業かを判定するには、従業員の離職率や勤続年数を調べる以外にも、厚生労働省が一定の基準を満たした企業に対して認定するくるみん、プラチナくるみん、ホワイト500(健康経営優良法人)などの認定状況を調べることが有効です。

 

参考:【厚生労働省HP】くるみん・プラチナくるみんマークについて

参考:【経済産業省HP】健康経営優良法人認定制度

 

また、働き方改革への取り組み状況や過去のリストラ、過労死、労働訴訟などの事例を調べることもその企業が従業員を大切に扱っている会社かどうかを知る上では役に立ちます。

 

くるみん・・・ソニーは認定あり◎

くるみんとは、仕事と子育ての両立支援への取り組み状況を厚生労働省が認定する制度で、政府の働き方改革への取り組み要請を受けて認定を受けようとする企業が増えています。くるみんを取得している企業は従業員の健康や幸福に対して積極的な取り組みをするホワイト企業である可能性が高いと推測できます。

ソニーは2007年、2010年、2013年、2015年の計4回、くるみんの認定を受けています。

 

参考:くるみんの認定基準(一部抜粋)

<全般的事項>

・雇用環境の整備について、2年間~5年間の行動計画を策定、実施し、計画に定めた目標を達成すること

・法及び法に基づく命令その他関係法令に違反する重大な事実がないこと

 

<残業時間・長時間労働の是正について>

・フルタイムの労働者等の法定時間外・法定休日労働時間の平均が各月45時間未満であること
・月平均の法定時間外労働60時間以上の労働者がいないこと

・次の①から③までのいずれかを実施していること

①所定外労働の削減のための措置

②年次有給休暇の取得の促進のための措置

③短時間正社員制度、在宅勤務、テレワークその他の働き方の見直しに資する多様な労働条件の整備のための措置

 

<育休制度について>

・計画期間内の女性従業員の育児休業取得率が75%以上であること

・男性の育児休業等取得について、次の①又は②を満たすこと

①計画期間において、男性労働者のうち、配偶者が出産した男性労働者に対する育児休業等を取得した者の割合が7%以上であること

②計画期間において、男性労働者のうち、配偶者が出産した男性労働者に対する育児休業等を取得した者及び育児休業等に類似した企業独自の休暇制度を利用した者の割合が15%以上であり、かつ、育児休業等をした者の数が1人以上いること

・3歳から小学校就学前の子を育てる労働者について、「育児休業に関する制度、所定外労働の制限に関する制度、所定労働時間の短縮措置又は始業時刻変更等の措置に準ずる制度」を講じている

 

プラチナくるみん・・・ソニーは認定なし✖

プラチナくるみんは、くるみん認定を受けた企業がさらに高い水準の取り組みを行い、仕事と子育ての両立支援制度の導入や利用が進んでいる企業が認定されるものです。プラチナくるみんの認定を受けている企業は長時間労働の対策や子育て支援を行っていることが認められているため、長期間腰を据えて働ける企業である可能性が高いです。

 

残念ながらソニーはプラチナくるみんの認定は受けていません。

 

参考:プラチナくるみんの認定基準(一部抜粋)

<全般的事項>

・雇用環境の整備について、2年間~5年間の行動計画を策定、実施し、計画に定めた目標を達成すること

・法および法に基づく命令その他関係法令に違反する重大な事実がないこと

 

<残業時間・長時間労働の是正について>

・フルタイムの労働者等の法定時間外・法定休日労働時間の平均が各月45時間未満であること
・月平均の法定時間外労働60時間以上の労働者がいないこと

・次の①から③までの全てに取り組み、かつ、①又は②について定量的な目標を定めて実施、達成していること

①所定外労働の削減のための措置

②年次有給休暇の取得の促進のための措置

③短時間正社員制度、在宅勤務、テレワークその他の働き方の見直しに資する多様な労働条件の整備のための措置

 

