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投資信託とは? 利回り、手数料、分配金など初心者に知ってほしい投資信託の選び方のポイント

「投資信託」とは、多数の投資家からお金を集めて一つの大きな資金にして、それを専門の運用機関が株式、債券、不動産などに投資・運用をして、その投資から得られた収益を資金を出してくれた投資家に分配する仕組みのことをいいます。

 

 <投資信託の仕組み(図)>

投資信託の仕組み

 

 

投資信託のメリットとデメリット

投資信託の市場は積立NISAなどの税制も追い風委になり、2019年現在、商品数は約6,000種類、約6兆円の資金が運用されています。(一般社団法人 投資信託協会HPより)

 

そんな投資信託ですが、投資商品としてどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。

 

メリット

・一人一人の投資家は少ない資金(1万円程度)からでも投資ができる

・専門の投資家が投資、運用をするので個人では手が出しにくい不動産や海外資産にも投資できる

 

 

デメリット 

・元本保証商品ではない。(運用で損が出た場合、お金を出した投資家が損失を被る)

・手数料が掛かる(売買手数料+毎年一定の%)

 

 

投資信託の種類

投資信託の種類

投資信託は2019年現在約6000種類の商品が販売されていますが、投資信託にはどのような種類があるのでしょうか。

 

投資対象

投資信託は商品ごとにどのような投資対象に投資をする商品かが決められており、代表的な投資対象には以下のようなものがあります。

 

海外の資産や不動産など個人ではなかなか投資が難しい商品にも投資信託を利用することで投資をすることが可能になります。

 

・国内株式

・国内債券

・海外株式

・海外債券

・国内不動産

・海外不動産

 

 

運用方針

投資信託はその運用の方針によりアクティブ型とパッシブ型と呼ばれる種類があります。

 

どちらのタイプが優れている、という決まったものはなく投資をする方ひとりひとりの考え方に基づいてどちらかのタイプを選ぶことになります。

 

①アクティブ型

アクティブ型の投資信託は、投資信託を運用するファンドマネージャーが自らの知見に基づき投資商品を積極的に売ったり買ったりすることで、よりよいリターンを求めるタイプの投資信託です。

 

しかし、ファンドマネージャーがより積極的に運用に関与するため手数料が高くなる傾向があり、また運用がかならずしも成功するわけではないというところに注意が必要です。

 

②パッシブ型

パッシブ型の投資信託は、決められた運用方針に従って粛々と投資を進めていくタイプの投資信託で、より高いリターンを求めるというよりかは日経平均株価やTOPIXなど特定の指数に連動した投資成果を目指すタイプの投資信託です。

 

パッシブ型の投資信託は、システムチックに売買を行っていくためアクティブ型の投資信託に比べ手数料が低く抑えられているケースが多いです。

 

 

投資信託の選び方

いざ投資信託を購入することになった場合にはどのように商品を選べばいいのでしょうか。

 

投資信託を購入するときのポイントには以下のようなものがあります。

 

 

選び方① 手数料などのコストはどれだけ掛かるか

投資信託は投資資金を預けて運用をしてもらう仕組みなので、投資を依頼することによる手数料が発生します。

 

せっかく投資信託を調べて購入をしても、手数料で資産が減ってしまっては元も子もありません。

 

投資信託を購入、保有することで掛かる手数料は必ず把握しておきましょう。

 

 

・売買手数料、信託財産留保額

売買手数料、信託財産留保額は投資信託の買付や売却に際して掛かる手数料です。

 

投資金額の0~3%程度が一般的ですが、最近ではノーロードと呼ばれる売買時に係る手数料が無料の投資信託も増えてきました。

 

 

・信託報酬

信託報酬は、投資信託の運用に係る手数料のことで投資信託を保有している期間はずっと手数料が発生します。

 

投資信託の基準価格に対して年〇%といった形で決まれられているケースが多いです。

 

