仕事お悩み相談室

仕事でよくある事例やお悩みについて、解決方法やヒントについて考えてみたいと思います。

 

お悩み① 部下が仕事の分担に不満を持っています。

<相談者のお悩み>

先日、業務ローテーションに伴い業務分担を変えたのですが、「自分だけ明らかに仕事が多い。チームの中に暇な人がいる。」と不満をいう部下がいます。チームの業務分担をする際に部下に納得感、責任感を持って仕事をしてしてもらうにはどうしたらよいでしょうか。

 

<お悩みに対するコメント>

チームメンバーへの業務の割り振りというのは難しい仕事です。チームメンバーの多くは平等、公平に仕事を割り振ってもらえることを期待しているものですが、実際には個々のメンバーの実力、期待値、その他の事情等により、業務は公平には割り振られないものです。上司としてはできる人(例えば、そのできる部下をAさんとしましょう。)に多くの仕事を任せたり、重要な仕事を任せたいものですが、そういった仕事をただAさんに割り振るだけでは、Aさんは自分だけがたくさん働かされていると不満に思ってしまうでしょう。

そこで大事になってくるのが部下と業務分担について対話の時間を設けることです。業務分担を決めるのは上司の役割ですから最終的には上司が業務分担を決めるのですが、その前には必ず部下から業務分担についての希望を聞くようにしましょう。部下の希望を聞くときには「仕事だから必ずしも希望が通るとは限らないが、できる限り希望に近づくような分担にする」旨も伝えておくことが重要です。

また、業務分担を決めた後はチームメンバーにただ決定結果を伝えるのではなく、部下一人一人と面談の時間を設け、「なぜそのような業務分担にしたのか」「あなたにはどういう役割を期待しているのか」といったメンバーに納得をしてもらうための理由の説明や、「あなたならやり切れると思っている」といった励ましを伝えることが必要です。

チームメンバー一人一人は感情を持った人間であり、一人一人能力や性格も当然違います。業務分担はただ割り振れば良いというものではなく、メンバー一人一人に高いモチベーションで取り組んでもらえるかどうかが上司の腕の見せ所です。