<育休制度について>

・女性労働者の育児休業等取得率が75%以上であること

・男性の育児休業等取得について、次の①又は②を満たすこと

①配偶者が出産した男性労働者のうち育児休業等を取得した者の割合が13%以上

② 配偶者が出産した男性労働者のうち育児休業等を取得した者及び育児休業等に類似した企業独自の休暇制度を利用した者の割合が30%以上、かつ、育児休業等を取得した者が1人以上いること。

・3歳から小学校就学前の子を育てる労働者について、「育児休業に関する制度、所定外労働の制限に関する制度、所定労働時間の短縮措置又は始業時刻変更等の措置に準ずる制度」を講じている

 

ホワイト500・・・ソニーは認定なし✖

ホワイト500とは、経済産業省と日本健康会議が認定する「健康経営優良法人」のうち大規模法人部門の愛称で、従業員の健康に対する取り組みで高い水準にある大規模法人が選ばれます。

 

残念ながらソニーはこのホワイト500には認定されていません。

 

ソニーの働き方改革への取り組み

厚生労働省が運営している「働き方・休み方改善ポータルサイト」では企業の働き方改革への取り組み事例を検索することができます。共働きが増える現代においては、働き方改革を進めていくことが少子化への重要な施策になることから、政府も長時間労働の抑制やフレックスタイム・テレワークの導入、育休制度などを充実させるよう企業に働きかけを行っています。

入社を検討している場合や、応募を検討している場合、「働き方・休み方改善ポータルサイト」で、該当の企業の取り組み事例が紹介されているか調べてみると良いでしょう。

 

<【厚生労働省】働き方・休み方改善ポータルサイト>

働き方・休み方改善ポータルサイト
働き方・休み方改善ポータルサイトは、企業や労働者が指標を活用して「働き方」や「休み方」を自己診断することにより、自らの「働き方」や「休み方」を見える化し、時間外労働の削減や年次有給休暇の取得促進を図ることを目的としたサイトです。

 

2019年12月現在、残念ながらソニーの取り組み事例は掲載されていません。

 

ソニーの平均年収・給料【高年収は離職率を下げるが、リストラ確率を上げる】

どんなに働きやすくて楽しい会社であっても多くの人にとって仕事の究極の目的は生活費を稼ぐことだと思います。ここからはソニーの従業員、新入社員、役員の給料や年収について見ていきたいと思います。

 

<ソニーの平均年収>

決算期18年3月期19年3月期
グループ全体の従業員数117,300114,400
従業員数(人)2,4282,519
平均年齢(歳)42.342.4
平均年収(円)10,136,93410,509,690

ソニー 有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成

 

 

<ソニーの平均年収を世間一般と比較>

ソニーの平均年収の比較対象として製造業の平均年収、全産業の会社員の平均年収を掲載しておきます。

業種区分平均年収
ソニーの平均年収1051万円
製造業の平均年収507万円
会社員の平均年収432万円
正規社員の平均年収494万円
非正規社員の平均年収175万円

出典:平成29年分民間給与実態統計調査(国税庁)

 

ソニーの新卒入社の初任給【生涯年収とは関係ない】

新卒入社の場合には、初任給を見て働く会社を決めてしまう方もいるかもしれませんが、実は初任給はどこの会社も大差ありません。そのため、重視すべきはそのあとの昇給の速さや平均年収です。企業の中には高い初任給で人材を集めておいて、その後の昇給がほとんどないという企業もあるので気をつけましょう。

参考までにソニーが公表している初任給は以下の通りです。

 

<ソニーの初任給>

区分初任給(円)
修士了280,000~
学部卒250,000~

※19年7月実績

 

ソニー役員の給料年収はどれくらい?