いくら運用成績が良い投資信託を購入しても信託報酬が高い場合には、手数料によって資産を目減りさせていることになるので信託報酬は少しでも低い商品を選ぶことが重要です。

 

 

選び方② 基準価格の推移を確認

投資信託には株式投資における株価と同じように、基準価格と呼ばれる価格があります。

 

各投資信託ごとに運用収益が出たり、手数料が差し引かれたりすることで基準価格は上がったり下がったりします。

 

この基準価格が低いときに投資信託を購入し、高いときに売却することで投資家には儲けが出ることになります。

 

投資信託の基準価格の推移を確認して、収益が出そうな投資信託を選びましょう。

 

 

選び方③ 信託財産はどれだけあるか

信託財産とはその投資信託にどれだけの金額が集まっているかを示すものです。

 

一概には言えませんが、投資信託の運用会社はお金が集まっていない投資信託よりもお金が多く集まっている投資信託の運用に力を入れるでしょう。

 

従って、あまりにも信託財産が少ない投資信託は管理に力が入れられていないケースもありうるためお勧めはしません。

 

 

選び方③ 見せかけの分配金に惑わされない

投資信託の多くは、月ごとや年ごとに分配金が支給されます。

 

商品の中には、「10000円の元本で毎月50円の分配金!」のように高い分配率を売り文句にした商品がありますが、こういった商品には注意が必要です。

 

投資信託の分配金は、必ずしも運用で儲かったから出しているわけではなく、投資元本を切り崩して出しているケースもあるためです。

 

つまり、実際には投資信託の運用で収益が上がっていないにも関わらず(場合によっては運用損となっているケースも。)、預かった投資資金を分配金として返却し、投資に詳しくない初心者にあたかも投資信託が儲かっているように見せるケースもあるのです。

 

こういった商品は正しい投資の知識を身に着けて回避していかなければいけません。

 

 

投資信託はどこで買うのが良いか

投資信託は証券会社や銀行を通じて購入することができます。証券会社や銀行の窓口で購入する場合とネット取引で購入する場合でそれぞれメリットと注意点がありますので確認しておきましょう。

 

<証券会社、銀行の窓口>

メリット

・自分の知らない商品や市場動向に関する情報、アドバイスが受けられる

・窓口で担当者を通さないと買えない商品がある

 

デメリット、注意点

・アドバイス内容が営業目的で、顧客のためになっていないケースがある

・担当者の知識レベルが高くない場合がある

・自分の意向に合わない商品を勧められることがある

・ネット取引と比べると手数料が高い

 

銀行や証券の窓口等で営業マンを通じて投資信託を買う場合、顧客の利益にならないような商品を勧められることがあるというのがこれまで大きなデメリットとしてあり、これが日本で投資が普及しない原因の一つでもありました。これは日本の投資信託が商品の販売時に購入価格の1~3%の手数料を取るという仕組みの商品が主流であったため、金融機関としては投資信託を販売さえすればよく顧客に儲けが出るかどうかが二の次になってしまっていたのです。また、金融機関ではさらに顧客から手数料を取るために、投資信託の乗り換え(保有する投資信託を売却し、新たな投資信託を購入すること。新たな投資信託を購入する際には購入手数料が取られる。)を勧めることが多くこれが顧客本位の営業・アドバイスになっていないと長い間問題になっていました。しかし、最近では金融機関が営業目標を手数料から、保有資産残高に切り替えを進めてきており、今後徐々に顧客本位の営業に変わっていく可能性があります。

 

 

<証券会社、銀行のネット取引>

メリット

・窓口での取引に比べ手数料が安い

 

デメリット、注意点

・投資商品は自分で情報収集をして見極める必要がある

 

 

 

まとめ

投資信託は、小口で投資が可能な金融商品として広く出回っています。

 

一方で適切な金融の知識がないといつのまにか運用損が出ていたり、手数料をたくさん取られてしまった、ということもあります。

 

実際に投資を始める前には基本的な知識を身に着けてから、投資をしてみるとよいでしょう。