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高島屋カードのポイント還元率、年会費、締め日は?海外旅行保険も付帯

本記事では高島屋でのお買い物時に驚きの8%のポイント還元率が得られるタカシマヤカード(高島屋カード)について、メメリットデメリット、ポイント還元率、年会費、締め日などをファイナンシャルプランナー(FP)資格の最高位であるCFPを持つ筆者がわかりやすく解説します。

タカシマヤカードは高島屋を頻繁に利用しているリピーターの方はもちろんですが、単発で数万円程度のお買い物を予定されている方でも作る価値があるクレジットカードです。一方で、カード作成後、2年目以降は年会費が発生しますので継続して利用しない場合は解約も視野に入れた使い方がおすすめです。

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高島屋カード(タカシマヤカード)のポイント還元率,年会費は?高島屋での買い物がお得に

高島屋カードの概要とメリットを20秒で解説

まずは高島屋カード(タカシマヤカード)の概要とメリットデメリットが20秒でわかるように簡潔にまとめました。

<高島屋カードの概要とメリットデメリット>

・還元率は0.5%~8.0%

・ポイントは高島屋のお買い物券などに交換可能

・年会費は初年度無料、2年目以降2000円(税別)

・国内旅行保険、海外旅行保険は利用付帯

・2回払い、ボーナス払いを選ぶとポイント還元率が下がるので支払いは1回払いを選ぶべき

それでは、ここから高島屋カードの詳細について解説していきたいと思います。

高島屋カードのポイント還元率は 0.5%~8.0%

ポイント還元率とは、「クレジットカードをいくら使うといくら分のポイントが貯まるか」の割合のことを言います。例えば、クレジットカードで10000円分のお買い物をして50円相当のポイントが貯まった場合には、50円÷10000円でポイント還元率0.5%ということになります。一般的なクレジットカードのポイント還元率は0.5%程度に設定されている場合が多いです。

 

高島屋カードのポイント還元率は利用シーンごとに異なり、整理すると以下のようになります。

 

<還元率0.5%>

・通常のショッピング

 

通常のショッピングでの還元率は0.5%と一般的なクレジットカードの水準で特筆すべき点はありません。なお、1伝票単位の金額200円ごとに1ポイントが付与されるので、200円未満の金額は切り捨てになりますので注意が必要です。

 

<還元率1.0%>

・高島屋でのショッピング(特価品、食料品、レストラン)

・高島屋オンラインストアでのショッピング(特価品、食料品)

 

高島屋でのお買い物のうち食料品や特価品などは1%の還元率となっています。なお、1商品単位の金額100円ごとに1ポイントが付与され、100円未満の金額が切り捨てられるので、商品の購入点数が増えると切り捨ての金額も増えていきますので注意が必要です。

 

<還元率8.0%>

・高島屋でのショッピング(特価品、食料品、書籍、各種商品券の購入は除く。)

・高島屋オンラインストアでのショッピング(特価品、食料品、書籍、各種商品券の購入は除く。)

 

高島屋でのショッピングの際にはポイント還元率は8.0%の高還元率となります。高島屋は高級品の取り扱いが多く単価の高い商品が多いので、一回のお買い物でかなりのポイントが貯まると思います。そのため1回の買い物のためだけにカードを作っても十分にメリットが受けられます。

 

ポイントの端数計算(1商品ごと100円未満が切捨)

クレジットカードのポイント還元率を比較するときには、ポイントの端数計算を注意してみる必要があります。端数計算は細かい点ではありますが、コンビニで細かい買い物をするのにクレジットカードを利用していると、積もり積もって大きな違いになります。

 

タカシマヤカードのポイントの端数計算について見てみると、1商品単位の金額100円ごとに8ポイントが付与され、100円未満の金額が切り捨てられるので、商品の購入点数が増えると切り捨ての金額も増えいますので注意が必要です。また、2回払い、ボーナス払い、回数指定分割払は還元率が1,0%に下げられてしまいますので、高島屋でのお買い物時には一括払いを選択しましょう。

 

高島屋カードのポイントの交換先、使い道

タカシマヤカードは2,000ポイントごとにポイント交換ができます。高島屋でのショッピングの場合、還元率は8.0%となっていますので、単純計算では25,000円の買い物をすればお買い物券やオンラインポイントに交換をすることができることになります。

 

・2,000ポイントごとに高島屋のポイント交換機で高島屋のお買い物券に交換可能

・2,000ポイントごとに高島屋オンラインストアで利用可能なオンラインポイント2,000円分に交換可能

 

また、高島屋のお買い物券2,000円分はANAマイレージクラブのマイル500マイルに交換することも可能ですので、タカシマヤカードの利用でANAのマイルを貯めることも可能です。高島屋のお買い物券をマイルに交換する場合は、タカシマヤカードカウンターにタカシマヤカードとANAマイレージクラブカードを提示して申し込みをします。

