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転職サラリーマンKenのビジネス&マネーブログ

転職は慎重に。決断する前に考えておきたい得るものと失うもの

転職についてよく言われることではありますが、やはり転職は慎重に行うべきです。

 

転職は慎重に

 

私自身、新卒から2回の転職活動を経て現職があるわけですが、転職はできることならばしない方が良いですし、今の会社に新卒で入社した人たちをうらやましく思うこともあります。

 

現職に不満があるときには転職によって得られるもののことばかり考えてしまいがちですが、転職をすると必ず失うものと得るものがあります。

 

更に言うならば、転職においては失うものは確実に失いますが得たいものが本当に得られるかは入社するまで、または転職してから何年も働いてみなければわかりません。

 

しかし、社会人人生をより良い方向に変えていくにはリスクをとってでもチャレンジをしていかなければ何も変わらないのもまた事実です。

 

転職で得られるものと失うものを天秤にかけ、動くべき時期を見極めて転職にチャレンジして頂ければと思います。

 

転職で失うもの

・現職での人脈、信頼関係

転職をするとこれまでの会社での人間関係はすべて失うことになります。これはそれまでの会社でまじめに働いてきた人ほど失うものは大きいと言えるでしょう。また、新卒で入社したときには同期社員がいて心強かったと思いますが、転職先には同期はもういません。自分の力で会社を渡っていく心意気が必要になります。

 

・その会社特有の仕事の進め方やノウハウ

これは自分で思っている以上にいろいろなことがあると思います。電話の取り方、メールソフトの使い方、その他の業務システムの使い方など業務に関係する部分から、有給休暇の取得方法やボーナスの算定期間、退職金制度などなど、これまでの会社では当たり前のようにわかっていたことが、次の会社ではすべてわからなくなります。しかも、新卒入社の時のように丁寧な研修はほとんどの場合期待できません。こういったひとつひとつのことを、職場の人に忙しい時間を縫って教えてもらい覚えていかなければいけません。組織で仕事をしていく上では、自分の仕事について精通しているだけでなく周辺領域の業務(だれが何をどうやっているのか)を知っていなければ大きな仕事はできないのです。

 

 

転職で得られる(可能性がある)もの

・より良い人間関係

様々なアンケートで転職理由を見ると必ずと言っていいほどあげられる人間関係の問題。転職活動をすることによってより良い人間関係が得られる可能性はありますが、こればかりは入社してみないとわからず、また相性というものもありますので必ずしも好転するかどうかはわかりません。

ここでひとつ考えておくべきことは、転職により参画することになる職場は多くのケースで前任が退職した職場になる、ということです。ですから産休や異動により欠員がでたのであれば問題はありませんが、何らかの理由により退職者が出ている場合には人が一人以上辞めるだけの要因がある職場に飛び込むことになるのです。

 

・より良い報酬

転職先の給与レンジが現職よりも高い場合には、転職により年収アップが実現可能な場合もあります。しかし、転職者を受け入れる会社の立場になってみると、実力未知な人を入社させるのですから、あまり高い年収を提示するのはリスクになります。すると転職先での年収も、前職での年収をベースにして決定されるので大幅な年収アップというのはまれなケースだと考えておいた方が無難です。

 

・ワークライフバランス

転職理由として「残業をへらしたい」「休日をしっかりとりたい」というのもよくあるケースです。しかし、転職者は多くの場合、欠員補充や事業拡大による人員不足により迎えいれられることになります。それはどういうことかというと、転職者が飛び込む職場はかなり高い確率で業務をあふれるほど抱えた忙しい部署だということです。ですから、転職者が「そこそこの仕事量で落ち着いた生活を」という希望をかなえられる可能性はかなり低いというのが現実と言えそうです。

 

 

まとめ

ここまで書いてきてどれも事実ではありますが、転職希望者の心を折る内容になってしまっている部分もありますが、それだけ転職活動にはリスクが伴うものだということです。ですから安易な転職はするべきではないですし、その会社で得られる経験はできるだけ経験してから退職するのが望ましいです。

そうはいっても早く脱出すべきブラック企業が日本には多くあるのも事実ですし、働きすぎで健康を失ってしまっては元も子もありません。転職活動に臨まれる皆様にはぜひ強い覚悟をもってよりよい未来を得るため頑張ってほしいと思います。