それでは次にソニーの役員の報酬体系、年収水準について見ていきましょう。

 

<役職ごとの支給額>

取締役・・・335百万円(13名)、一人当たり平均26百万円

執行役・・・721百万円(8名)、一人当たり平均90百万円

 

<報酬総額1億円以上の役員>

吉田 憲一朗(取締役/代表執行役)・・・397百万円

十時 裕樹(取締役/代表執行役)・・・103百万円

勝本 徹(執行役)・・・80百万円

神戸 司郎(執行役)・・・78百万円

安部 和志(執行役)・・・72百万円

 

ソニーの売上高と財務内容【業績悪化は離職率を上げる】

ここからはソニーの業績や事業内容について見ていきたいと思います。

どんなに働き方がホワイトな企業であっても、業績が悪い企業では遅かれ早かれ労働環境も悪化してきます。従業員に高い給料を支払ったり、休みを多く提供したりすることができるのはビジネスモデルや社員一人一人の生産性が高く、会社が利益を多くあげているからです。

働く会社から良い待遇を求める場合には、必ずその会社の業績や事業内容を確認しましょう。

 

ソニーの直近3事業年度の売上高、業績

ソニーの直近3事業年度の売上、業績は以下の通りです。

決算期17年3月期18年3月期19年3月期
会計基準米国会計基準米国会計基準米国会計基準
売上高(百万円)7,603,2508,543,9828,665,687
営業利益(百万円)288,702734,860894,235
営業利益率3.8%8.6%10.3%
経常利益(百万円)251,619699,0491,011,648
経常利益率3.3%8.2%11.7%
当期利益(百万円)73,289490,794916,271
利益率1.0%5.7%10.6%
総資産17,660,55619,065,53820,981,586
自己資本2,497,2462,967,3663,746,377
自己資本比率14.1%15.6%17.9%

ソニー 有価証券報告書(2019年3月期決算)を元に筆者作成

 

企業研究で就職先、転職先を選ぶときに特に注意してみたいのは下記の3点です。

 

<売上高>

売上高は会社の事業規模を把握する上で最も重要な指標ですので、採用選考を受けようとする会社については大まかな売上高の数値は頭に入れておきましょう。

 

<営業利益、経常利益>

利益を見ることで会社が事業を通じて儲かっているかどうかを確認します。当たり前ですが利益が出ない会社はそのうち倒産します。

利益については全部で5つの種類があり、それぞれの内容については別記事で解説していますので、そちらをご覧いただければと思います。

企業の利益 5種類一覧【営業利益、経常利益など株式会社の損益計算書会計】
会社に関わる5種類の利益のまとめ。5種類の利益(売上総利益、営業利益、経常利益、税引前利益、当期純利益)の違いを簡単に、かつ、わかりやすく解説。営業利益と経常利益の違いが分かると、経済ニュースに対する理解が深まり、ビジネス力もアップ!

 

<自己資本比率>

自己資本比率は会社が持っている資産のうちどれだけが自社のものかを表す指標です。言い換えれば自己資本比率が多い企業ほど、借金体質の企業ということになりますので、企業を選ぶときはできるだけ自己資本比率が高い企業を選ぶと良いでしょう。

 

ソニーの事業別の売上と事業内容【業績好調な事業は離職率も低い】

企業が行っている様々な事業を内容ごとに区分したものをセグメントと言います。就職活動、転職活動では企業を選ぶことも重要ですが、同様にその企業のどのセグメントで働くことになるかも非常に大切です。昨今では企業は生き残りをかけて不採算事業の整理・売却を行うことも珍しくありません。不採算事業で働いている場合、給与水準が下がるということや、気が付いたら別の会社に売却されていた、などという笑えない事態も起こりえます。

 

ソニーでは以下のセグメント区分で事業を展開しています。

・エレクトロニクス

・音楽

・映画

・金融

・その他

 

セグメントごとの売上高構成比は以下のようになっています。

 

<ソニーのセグメント別売上高構成比>

ソニーのセグメント別売上高構成比

それではここからは、各セグメントごとの事業内容、業績について見ていきましょう。

 

エレクトロニクス事業の売上業績と事業内容

<主要製品・サービス>

ネットワークサービス事業、家庭用ゲーム機の製造・販売、ソフトウェアの制作・販売、テレビ事業、オーディオ・ビデオ事業、静止画・動画カメラ事業、携帯電話の製造・販売、インターネット関連サービス事業、イメージセンサー事業

 

<主な製品ブランド>

・テレビ:ブラビア

・デジタル一眼カメラ:α(アルファ)

・デジタルスチルカメラ:サイバーショット

・デジタルビデオカメラ:ハンディカム

・スマートフォン:Xperia(エクスペリア)