 

ポイントの有効期限と失効ルール

ポイントの積立期間は入会月から1年ごとで、積立期間が終わって4か月後にポイントが失効します。毎年、2,000ポイント未満の部分が失効してしまうのでややポイントの無駄が多くなってしまいますね。

 

なお、タカシマヤカードのポイントで入手した高島屋のお買い物券には有効期限はありませんので、貯めたポイントは早めにお買い物券に交換しておくと良いでしょう。

 

海外旅行保険は「利用付帯」タイプ

タカシマヤカードの海外旅行保険は、「利用付帯」と呼ばれるタイプの海外旅行保険で、タカシマヤカードで特定の旅行費用代金を支払った場合のみ海外旅行保険が適用になります。

 

例)海外ツアー旅行の代金をタカシマヤカードで支払った場合など

 

<補償内容>

補償内容としては、一般的なクレジットカード付帯海外旅行保険の内容となっています。

・障害死亡、後遺障害(最高2000万円)

・障害治療費用(最高100万円)

・疾病治療費用(最高200万円)

・賠償責任(最高2000万円)

・救援者費用(最高100万円)

・携行品損害(最高10万円)

 

国内旅行保険は「利用付帯」タイプ

タカシマヤカードには国内旅行保険も付帯されていて、こちらも「利用付帯」と呼ばれるタイプのものです。

 

タカシマヤカードで特定の旅行費用代金を支払った場合のみ国内旅行保険が適用になります。

 

<補償内容>

・障害死亡、後遺障害(最高1000万円)

・障害入院保険金日額(1500円)

・障害通院保険金日額(1000円)

 

高島屋カードにはショッピング保険は付帯なし

高島屋カードにはショッピング保険は付帯されていません。

 

高島屋カードで選べる支払い方法

高島屋カードで支払方法を下記の中から選択することができます。高島屋カードでメリットを得るためには、金利手数料が掛からずにポイントを多く貯めれる1回払いを選択するようにしてください。(2回払い、ボーナス払いの場合、ポイント還元率が下がってしまいます。)

 

<金利手数料なし>

・1回払い

・2回払い

・ボーナス払い

※2回払い、ボーナス払いの場合、高島屋でのお買い物時の還元率が1%に低下。

 

<金利手数料あり>

・リボ払い

・回数指定分割払い

※回数指定分割払いの場合、高島屋でのお買い物時の還元率が1%に低下。

 

高島屋カードの締め日と支払日

高島屋カードでは、利用金額の締め日と支払日は以下のように設定されています。

 

<締め日>

請求金額の締め日は毎月10日

 

<支払日>

支払日は締め日の翌月4日(銀行休日の場合は翌営業日)

(例)

わかりやすく例をあげると、6月11日~7月10日の間のカード利用代金を8月4日に支払うイメージになります。

高島屋カードの締め日と支払日のイメージ図

入会費、年会費、解約手数料などの費用は?

<タカシマヤカードを保有すると掛かる費用>

入会金無料
カード発行手数料無料
年会費2年目以降
2,000円(税別)
解約手数料無料

入会金、カード発行手数料、解約手数料は無料となっていますが、年会費については2年目以降に2,000円が掛かってきますので注意が必要です。高島屋で定期的に買い物をしない場合には、買い物をするタイミングでカードを作成し、その後使用しないようであれば年会費を払う前に解約をするという方法もあります。

 

高島屋カード(タカシマヤカード)で選べる国際ブランド

american express

高島屋カードは、VISA、JCB、AmericanExpressの3種類の国際ブランドの中から選択することができます。日本のクレジットカードでは数少ないAmericanExpressを選択できるカードの一つです。

高島屋カードの申し込み資格

高島屋カードの申し込みをしてカード審査を通るためには以下の資格を満たしている必要があります。

 

<申し込み資格>

・満18歳以上の方で安定した収入のある方、またはその配偶者

・学生の方(高校生を除く)

・日本国内にお住まいの方

 

高島屋カードのポイント還元率、年会費、締め日のまとめ

ここまで見てきたように高島屋カード(タカシマヤカード)は、高島屋で定期的にお買い物をされる方や大きなお買い物を予定されている方にご検討いただきたいカードです。

 

注意点としては、2年目以降は年会費が掛かってきますのでまずは1年使ってみて、その後2年目以降も継続するか検討という方法もあります。

 

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この記事を書いている人

モチタケ

・資産5000万円ほどを運用する個人投資家
・平日は東証一部上場企業本社のファイナンス担当(転職4社目)
・投資、副業、転職などのノウハウを配信
・東京都在住、ネコが好き

【保有資格】
・日商簿記1級
・税理士試験(財務諸表論、法人税法)
・CFP(ファイナンシャルプランナー)
・TOEIC900 など

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