・ペットロボット:aibo(アイボ)

・ゲーム機器:play Station(プライステーション)

・インターネット接続サービス:So-net光、NURO光 他

 

<主要会社>

ソニー・インタラクティブエンタテインメント、ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ、ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ、ソニーストレージメディアソリューションズ、ソニーネットワークコミュニケーションズ、ソニーモバイルコミュニケーションズ、ソニービジュアルプロダクツ. 他

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高5,158,0035,308,411
セグメント利益388,789431,474
セグメント利益率7.5%8.1%
従業員数(人)77,40075,600
売上高構成比60.4%61.3%
従業員数構成比66.0%66.1%
一人当たり売上高66.670.2
一人当たり営業利益5.05.7

単位:百万円

 

音楽事業の売上業績と事業内容

<主要製品・サービス>

音楽制作、音楽出版、映像メディア・プラットフォーム事業

 

<主要会社>

ソニー・ミュージックエンタテインメント 他

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高784,792795,025
セグメント利益177,478311,092
セグメント利益率22.6%39.1%
従業員数(人)8,2008,500
売上高構成比9.2%9.2%
従業員数構成比7.0%7.4%
一人当たり売上高95.793.5
一人当たり営業利益21.636.6

単位:百万円

 

映画事業の売上業績と事業内容

<主要製品・サービス>

映画製作、テレビ番組制作、メディアネットワーク事業

 

<主要会社>

Sony Pictures Entertainment Inc. 他

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高1,010,173985,270
セグメント利益41,11054,599
セグメント利益率4.1%5.5%
従業員数(人)9,8009,300
売上高構成比11.8%11.4%
従業員数構成比8.4%8.1%
一人当たり売上高103.1105.9
一人当たり営業利益4.25.9

単位:百万円

 

金融事業の売上業績と事業内容

<主要製品・サービス>

日本市場における個人向け生命保険及び損害保険を主とする保険事業、日本における銀行業

 

<主要会社>

ソニーフィナンシャルホールディングス、ソニー銀行、ソニー生命保険.、ソニー損害保険 他

 

<業績情報>

決算期18年3月期19年3月期
売上高1,221,2351,274,708
セグメント利益178,947161,477
セグメント利益率14.7%12.7%
従業員数(人)11,40011,800
売上高構成比14.3%14.7%
従業員数構成比9.7%10.3%
一人当たり売上高107.1108.0
一人当たり営業利益15.713.7

単位:百万円

 

ソニーの競合他社【離職率、業績、評判の比較対象】

ソニーの企業研究と合わせて比較検討しておきたい競合企業をあげておきます。

 

AVオーディオ事業の競合他社

・キヤノン(デジタルカメラ)

・パナソニック(デジタルカメラ、テレビ)

・富士フイルム(デジタルカメラ)

・ニコン(デジタルカメラ)

・オリンパス(デジタルカメラ)

・任天堂(ゲーム機器)

 

映画事業の競合他社

・Disney(ウォルト・ディズニー・カンパニー)

・Warner(ワーナー・ブラザーズ)

・Universal(ユニバーサル・ピクチャーズ)

・20th Century FOX(20世紀フォックス)

・Paramount(パラマウント・ピクチャーズ)

・東宝

・松竹

 

金融事業の競合他社

・SBIホールディングス

住信SBIネット銀行(ネット銀行)、SBI損害保険株式会社(損保)、SBI生命保険株式会社(生保)

・楽天

楽天銀行(ネット銀行)、楽天生命保険(生保)、楽天損害保険(損保)

・オリックス

オリックス、オリックス銀行(ネット銀行)、オリックス生命(生保)、オリックス(損保)

 

まとめ ソニーの離職率とリストラ情報【転職の評判とホワイト企業度】

ここまでソニーの離職率、リストラ情報をはじめとする企業研究について書いてきました。本記事を参考に企業研究を進めていただき、一人でも多くの方が就職活動、転職活動により理想のキャリア、年収を獲得していただけることをお祈りしています。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。他の記事でも有益情報を発信していますので、ぜひ覗いてみてください。

 

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